【MAN.CITY×Brighton】シュート28本、パス成功率92%…完勝マン・シティ、ついに定位置へ!
この日も、先週のカーディフ戦と同じような「マン・シティあるある」。前半のボールポゼッションは79%、90分で81%と圧倒的に押しながら、最初のゴールが決まるまでに30分を要しました。3分にダヴィド・シルヴァが左サイドを崩してファーにクロスを挙げると、3人に囲まれたスターリングが後方のベルナルド・シウヴァへ。左足のアウトにかけて浮かしたボールを、アグエロがオーバーヘッドで叩きますが、ダフィーが体を張ってブロックし、先制を許しません。今季プレミアリーグで6戦4発と好調のアグエロには、この日もゴールの予感が漂っています。
長いボールが左右のウイングに届くと、その内側をMFが縦に走り、よりゴールに近いエリアからグラウンダーを狙うあたりがいかにもマン・シティ。ブライトンは全員が自陣にこもり、ドローと敗戦の2択しかないせつない時間を過ごしています。23分にスルーパスを受けたスターリングがダイレクトで折り返すと、アグエロはボレーをうまくミートできず。26分に中央に斬り込んだサネは、右足のシュートをGKマシュー・ライアンの正面に打ってしまいます。
ハーフコートマッチを続けていたマン・シティのゴールは、カウンターから生まれました。右サイドに長いボールを入れてラインを上げたアウェイチームは、中盤で競り合ったボールをベルナルド・シウヴァに奪われてしまいます。前線に残っていたアグエロが縦パスで反転し、すかさず左のサネへ。ボックスに持ち込んだレフティが速いグラウンダーをファーに通すと、走り込んだスターリングがスライディングボレーでゴールを陥れました。
こうなると、しんどいブライトン。ボックスとバイタルエリアに9人を配して守るチームは、どこかで出ていかないと勝ち点を得られなくなりましたが、ラインを上げれば鋭いカウンターの餌食になる可能性が高まります。39分、ベルナルド・シウヴァのパスを受けたスターリングが、2人をかわしてボックス右でフリーになりますが、ニアに放ったシュートはマシュー・ライアンがセーブ。44分にフェルナンジーニョがゆっくりしたモーションから打ったロングシュートは、守護神が落ち着いて右に弾き出しました。
後半も、マン・シティが押しまくるワンサイドゲーム。48分のカイル・ウォーカーのミドルは左に逸れ、55分にジンチェンコが左足で狙ったシュートはGKが正面でキャッチします。ベルナルド・シウヴァがファーに浮かした得意のアーリークロスは、サネがヘディングを叩きつけすぎてクロスバーの上。58分の猛攻は圧巻でした。サネのクロスのクリアをダヴィド・シルヴァが拾い、右のアグエロにパスを通すと、強烈なシュートはダンクがブロック。このこぼれ球を直接叩いたダヴィド・シルヴァの決定的な一撃は、マシュー・ライアンが大きく上に弾きます。マン・シティが、勝負を決める追加点をゲットしたのは65分。ハーフライン付近でドリブルを開始したアグエロが、3人を抜き去って左のスターリングに預けると、完璧なリターンが足元に届き、エースはイージーなボレーを流し込むだけでした。
シュート数は28対4、オンターゲットは8対1。マン・シティのパス成功率は92%という高率です。どこをどう見ても、ブライトンはノーチャンスでした。アグエロは、エティハドで行われた直近のプレミアリーグで11試合15ゴール。ブライトンがアウェイゲームを最後に勝ったのは2017年11月のスウォンジー戦で、以来17試合を5分12敗です。勝つべくして勝った昨季王者は、ミッドウィークのホッフェンハイム戦を経て、いよいよリヴァプールとの6勝1分対決を迎えます。昨季のCLでダブルを喰らったリベンジを果たすか、あるいは屈辱の4連敗か。今週のチェルシーVSリヴァプールと同様に、息をつく暇もない好ゲーム必至です。
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更新有難うございます。
メンディ、デ・ブライネが戻れば最強でしょうが、今の11人から誰かがスタメンから外れるとしたら、それも残念です。
ベルナルド・シルバ、ギュンドアン、マフレズ、スターリング、サネ、皆成長し続けてるのが嬉しいです。
ホッフェンハイム→リヴァプールの連戦は前半の山場なので力が入ります。ただ、アウェイでリヴァプールに負けたからと言って全てを失うわけでもありません。makotoさんのおっしゃる通り、チェルシーvsリヴァプール以上の素晴らしいゲームを期待します。
CL初戦落としたのでホッフェンハイムとやるときはベストメンバーでしょう
ここで苦戦するとリバプール戦に響きそうです
シティ対リバプールは常に面白いので期待してます