【MAN.UTD×Newcastle】絶体絶命の指揮官を救ったのは、ポグバ、マルシアル、アレクシス!
マン・ユナイテッドがボールを支配し始めた7分、先制は何とニューカッスル。ハーフライン付近にいたアヨゼ・ぺレスが縦にスルーパスを通すと、アシュリー・ヤングをあっさりかわしたケネディが、コントロールショットを左隅に流し込みました。さらに9分、右サイドからのシェルヴィのクロスをゴール前で受けたのは武藤嘉紀。アシュリー・ヤングを背負ってトラップした日本代表は、鋭いターンで右に反転すると、デ・ヘアの脇を抜く強烈な左足シュート!プレミアリーグ初ゴールがオールド・トラフォードという鮮烈なアピールに、アウェイサポーターは狂喜乱舞です。
18分、右隅を狙ったシェルヴィのミドルはデ・ヘアがセーブ。モウリーニョ監督は、バイリーを下げてマタというギャンブルに出ました。右からのグラウンダーを受けたアヨゼ・ぺレスの前にはスペースがあり、簡単にミドルシュートを打たれてしまいます。デ・ヘアが正面でキャッチし、3点めはならなかったものの、ホームチームにとっては危険なシーンでした。22分、右サイドに流れたルカクがゴール前に完璧なクロスを入れると、走り込んだラシュフォードの決定的なヘッドは左にアウト。2分後、左足で放ったポグバのミドルは、相手に当たってしまいました。30分を過ぎても0-2。ピッチの脇ではアレクシス・サンチェスがアップを続けています。
34分、ニューカッスルに3度めの決定機。ロングフィードのクリアが再度ゴール前に上がると、マクトミネイと入れ替わった武藤が至近距離から強烈なヘディングシュートを放ちました。信じられない反応を見せたデ・ヘアのビッグセーブに阻まれますが、元気な13番はもう1発あるかもしれません。41分、シェルヴィのFKがアシュリー・ヤングが開いた腕に当たりますが、PKを取られず助かりました。ディアメのミドルはデ・ヘアがキャッチし、ルカクをポストに使ったポグバのボレーはドゥブラフカがセーブ。前半が終わった瞬間、オールド・トラフォードは当然のブーイングです。
モウリーニョ監督は、CBに下げていたマクトミネイも諦め、フェライニを投入しています。47分、ポグバの素晴らしいロングフィードが最前線のマルシアルに届きますが、飛び出したドゥブラフカが先に追いついてがっちりキャッチ。マタのクロスをトラップしたラシュフォードは3人に囲まれ打ち切れず、マンキージョにクリアされてしまいます。50分、CKからのポグバの強烈なミドルは、ディアメの足に当たって入るかと思われましたが、ドゥブラフカが素晴らしい反応で左に弾き出し、リバウンドを枠に入れればよかったマティッチが嘘のようなミスキック。マルシアルが左から仕掛けた53分のチャンスは、マタのボレーがわずかに左に外れます。
56分、スローインからのポグバのクロスは、ラシュフォードの頭にぴったりでしたが、ヘディングは左に逸れてしまい、スタンドのため息を誘います。57分、スモーリングを簡単にかわしたケネディの一撃はクロスバーの上。CBポグバというスクランブルは、残り30分を切っても結果が出ません。67分にラシュフォードに代わってアレクシス・サンチェスが入ると、足を痛めたケネディが下がってマーフィー登場。70分、マタが右からのFKをニアポスト際に沈め、マンチェスター・ユナイテッドがようやく1点差に迫りました。
71分、ボックス左でマティッチと競り合った武藤が粘って中に入れると、マット・リッチーのヒールはデ・ヘアがキャッチ。ここから、ホームチームの怒涛のアタックが始まりました。左からのポグバの浮き球をアレクシスが落とし、フェライニがニアを狙うとドゥブラフカがビッグセーブ。CKからのスモーリングのボレーも大当たりのGKに阻まれますが、76分の左からの崩しは完璧でした。マルシアルがボックス左のポグバに預けると、ヒールで流した文句なしのリターンが11番の足元へ。ニアを狙った鋭い一撃は、さすがの守護神も触れませんでした。
武藤嘉紀は、78分にアツにチェンジ。押し続けたマン・ユナイテッドがついに逆転したのは、90分でした。ボックス右に入ってルカクのパスを受けたポグバが、右のアシュリー・ヤングにクロスを上げさせると、ヘッドで叩き込んだのはアレクシス・サンチェス!今季プレミアリーグでノーゴールだった7番が、重要な場面で結果を出しました。5分の追加タイムも攻め続けたマン・ユナイテッドが、レスターとの開幕節以来のホーム勝利でプレミアリーグ8位に浮上しました。
最悪の前半、最高の後半。ハーフタイムのスコアのままで終わっていれば、モウリーニョ監督に次の試合はなかったかもしれません。マタのFKが合図だったかのように、最終ラインにいたポグバがポジションを上げ、ゲームを支配しました。マルシアルに決めさせたアシストはエクセレント。神出鬼没のポジショニングで左右をうまく使い、最後にアシュリー・ヤングのクロスを引き出しました。ポグバ、アレクシス、マルシアル…モウリーニョ監督との確執のニュースや移籍話が絶えなかったアタッカーたちが、窮地に陥っていた指揮官を救った一戦。勝負強いマンチェスター・ユナイテッドを久しぶりに見せてもらいました。
次のチェルシー戦に勝てば、チャンピオンズリーグ出場権獲得に希望がつながります。今日の後半のようなサッカーを続けていただき、サッリ監督のチームと互角に渡り合ってもらえればと思います。持てる力を発揮すれば、プレミアリーグだけで年間10発を超えられるマルシアル&アレクシスの爆発に期待しましょう。2014年2月のニューカッスル戦でマタがFKを決めたときは、2週間後にモイーズ監督がクビになりましたが、今回は大丈夫ですよね…⁉
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
大丈夫ですよね…!?がフラグを立てたようにしか見えないw
サッリのチェルシーにはボコられて解任でしょうね。もはやモウリーニョとサッリじゃ手腕の差がありすぎる。
↑の方のように色々な意見はあると思いますが、いちプレミアファンとしては、負けても勝ってもナイスゲームと言えるような素晴らしい試合をしてほしいです!(^^)
問題の多いユナイテッドですが、この困難を乗り越えて素晴らしいチームになれたならと思います^^(個人的にモウの居るプレミアがより好きです笑)他人事の様で申し訳ありませんが、応援しています!!
>>サッリのチェルシーにはボコられて解任でしょうね
見事にブーメランでフラグ立ててますよw
昨シーズンのvsリバプールのホームゲームやvsシティのアウェイゲームとどちらも勝つと思われてなかったけど結果はご覧の通りだったわけですし、番狂わせが多いのがプレミアの最大の魅力の1つでしょうに
解任や不仲と色々騒がれてるユナイテッドですが今日の試合は最高でした。
攻撃陣にポテンシャルはあるんですがやはり守備が問題なんですよね。
そしてバイリーが使われない理由がよくわかる試合でもありました。あれだけ裏を狙われては怖くて使えないですね。
せめてまともなCBが後1人補強できていれば今季はまったく違った展開になっていたはずです。
冬の補強までにCL出場権狙える位置につけていることが今のユナイテッドの最大の目標なのではないでしょうか。
更新お疲れ様です
ここ最近のユナイテッドに関する報道を目にして、G.ネビルさんが明快な回答をしてくれてました。 私はユナイテッドファンではありませんが、納得の回答でした。
プレーもボードもいつから三流になったんでしょうか? 今の選手達からはユナイテッドの選手であるという誇りもプライドも感じられないですよね…憎たらしい程に強くしなやかな絶対的王者…でも嫌いにはなれない。 そんなユナイテッドを見れる日はまた来るのでしょうかと思いながら観戦してました。 とりあえず勝てて良かった…ですよね?
気を悪くしたら申し訳ないのですがファーガソンが凄かったのであってもともとボード陣は一流ではなかったと思います。またコーチなどもプライドだけは高くてモイーズ追い出してますし…
ファーガソンが辞めてからユナイテッドは同じ場所から動けてないと思ってますのでどうにかしてほしいです。
何だかんだでユナイテッドのパワープレーはやっぱり迫力があるなと、再認識させられた試合でした。
ユナイテッドの選手が外しまくっていたのと、ドゥブラフカが止めまくっていただけで、内容は劇的でしたがユナイテッドの必然的な勝利だったと思っています。
問題はニューカッスルですね。この酷過ぎる現実をどう解決するのかが気になります。攻守で頑張っていた武藤が贔屓目なしに良かったので、武藤の為にも頑張ってもらいたいんですけどねぇ…
やはりこのチームはフェライニありきだと再認識しました
更新ご苦労様です。
前半だけ見ればニューカッスル勝利と思いましたが、チームでもぎ取った勝利ではないでしょうか。
不振にあえいでいたチームがこのような勝利をモノにすると素直に嬉しいですよね。
モウを変えて貰うチャンスだったのに踏ん張ってしまった。僕はむしろ負けて 新しい監督に変わって欲しかったので残念です。多分このまま同じ事の繰り返し。好転する事は無いと思います。今まで所属したチーム崩壊の画を見ればわかりますよね
一つだけ言えるのは監督を解任したいからチームに負けてほしいなんて言うやつはサポーターなんかじゃない。
ただの野次馬だ。
更迭論と擁護論、ここ数日は凄まじい意見と憶測が飛び交いましたね。
ニューキャッスル戦をかろうじて勝ったのは、首の皮が繋がった云々よりも、とりあえず監督とチームが曲がりなりにもまとまったという意義もあったと思います。
少し余裕が出たのか、或いはもう達観したのか、モウさんは「雨が降っても私のせい、ブリグジットの混乱も私のせい」と久々のモウ節を披露してくれました。日本流に言えば「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、みーんなおいらが悪いのさ」てなもんですかね。
やはり、モウリーニョには残ってほしいなあ。
武藤のコンパスで円を書いた様な素晴らしいシュートが炸裂し、二点ものビハインドを負ったユナイテッド選手達の覇気の無い顔が映されのを見て、なんだかこれ以上見る気を失って寝てしまいました。
朝起きて、結果をチェックしたら逆転勝ち!?
あわてて昨晩の続きを見ると、監督がどうのというより、選手達がプレーヤーとしてのプライドを蘇らせて、なんとかしたような印象を受けました。
確執だなんだ言うより、この俺達が負けるわけにはいかない!っていう選手達のハートを感じました。
強豪チームかくあるべし。
ユナイテッド、ここからエンジンかかるんじゃないですか?
嫌だなあ、折角調子崩してくれてたのに(笑)
勝てばよかろうの精神ですので結果が出て安心しています。
先日のCLから選手の意気込みが強く伝わるだけに何とか指揮官にも前を向いてほしいですね。
最悪の前半から持ち直したのは指揮官の手腕だと信じますので、どうかここから巻き返しを見せてほしいです。
モウリーニョのサッカーは自分から崩すのは苦手ですけど、ポゼッションしてくる相手には強いですから、案外対サッリにも分があると思いますけどね。
他チームのサポーターとしてはモウが監督やってくれる方が有難いですね