【Liverpool×MAN.CITY】マフレズPK失敗!両者とも決め手を欠いた首位攻防戦はスコアレスドロー!
さっそく両チームのスタメンをチェックしましょう。ホームチームのGKはアリソン、最終ラインはジョー・ゴメス、デヤン・ロブレン、ファン・ダイク、ロバートソン。中盤はヘンダーソン、ワイナルドゥム、ミルナー。前線はもちろんサラー、フィルミーノ、マネです。ペップは、最終ラインと前線をいじってきました。エデルソン、カイル・ウォーカー、ジョン・ストーンズ、ラポルテ、バンジャマン・メンディ、フェルナンジーニョ、ダヴィド・シルヴァ、ベルナルド・シウヴァ、スターリング、アグエロ、マフレズ。キックオフ直後から、両者とも厳しくプレスをかけ、ショートカウンターを狙っています。
4分、右から仕掛けたサラーが放った最初のシュートは、右のポストの外。レッズの敵陣でのインターセプトが続き、マン・シティ守備陣がゴール前に釘付けになっています。11分のCKにデヤン・ロブレンが競り勝つと、脇にいたマネは詰め切れず。13分になって、ようやくマン・シティが初めてショートカウンターを仕掛けますが、フェルナンジーニョのパスを受けたスターリングがクロスをカットされました。ここから徐々に、アウェイチームのポゼッションが増えていきます。後ろでパスをまわし、攻めどころを探すマン・シティに対し、レッズの前線は執拗にチェイス。28分、ミルナーがピッチに座り込んでしまいました。クロップ監督は、CLのナポリ戦で背中を痛めたナビ・ケイタを急遽投入します。
スターリングはジョー・ゴメスが完封。サラーが中に切り込むシーンはありません。前半終了間際にサラーがボックス手前でキープしたシーンも、フィルミーノへのヒールパスをラポルテがカットしました。あっという間に前半が終わり、リヴァプールのシュートは開始早々のサラーのみ。マン・シティは1本もありませんでした。後半開始からしばらくは、レッズのポゼッション。50分、ヘンダーソンが右のジョー・ゴメスにロングフィードを入れると、中に斬り込んで放った左足シュートはDFにヒットしてしまいます。ロバートソンとジョー・ゴメスが上げる左右からのクロスに、マン・シティ守備陣は冷静に対応しています。
61分、ボックス左に流れてきたマフレズに、ダヴィド・シルヴァのパスが通ると、ロバートソンをかわして放ったシュートはポストの右にアウト。マフレズは、この直後にも右からドリブルで仕掛け、右足でシュートを放つもアリソンの正面です。63分、右サイドのジョー・ゴメスからサラーにボールが渡り、左足で巻いたシュートはエデルソンがキャッチ。65分、ペップはアグエロに代えてガブリエウ・ジェズス。69分に最前線のサラーにロングボールが届きますが、左足のシュートはバーの上に浮いてしまいました。
72分、クロップ監督はフィルミーノを下げ、スタリッジで勝負。75分、ジョー・ゴメスの裏を取ったベルナルド・シウヴァのクロスも、右からニアを狙ったマフレズのシュートも、アリソンが触ってゴールを許しません。76分、スターリングが下がってレロイ・サネが左サイドへ。両者とも決め手がないまま、残り時間は10分を切りました。85分、ダヴィド・シルヴァのスルーパス。ここまで冷静だったファン・ダイクが、サネのドリブルを強引にカットしようとして足を引っかけてしまいます。PKを蹴ったマフレズは、アンフィールドの雰囲気に呑まれたのか、左に打ち上げる痛恨のミスキック!ジョー・ゴメスのロングスローでファン・ダイクがゴール前に上がるなど、最後まで攻めようとしたレッズですが、クロスは味方に届かず、スコアレスのままタイムアップの笛が鳴りました。
まずは、両者の素晴らしいプレスと統率された最終ラインを称えたいと思います。あのシーン以外はほぼ完璧だったファン・ダイクは、ボールに足を出さずに中を切るべきでした。キッカーを志願したといわれるマフレズは、直近のPK4回のうち3つを失敗しており、オーダー通りにガブリエウ・ジェズスが蹴っていたほうがよかったでしょう。ペップと選手たちにとっては、悔やまれる勝ち点1でした。クロップ監督は、スタリッジのワンタッチゴールに賭けるなら、多様なキックを蹴れるシャキリとワンセットだったのではないでしょうか。昨季プレミアリーグ得点王のサラーはドリブルもシュートも迫力を欠き、バンジャマン・メンディやフェルナンジーニョに抑えられていました。11番を諦め、スイス代表のレフティにゴールに向かうボールを蹴らせていれば、ゴール前で紛れが起こったかもしれません。
上位3チームがつぶし合いとなり、苦しみながら戦っていたノースロンドン勢は勝ち点2差まで迫ってきました。混戦大好きな私としては、最高に楽しい展開です。マンチェスター・ユナイテッドは、勝ち点7差ですか…。チームが好調なら、「この時期の7差は絶望的なギャップではない」とうそぶくところですが、9節のチェルシー戦で勝ち点をゲットするまでは静かにしておきましょう。10節にはスパーズVSマン・シティ、11節はアーセナルVSリヴァプール。いずれも素晴らしい試合になりそうで、想像するとぞくぞくします。8節を終えたプレミアリーグは、インターナショナルマッチウィークで小休止。今まで以上に長く感じられそうな2週間が始まります。
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前節同様、緊張感の高い試合でした。PK失敗には助けられたものの、それ以前に取られてもおかしくないシーンがあったので何とも言えないところ。ゴメスがオーバーラップし始めてからリズムが変わりましたが、絶好機と呼べるチャンスは無かったと思います。負けなくて良かった。その一言に尽きます。心臓にも胃にも悪いゲームでした。
更新有難うございます。
PKとなった時点で勝利を確信しましたが、キッカーマフレズで嫌な予感が、そして予感的中(泣)。フェルナンジーニョかジェズスで良かったかな?
ただし、試合展開としてはペップの戦術が奏功しレッズの前線を抑えながらも果敢に攻めて、素晴らしいゲームでした。
ウォーカー、メンディーのスピードでなんとかマネとサラーを押さえ込みました。
シティのホームゲームの頃にはデ・ブライネも戻っているでしょう。
チェルシーvsレッズ、レッズvsシティ、これくらいのハイレベルなゲームが増えればCLも期待が膨らみます。プレミア勢同士の決勝観たいなあ!
サラーは深刻ですね。
しばらく休ませた方がいいのかもしれません。
それとも今年の方が本来の力なのか?
一角が死んでいるためにスリートップの威力も半減。
今年は昨年とは違い守備でなんとか
勝点を稼いでいる状態。
チャンスらしいチャンスもないのはナポリ戦同様。
新戦力を早くフィットさせなければ
早々優勝戦線から脱落の匂いもしてきましたね。
ドルトムント時代と比べてクロップはローテーションをしなくなりましたね。
それだけスタメンの選手とベンチの選手の差があるということかもしれませんが。
怪我人が増える1月ごろにまた急失速するような気がします。
シティが守備的に戦うとは思わなかったです
リバプールのカウンターを常に警戒しながら攻撃をしていたように感じます
そのせいかいつもより攻撃に迫力がありませんでした
フェルナンジーニョ が低調のときはストーンズ、ベルナルドを近くに置いておくのもありですね
アンカー補強ができていればと思いました
冬の移籍で誰か獲得するのではないでしょうか
走って戻っていったクロップ監督がハーフタイムに何を指示したのか、後半は一層攻撃的なチームになりました。
アリソンやファンダイクは世界最高の域にいますね。世界最高を自称するロブレンも素晴らしいプレーを見せました。エースがスランプでも首位。素晴らしいことです。
中盤の質でマンシティを上回るのは難しいですが、この堅守の上にケイタとシャキリがフィットし、チェンバレンやララナが戻って来れば、去年と別次元のチームが出現します。大型補強のクロップ・レッズの完成を見守る、これは今シーズンのプレミアの目玉の一つですね
リバプールは大型補強もして、リーグ制覇が期待されてる分ローテーションしにくいみたいですね。優勝争いのライバルが例年のレベルのチームならできるんでしょうが、シティが勝点90台を超えるチームだと考えたら、アウェイだろうと引き分けすら許されないですからね。そのプレッシャーの中で戦い更にCLも油断できない中で続けるのは、例年とは比較にならないぐらいメンタルと肉体が消耗しそうです。
いつものシティよりは守備的だったかもしれませんが、トップ6の中でもかなり攻撃的だったと思います。
クロップは今季はタイトル欲しいでしょうからターンオーバーなしで行けるとこまで行くのかも。
後半の疲労や怪我人が懸念されます。
予想通りではありましたが試合序盤の鬼プレスにはヒヤヒヤさせられました。
昨季は真っ向勝負に行って3戦やられていますし現実的な戦術で良かったと思います。
ラインの裏さえケアしていればラポルテの守備に不安はなかったので、これから先の試合にも活かせるんじゃないかと。
Wシルバが素晴らしいプレーを見せている中でデブライネが戻って来たら中盤の構成にも注目ですね。
シティ、リバプール、チェルシーの直接対決の試合レベルになると、まるでカップ戦ファイナルのような、もう一瞬の隙をつけるかどうかの次元になってきましたね。
選手はもちろんですが、観ている方も大変です(笑)