【Liverpool×Newcastle】堅守健在!セットピースを活かしたリヴァプールが4発圧勝!
10分、左からのボールをボックスの角で受けたフィルミーノがマネを縦に走らせると、折り返しに合わせたシャキリのボレーはミートせず。その1分後にプレミアリーグ首位チームがあっさり先制します。シャキリのショートコーナーをロバートソンが中央に浮かすと、ラッセルズのクリアはデヤン・ロブレンの足元に落ちてしまいます。豪快なハーフボレーがゴール左に突き刺さり、アンフィールドは大歓声。レッズのパスまわしには、余裕が感じられるようになりました。19分、マット・リッチーが右から蹴ったFKが、ラインの裏に入った武藤嘉紀の頭に届きますが、コースを変えられなかったヘッドはアリソンの正面。直後にフィルミーノの浮き球でマネがドゥブラフカと1対1になりますが、最初のタッチが大きく10番はGKをかわせませんでした。
ポゼッションを取りながらもラストパスがつながらないホームチーム。ワイナルドゥム、フィルミーノ、アーノルドと展開した31分のアタックも、右からのグラウンダーがマネの後ろに出てしまいました。44分にシャキリが左足で巻いたFKは、ドゥブラフカが指先で上に出すビッグセーブ。武藤嘉紀とホセルを前に残し、8人で引いて守るニューカッスルがゴール前に鍵をかけ、前半は1-0のままで終わりました。レッズの追加点は48分。右からドリブルでボックスに入ったサラーがダメットに倒され、今季プレミアリーグ12発めとなるPKを左隅に決めました。
53分、シャキリのインターセプトから3トップがスプリントしたショートカウンターは、右から持ち込んだマネがフリーの2人にラストパスを通せず。クロップ監督は62分にワイナルドゥムを下げ、ファビーニョを投入します。66分にオーバーラップしたファン・ダイクは、アーノルドからのクロスに空振り。1分後にサラーが右サイドからニアに入れると、ひとりかわしたフィルミーノのシュートは角度がなく、ドゥブラフカがキャッチします。69分、フィルミーノに代わってスタリッジ。後半のニューカッスルは、残り20分を過ぎてもノーチャンスです。
ベニテス監督は73分にケネディを諦め、ユース上がりのロングスタッフがプレミアリーグデビュー。75分に左からクロスが上がり、飛び込んだヘイデンが右足で合わせますが、コースをコントロールできずにポストの右に外してしまいます。79分、アーノルドのクロスをファーでプッシュしたマネは止められますが、拾ったロバートソンが中に戻したボールがスタリッジ、ヘンダーソンとつながり、アーノルドを縦に走らせたパスがゴールを生み出しました。右SBの速いグラウンダーをシャキリが左足で合わせ、3-0。ロバートソンをナサニエル・クラインという余裕の交代の後、85分のCKをファビーニョがヘッドで押し込み、ついに4点差です。最後はアリソンがロングスタッフのシュートをビッグセーブ。ダメージの残らない試合運びで圧勝したレッズは、無敗で前半戦を終えました。
奪われた直後の寄せの速さ、アグレッシブな両SB、正確なプレースキック。勝利のポイントを3つ挙げてみました。ラストパスがなかなか通らなかったレッズですが、セットピースをものにして着実にゴールを重ね、完璧な守備で今季12回めのクリーンシート。19試合を戦って2失点以上が1度もない堅守は、前線からの粘り強い守備によるところが大きいと思います。次節は、いよいよアーセナル戦です。エメリ監督の勇敢なチームは、アリソンと4人のDFを慌てさせることができるでしょうか。注目の一戦には、攻撃的でフェアなバトルを期待しています。
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快勝でした!得点なかったもののフィルミーノ効いてました。守備陣も安定していたし、アリソンのビッグセーブは毎度のことですね。アーセナル、シティ戦が楽しみです!
ここに来て攻撃の調子が上がってきてるのが嬉しいですね。
年末年始の大事な2戦をこのままの勢いで2連勝できたらやっと優勝の文字が見える用な気がします。