【Chelsea×Saints】吉田麻也、最高!アザールを封じたセインツが貴重な勝ち点1をゲット!
セインツがようやく攻めに転じたのは、10分過ぎからでした。ウォード=プラウズのミドルシュートはクロスバー越え。12分にアスピリクエタが前線にロングフィードを入れると、モラタのヘッドはガンが落ち着いてキャッチしました。15分にアームストロングが左のセドリク・ソアレスに預けると、クロスを叩いたダニー・イングスのヘッドは枠にいきません。アザールの再三の仕掛けはつかまり、前線に入る縦パスもセインツの3バックがうまく対応しています。24分、ボックス右に入ったウィリアンが切り返しから左足を振り抜くと、コースに入った吉田麻也がブロック。34分にリュディガーのロングフィードがCBの裏を取ったアザールに通り、ガンと1対1になりますが、ぎりぎりまで動かなかったGKが体に当ててストップしました。
37分、ウィリアンが負傷リタイア。代わって入ったのは、腰痛が癒えたばかりのロフタス=チークです。40分のアタックは、カンテ、ロス・バークリー、モラタと左につながりますが、ストライカーのシュートをヴァレリーがカットして先制はなりません。前半は0-0。ハーゼンヒュットル監督は、ダニー・イングスをシェーン・ロングに代えて後半を迎えます。47分、アームストロングが右隅を狙ったミドルはケパがセーブ。アザールにワンチャンスしか与えていないセインツは、ラインを上げ過ぎずに中盤で10番を囲んだほうがいいでしょう。ゴール前に再三上がるボールは、吉田麻也が素晴らしい集中力でクリアしています。58分のダヴィド・ルイスのFKも、壁にヒット。直後にアザールがボックス左から放った一撃は、ガンが右に飛んでセーブしました。
66分、ジョルジーニョのミドルはガンが正面でキャッチ。サッリ監督は68分にロス・バークリーを見切り、負傷明けのセスクにアタックを託します。78分にロフタス=チークとモラタで仕掛けたカウンターは、スルーパスを受けたスペイン人FWの左足シュートをガンがセーブ。プレミアリーグ17位が、残り時間が10分を切っても0-0で粘っています。ハーゼンヒュットル監督は、勝ち点3をめざしているのか、89分にアームストロングをチャーリー・オースティンです。91分、アザールの突破は吉田麻也が止め、マルコス・アロンソのミドルはバーの上。93分のマルコス・アロンソの左足は枠にいきましたが、ガンが落ち着いてキャッチしました。0-0、セインツにとっては貴重なドロー。マン・オブ・ザ・マッチはアンガス・ガン…いや、吉田麻也でしょう!
首を振ったり俯いたりする仕草が多いモラタを見ていると、味方を叱り飛ばすこともあったジエゴ・コスタが懐かしくなります。控えにジルーがいれば代えたかったはずですが、ベンチにGKとDF4人では、サッリ監督は手の打ちようがありませんでした。ポゼッション72%ながら、アザールのドリブルとマルコス・アロンソのミドル頼みの単調な攻撃では、集中を切らさなかったセインツ守備陣を崩せず。新任のイタリア人監督は、直近のプレミアリーグ5試合で5ゴールの攻撃陣を立て直せるでしょうか。8日にはトッテナムとのカラバオカップ準決勝を戦うチームは、ここが正念場です。
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実現するかは知りませんが、イグアインの到着が待ち遠しいです。ベンチからも外されて、モラタ本人の士気も下がる所まで下がっていることでしょうし。
プリシッチに83億かけてる場合じゃないですよ、マリナさん(涙)
アザール 売却の準備がプリシッチらしいですね