【MAN.CITY×Wolves】呑まれたウルヴス…一方的に攻め立てたマン・シティが3発楽勝!
ウルヴスが早い時間に追いつければおもしろかったのですが、黄色いシャツは昨季プレミアリーグ王者をリスペクトするかのように後方に引いて、サネの突破に振り回されています。勝負を決定づける事件が起こったのは19分。ルーズボールを追ったボリのスライディングはボールにいっていたのですが、スパイクの裏がベルナルド・シウヴァの踝を削ってしまいました。CBの一発レッドで、ウルヴスはますます引くしかなくなります。25分、カイル・ウォーカーのクロスに飛び込んだガブリエウ・ジェズスがニアポストに激突しますが、大事には至らなかったようです。マン・シティのハーフコートマッチが続き、ウルヴスはハーフラインを越えることすらできません。
35分、ウルヴスがようやくカウンターを仕掛けますが、左からボックスに入ったホニー・カストロのラストパスは中に走ったジョッタに合わず。スターリングのグラウンダーを左足で合わせたガブリエウ・ジェズスは、タイミングを合わせられずに左に外してしまいます。39分、左からドリブルで強引に突破したスターリングが、ベネットに倒されてPK。接戦なら歓声が挙がるシーンですが、エティハドは何事もなかったように静かです。ガブリエウ・ジェズスが右隅に決めて2-0。戦況を見守るヌーノ・エスピーリト・サント監督は、敗者の表情です。
44分にダニーロのクロスに頭を振ったスターリングは、GKルイ・パトリシオの正面に飛ばしてしまいました。ハーフタイムにヒメネスを下げ、アダマ・トラオレを入れたポルトガル人指揮官に、攻撃がよくなるという確信はないでしょう。51分、スターリングとのワンツーでボックス右を崩したベルナルド・シウヴァがファーに折り返すと、フリーのサネは右足のボレーをミスキック。52分に右から快足を飛ばしたアダマ・トラオレは、グラウンダーを味方に合わせられません。55分のカイル・ウォーカーのミドルは、ルイ・パトリシオがキャッチ。サント監督の2枚めは、59分にジョッタをサイスです。
残り30分というタイミングでダヴィド・シルヴァをデブライネは、リードした際の予定行動でしょう。67分にベルナルド・シウヴァが左からクロスを入れると、クリアを叩いたデブライネの強烈なボレーは左に逸れていきます。72分にジョアン・モウティーニョが下がり、18歳のモルガン・ギブス=ホワイトが登場。ペップは75分にサネを休ませてギュンドアンを投入し、1分後にはガブリエウ・ジェズスをアグエロです。78分、デブライネが左から入れた高速クロスをコーディーが見事なヘッドで右隅に押し込んでしまい、3-0。ホームチームのサポーターでも、タイムアップ後の混雑を避けて家路を急ぎたくなるような楽勝劇です。
トップのアダマ・トラオレが自陣深くでドリブルをカットされているチームに、意地のゴールは望むべくもありません。86分にエデルソンがボックスを出て縦パスをカットすると、久しぶりにスタンドのテンションが上がりました。最後まで攻撃的だったカイル・ウォーカーは、ペップの信頼を回復したでしょうか。89分にアダマ・トラオレが左から上がったのが、ウルヴスの最後のチャンス。左足のシュートをカットされ、追加タイムが3分と表示されます。ギュンドアンがヒールで狙ったシュートをルイ・パトリシオがキャッチすると、間もなくタイムアップを告げる笛が鳴り響きました。
シュート数24対3、ポゼッションは77対23。オンターゲットゼロのアウェイチームに、レッズ戦でみなぎらせていた自信は感じられませんでした。最終ラインとフェルナンジーニョからウイングに速いパスを通し、相手の態勢が整う前にゴール前で勝負するシンプルなアタックを受け続け、黄色いシャツは完全に呑まれてしまいました。3-0は納得のスコア。年末に3敗を喫したプレミアリーグ王者は、完全に立ち直りました。2月の頭に待ち構えているアーセナル、チェルシーとの連戦までは、楽勝を続けるのではないかと思われます。クロップVSペップ。史上最高のハイレベルな優勝争いは、春になるまでこのまま続きそうな雲行きです。
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更新有難うございます。
比較的早い時間帯に点が入ったことと相手に退場者が出たことで後はワンサイドゲームになってしまいました。
シティはやはりフェルナンジーニョがいるといないでは攻守ともに違いが出ますね。ペップは彼の後継者候補としてギュンドアンも考えているようですが、もう少し成長が必要、特に危険な局面で体を張って止めに行くところなどはフェルナンジーニョは流石だと思います。
ダゾンのハイライトで見ましたが、ウルブズのチャンスシーンが1つもなくて笑いました
本当に一方的だったんですね
ラポルテのスルーパスに痺れました。
レッドは妥当ではあるもののボールにはいっており少し不運でしたが何よりベルナルドに怪我がなくてよかったです。
しかしデブライネは出れば何か起こしますね!
デルフの時もそうでしたがボールにいっていれば退場ならないってわけではないですよね?
プレミアリーグ大好き!さん>
ボールにいっていれば退場にならないということではありませんが、ルーズボールを足で捉えた後のアフターで、走ってきた選手を削ってしまったのは選手としては止めようがなく、不運ではあったと思います。「スパイクの裏を見せなければいい」と結果論でいうことはできるのですが、あらかじめ足の先に選手がいたわけではなかったので。
返信ありがとうございます
死角から来た選手を怪我させた、怪我させそうになったなら不運と言えるでしょうが
そうでないなら不運とは言えないように感じます
特に足裏でのタックルは相手を怪我させやすい行為だと思いますし