【Chelsea×Huddersfield】イグアイン2発、アザール復活!チェルシーが最下位に5発圧勝!
7分、レーヴェのクロスを叩いたムーイのヘッドはクロスバーのすぐ上を抜けていきます。10分にジョルシ―ニョが前線に浮かすと、イグアインのボレーは右にアウト。後方からの難しいボールを前に飛ばすあたりは、いかにもワールドクラスのストライカーです。13分のアザールのミドルは、GKレッスルがセーブ。今季プレミアリーグ10ゴールのドリブラーは、1分後にもイグアインの落としを受けて右足を振り抜きますが、シンドラーの足に当ててしまいました。
16分、プレミアリーグ2試合めの新エースが、駆け引きのうまさを披露して初ゴールをゲットしました。シンドラーがラインを上げようとしたのをみて、すかさず裏へ。縦パスを受け、レッスルの肩越しに決めたイグアインは、最高のタイミングでラストパスを入れたカンテを指差し、感謝の意を伝えています。21分、マルコス・アロンソの速いクロスがニアに入ると、アウトにかけたイグアインのボレーは惜しくもニアポストの脇。笑顔を浮かべているストライカーは、自らの好調を確信しているのでしょう。2分後、アスピリクエタのミドルシュートはレッスルが両手でセーブ。ハダースフィールドの守備陣は落ち着きを欠いており、追加点がいつ入るかが次なるテーマです。
25分にムベンザが足を痛めてリタイア。ジーヴェルト監督はムニエにアップを命じ、27分に送り出しました。31分、ディアカビが右サイドを突破して優しいグラウンダーを中に通すと、ビリングのボレーはクリステンセンがブロック。ウィリアンのCKをフリーで叩きつけたダヴィド・ルイスのヘッドは、コースをコントロールできずに左に外れます。短いパスが左につながった38分のチャンスは、ボックス左のロス・バークリーからカンテに戻って、最後はジョルジーニョがシュート。DFにぶつけてしまったものの、ゴールの匂いがする小気味いいアタックでした。
44分、アスピリクエタがドリブルで縦に突破を図ると、ボックスに入ったところでカチュンガと絡み、ジャッジはPK。アザールが豪快なシュートを左隅に蹴り込み、チェルシーは2-0で折り返しました。後半に入って49分、イグアインのパスをボックス右でもらったウィリアンが、レーヴェをかわして左足でシュート。狙いよりも浮いてしまったボールは、クロスバーの上に消えていきました。攻めまくるチェルシー。防戦一方のハダースフィールドは、サイドから仕掛けるカウンターに望みを託すしかありません。54分にバイタルエリアで空いたビリングは、左足のミドルをケパに簡単にさばかれてしまいました。
勝負が決まったのは66分。敵陣で奪ったボールがロス・バークリーに渡り、素晴らしいラストパスがボックス左のアザールへ。縦に持ち込み、GKレッスルをかわした10番が、左足でプレミアリーグ12発めを流し込みました。3分後、イグアインが左のアザールに預け、カンテを介してボックス手前で落としをもらうと、美しいダイレクトショットがゴール右隅に吸い込まれます。アルゼンチン人ストライカーは、早くもプレミアリーグ2点め。4-0のスタンフォード・ブリッジは、活気はありながらもどこか弛緩した空気に包まれています。
サッリ監督はジョルジーニョ、アザール、カンテを次々と下げ、コヴァチッチ、カラム・ハドソン=オドイ、ロフタス=チークを投入しました。86分、ゴールショーを締めくくったのはダヴィド・ルイス。ウィリアンのCKをニアで合わせ、カチュンガの足に当たったボールがゴール左に突き刺さりました。チェルシー、5-0圧勝。イグアインの爆発、カンテの2アシスト、プレミアリーグでは5試合ノーゴールだったアザールの2発と素晴らしいカードが揃い、いい雰囲気でマンチェスター・シティ戦に臨めます。12月からミスが目立つようになったマン・シティ守備陣は、抜け目ないイグアインをつかまえられるでしょうか。決戦は次の日曜日。楽しみです!
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イグアインはモラタと違って余裕がありますね。得点も奪いピッチの中ではミスの後でも笑顔が溢れて非常に良い雰囲気をチームに与えてくれている様な気がします。
前節の大敗は勿論ショックなものでしたが、それを忘れさせようとしてくれている様な90分のパフォーマンスに心から感謝したいです。
国家試験中につき全くチェルシーの試合を見ることができなかったので、ここのブログの記事を楽しみにしていました。
ボンマスに惨敗したと聞いた時は国試に影響が出るくらい動揺しましたが、この試合の結果を見て気持ちを立て直すことができました。
イグアイン、良さそうですね。これから楽しみです