【Arsenal×Bournemouth】エジル&ミキが躍動!美しかったアーセナルの5発をプレイバック!
サイドから攻めようとするボーンマスに対して、多彩な崩しを見せるアーセナル。9分にコラシナツがドリブルで仕掛け、縦は無理と見るや斜め前のミキを使ったシーンは決定的でしたが、ワントラップボレーのようなクロスはナタン・アケがクリアしました。既にリードしているホームチームは、空いている選手が見当たらなければ無理をせずに後ろでまわしています。15分、左のライアン・フレイザーがオーバーラップしたアダム・スミスを使うと、クロスに合わせたジョシュア・キングのヘッドはクロスバーを越えていきました。
19分、左から上がったジョシュア・キングがアウトにかけたスルーパスでライアン・フレイザーを走らせると、1対1は果敢に飛び出したレノがセーブ。こぼれ球に走り込んだゴスリングのシュートは、コシールニーがスライディングでブロックしました。ガナーズの2点めは27分。アダム・スミスのサイドチェンジをミキがインターセプトし、すかさず右のエジルに送ると、GKボルツと向き合った10番はより確実なミキにリターン。前節も決めているアタッカーが豪快なボレーをガラ空きのゴールに突き刺し、今季プレミアリーグ6発めをゲットしました。
2-0となった3分後、バイタルエリアでレノのパスをトラップしたグエンドゥジが、ゴスリングに奪われてしまいます。レノと1対1となったMFは脇でフリーだったリス・ムセにパス。無人のゴールに流し込んだフランス人ストライカーは、19試合めのプレミアリーグでシーズン初ゴールです。ここからしばらくは、ボーンマスサポーターがアグレッシブなプレスに沸いた時間でしたが、スコアをイーブンに戻せず、前半は2-1のままで終わります。ガナーズが勝負を決めたのは、後半開始直後の1発でした。47分、FKからのパス交換でミキが右から抜け出し、折り返しを右足インサイドで合わせたコシールニーのボレーがメファムに当たってゴールラインを越えました。
54分、ガナーズの速攻。オーバメヤンが右サイドをスプリントし、ニアのエジルにグラウンダーを送ると、強烈なボレーはボルツの正面にいってしまいました。完全なるホームチームペース。56分にゴスリングのミドルがクロスバーを叩きますが、ボーンマスに逆転の可能性は感じられません。コラシナツがイオビに代わった直後に、4点めが決まりました。自陣深くからハーフライン手前までドリブルで上がったミキが、ラインの裏に走ったオーバメヤンにスルーパス。快足ストライカーはボルツを簡単にかわし、右足でネットを揺らしました。
オーバメヤンが今季プレミアリーグの16発めを決めた5分後、もうひとりのストライカーが登場しました。大きな拍手に送られてミキがピッチを離れ、ラカゼットが前線へ。64分にグエンドゥジがロングフィードをラインの後方に落とすと、ラカゼットのボレーはボルツが左に反応して弾き出しました。71分、オーバメヤンに代わってデニス・スアレス。5点めは78分でした。ボックス手前からのFKを左隅に決めたのはラカゼット。チャントをやめないグーナーたちは、素晴らしいシーズンを過ごしている9番のゴールを心待ちにしていたことでしょう。アウェイでおとなしいボーンマスを5-1で下したガナーズは、トッテナムとの差を4ポイントに縮めました。
エジルが空いたのを見逃さなかったコラシナツのパス、ミキに打たせたエジルの完璧なタッチ、右サイドを完全に崩したミキとエジルのワンツー、オーバメヤンを独走させたミキの鋭いスルーパス。ゴールの手前のプレイが美しかった文句なしの勝利で、ガナーズは満を持してノースロンドンダービーに向かえます。次戦も、今日のメンバーがベースになるでしょう。前線の選手たちが軒並み好調なチームは、アウェイであることを忘れるアグレッシブなフットボールを披露してくれるのではないでしょうか。土曜日のランチタイムキックオフが、今から楽しみです。
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エジルが活躍するとアーセナルっぽいなあと嬉しくなります。負けるとエジルが消えてたとか、エジル使えよと、いないと勝ったけどなんかな~…、ですが。トレイラ君グェンドウ、レノ-もアーセナルの未来ですが 、今はやっぱエジルかな~と思います。ラムジーはもう涙です。
ただ2強は別格の強さだし、羨ましい限りです。でもここ2年、12月1月で観るのが辛くなってたのを考えれば3月もドキドキしながら観れるのは嬉しいです。