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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Newcastle×Liverpool】サラー負傷退場、最後はオリギ!苦戦のレッズが執念の勝ち点3!

公式戦18戦無敗だったリヴァプールは、チャンピオンズリーグ準決勝のファーストレグでバルサに3-0完敗。プレミアリーグ37節のニューカッスル戦は、気持ちを切り替えて勝ちにいかなければなりません。ホームチームは、1月の新戦力アルミロンが欠場。クロップ監督のチームにフィルミーノの姿はなく、最前線にはスタリッジが入っています。GKアリソン、DFアーノルド、デヤン・ロブレン、ファン・ダイク、ロバートソン、MFワイナルドゥム、ファビーニョ、ヘンダーソン、FWサラー、スタリッジ、マネ。最初の5分を慎重な戦い方で過ごしたプレミアリーグ2位チームは、11分に最初のチャンスをつかみました。

スタリッジのスル-パスでマネが左からボックスに入ると、グラウンダーはカットされますが、戻したボールを受けたロバートソンがファーにクロスを上げると、こぼれ球に反応したサラーのボレーは右に外れました。12分にもマネが左サイドを突破し、クロスをトラップしたサラーのボレーはDFにヒット。右からのCKをアーノルドが蹴ると、ファン・ダイクが完全にフリーになり、今季プレミアリーグで4発めとなる強烈なヘディングシュートがネットに突き刺さりました。

20分、マンキージョがアーリークロスを入れた瞬間、アーノルドの背後からボックスに入ったマット・リッチーが空いてしまいました。グラウンダーをプッシュしたサロモン・ロンドンのボレーはゴールライン上でアーノルドがクリアしますが、フォローしたアツが押し込んで1-1。23分に縦パスを受けたサロモン・ロンドンが左のマット・リッチーに落とし、ファーに届いたクロスをフリーのマンキージョがダイビングヘッドで狙いますが、アリソンが冷静に懐に収めて逆転を許しません。

26分、デヤン・ロブレンのクリアを拾ったアヨゼ・ぺレスが、ファン・ダイクを一瞬かわして放ったボレーがクロスバーを直撃。レッズの勝ち越しゴールは28分でした。アーノルドのスローインをスタリッジがヒールで戻すと、クロスが中央でノーマークのサラーに届き、右足のボレーがゴール左隅に転がりました。この日2アシストのアーノルドは、今季プレミアリーグのアシスト数を11に伸ばしてロバートソンに並び、ライアン・フレーザー、アザール、エリクセンに次ぐ4位にジャンプアップ。両SBが繰り出すフィードの精度の高さは、プレミアリーグ制覇をめざすレッズの武器になっています。

33分、マネが右のサラーに預けてラインの裏に飛び出し、リターンを受けるとGKドゥブラフカと1対1。勝負が決まる3点めかと思われた攻防は、マネがフィニッシュを足に当ててしまい、スコアを動かせません。直後、スタリッジが左足で巻いたミドルはバーの上。42分に2人のCBの前でキープしたサロモン・ロンドンの右足シュートは、アリソンの守備範囲でした。前半はこのまま1-2。後半立ち上がりもリヴァプールが主導権を握っています。48分に縦パスを受けて右足で放ったサラーの一撃は右にアウト。マット・リッチーのシュートがDFに跳ね返された後、デヤン・ロブレンをかわして放ったサロモン・ロンドンのシュートはアリソンががっちりキャッチしました。

50分にワイナルドゥムがボックス左に攻め上がり、右足のつま先で出したラストパスがスタリッジに通りますが、左足のボレーはミスキック。54分にキ・ソンヨンが右から蹴ったCKは、マンキージョがヘッドで送ったボールをサロモン・ロンドンが見事な左足ボレーで右隅に突き刺し、2-2のイーブンに戻します。62分、ボックス左の狭いエリアで粘ったアヨゼ・ぺレスは、デヤン・ロブレンをかわしながらもシュートコースを空けられません。クロップ監督は、ワイナルドゥムを66分で諦め、シャキリで勝負。72分には、ドゥブラフカと接触してピッチに後頭部を打ちつけたサラーがリタイアし、オリギがサイドを託されました。

残り時間は10分。レッズは何としてもゴールを決めなければなりません。83分にデヤン・ロブレンが下がってミルナー。86分、アーノルドが蹴ろうとしたFKをシャキリが中央に入れると、オリギのヘッドがラッセルズに当たって左のサイドネットに吸い込まれました。90分にシェアと代わったのは武藤嘉紀。追加タイムは8分です。ニューカッスルのアタックに冷静に対応したレッズが、2-3をキープして苦しいアウェイゲームをものにしました。

上下動が少ないスタリッジが最後まで不安の種でしたが、クロップ監督の交代策が的中して勝ち点3に漕ぎ着けました。MVPを挙げるなら、中盤で精力的に動いて攻撃の起点となり続けたファビーニョではないでしょうか。3トップにいつもの連携がないなか、2つのセットピースを活かしたレッズに、昨シーズンにはなかった底力を感じた一戦でした。ミッドウィークのバルサ戦に、フィルミーノとサラーは間に合うでしょうか。最強3トップが揃ったアンフィールドで、サポーターの後押しを受けてスペイン王者に大勝し、最終節のウルヴス戦を彼ららしい快勝で締めくくることができれば文句なしです。

ライバルのマンチェスター・シティは、マンデーナイトに好調レスターと当たります。この試合が、今季プレミアリーグのトロフィーの行方を決めるのではないかと思われます。1敗のチームが無冠でシーズンを終えるのか、既に30勝を挙げているチームが涙を呑むのか。PK戦のような優勝争いは、両者ノーミスならペップの連覇です。

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“【Newcastle×Liverpool】サラー負傷退場、最後はオリギ!苦戦のレッズが執念の勝ち点3!” への6件のフィードバック

  1. Macki より:

    早速の更新ご苦労様です。
    まずはサラーが非常に心配です。仮に軽傷であったとしても頭部ですから無理は禁物かと思います。
    ゲームですが勝負強くなったと思いますが、アーノルドのゴール前のシュートブロックですが、ハンド取られずに良かったです。あれでレッド出されたらゲームは終了していたかもしれません。
    あとはスタリッジですね。ボールが収まると流れが止まってしまう時もあり不安定でしたね、、、。ボビーの代役で入ったのでしょうが、、、。
    とは言え勝点3は大きいです。あと1試合勝つしかありません!

  2. プレミアリーグ大好き! より:

    もはや応援しているチームが優勝出来ないなら リバプールだけには優勝させたくたいと思うのは自分だけではないでしょう。
    いつもは応援しませんが 今節はシテイを応援します!!

  3. ペップの街 より:

    私はペップが率いる「今の」シティを応援している者で、筋金入りのシティサポではないので、なんかここまできたらどちらが優勝してもいいなと思ってしまいます。(筋金入りの皆さんごめんなさい!)
    昨年、CL決勝で涙を飲んだサラーをまたも襲った負傷が心配です。
    怪我が軽くて、CLもリーグ最終節も出て暴れてほしいです。
    とにかく素晴らしいシーズンで、最終節で優勝が決まる瞬間を見届けられるのが幸せです。

  4. プレミアリーグ大好き! より:

    来季VARが導入されますがリバプールの1失点目のアーノルドが手で止めたのは退場になるのでしょうか?
    そのあとの流れでゴールが決まっていればVARで確認しないのですかね?

  5. プレミアリーグ大好き! より:

    シティの優勝だけは絶対に見たくないので、是非ともリバプールに頑張ってもらいたいです

  6. 海鮮 より:

    フィルミーノはシーズンアウトみたいですね。
    頭部なのでサラーも大事をとって無理しないでしょうし、ケイタもシーズンアウトですから、バルサ戦は厳しい試合になりますね。

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