2020.07.20 プレミアリーグ観戦記プレミアリーグ観戦記2019-20
【Tottenham×Leicester】カウンター3発で撃沈!完敗のレスターは5位転落のピンチ!
負ければEL出場権獲得が危うくなるスパーズと、負ければ5位転落の危機を迎えるレスター。トッテナム・ホットスパー・スタジアムで開催されるプレミアリーグ37節は、両者とも必勝の一戦です。競り勝ったノースロンドンダービー、3発快勝のニューカッスル戦と2試合連続で同じメンバーで戦ったモウリーニョ監督は、この試合もスタメンを変えずに臨んでいます。GKロリス、DFセルジュ・オーリエ、アルデルヴァイレルト、ダヴィンソン・サンチェス、ベン・デイヴィス。MFハリー・ウィンクス、シソコ、ロ・チェルソ、FWルーカス・モウラ、ソン・フンミン、ハリー・ケイン。静かに立ち上がったゲームは、いきなり6分にスコアが動きました。
自陣でクリアをトラップしたハリー・ケインが、左サイドのソン・フンミンを走らせたカウンター、カットインした7番が右足を振り抜くと、ボールは戻ったジャスティンに当たって左隅に飛び込みました。逆を取られたシュマイケルはノーチャンスのオウンゴール。右サイドのジャスティンが8分に左足で巻いたクロスは、中央で競り勝ったヴァーディーがヘッドで打ち上げてしまいます。リカルド・ペレイラ、ソユンチュ、チルウェルとレギュラー3人を欠く最終ラインが崩れるのが先か、プレミアリーグ得点王やアヨゼ・ぺレスの同点ゴールが決まるのが先か。サイドから速いクロスを入れ続けるレスターは、白い壁に阻まれて決定機を創れません。
17分にセルジュ・オーリエのミスパスを敵陣でカットしたアヨゼ・ペレスは、巧みなステップから放った一撃をダヴィンソン・サンチェスにブロックされます。20分、ティーレマンスのCKをフリーのウェズ・モーガンがヘディングシュート。ベン・デイヴィスがカットしたボールに反応したヴァーディーのヒールキックは、ロリスが足に当てて難を逃れました。攻め続けるレスター、ラインが低いスパーズ。25分にトーマスの速いクロスを胸でトラップしたアユゼ・ペレスは、淀みない動きで左足ボレーを放ちますが、ロリスが左に飛ぶビッグセーブで同点を許さず。30分、ハリー・ウィンクスのロングフィードでソン・フンミンがラインの裏に抜けると、右足の強いボレーはシュマイケルが素晴らしい反応でバーの上に弾き出しました。
スパーズの追加点は37分のカウンター。ロ・チェルソが自陣から持ち上がり、左のルーカス・モウラに預けると、左に流れてきたハリー・ケインに斜めのラストパスが入ります。冷静なエースがシュマイケルが届かない右隅に転がし、2-0。さらに40分、自陣で奪ったルーカス・モウラがドリブルで中央に上がり、左にいたハリー・ケインにパスを出します。ボックス脇に流れたボールに追いついたストライカーは、ツータッチでベネットを振り切り右足でシュート。ファーポストを叩いてネットを揺らした完璧な一撃は、今季プレミアリーグ17発めです。
43分、アヨゼ・ぺレスのミドルはロリスがセーブ。諦めるという選択肢はないロジャース監督は、ハーフタイムにベネットをデマライ・グレイに代え、厳しいギャップを詰めようとしています。47分、ラインの裏に走り込んだソン・フンミンにハリー・ケインからの超絶スルーパスが通りますが、トラップした7番はスリップ。53分にルーカス・モウラの縦1本をキープしたハリー・ケインは、左足のシュートをウェズ・モーガンに止められます。58分のデマライ・グレイのFKは、ロリスがゴール裏にパンチ。ロジャース監督は、アヨゼ・ぺレスに代えてイヘアナチョを投入しました。
65分、ドリブルで中央突破を図ったハーヴィー・バーンズのシュートはロリスが右に倒れてキャッチ。シュートとCKを繰り返しているレスターに対して、白い最終ラインは落ち着いており、決定機の数では劣勢のホームチームが上回っています。モウリーニョ監督は、77分にルーカス・モウラとロ・チェルソに代えてラメラとベルフワインで押し上げを画策。シュート数7対24、オンターゲット3対6、ポゼッション29対71、CK4対13と主要スタッツのすべてで上回ったアウェイチームは、3発のカウンターを喰らって完敗しました。
水曜日のリヴァプール戦でチェルシーが勝てば、レスターの4位以下が確定。さらにマンチェスター・ユナイテッドがウェストハム戦で勝ち点をゲットすれば、レスターは5位に転落し、最終節の直接対決での勝利がTOP4フィニッシュの必須条件となります。再開後のプレミアリーグで2勝3分3敗と不振が続くチームは、プレミアリーグで12戦連続無敗のチームを倒すことができるでしょうか。本拠地キングパワー&中6日VS中3日というアドバンテージを活かして、走って走って攻めつぶすしかないレスターの最後の戦いに注目しましょう。今日の攻撃を再現されるとヤバそうですが…。
自陣でクリアをトラップしたハリー・ケインが、左サイドのソン・フンミンを走らせたカウンター、カットインした7番が右足を振り抜くと、ボールは戻ったジャスティンに当たって左隅に飛び込みました。逆を取られたシュマイケルはノーチャンスのオウンゴール。右サイドのジャスティンが8分に左足で巻いたクロスは、中央で競り勝ったヴァーディーがヘッドで打ち上げてしまいます。リカルド・ペレイラ、ソユンチュ、チルウェルとレギュラー3人を欠く最終ラインが崩れるのが先か、プレミアリーグ得点王やアヨゼ・ぺレスの同点ゴールが決まるのが先か。サイドから速いクロスを入れ続けるレスターは、白い壁に阻まれて決定機を創れません。
17分にセルジュ・オーリエのミスパスを敵陣でカットしたアヨゼ・ペレスは、巧みなステップから放った一撃をダヴィンソン・サンチェスにブロックされます。20分、ティーレマンスのCKをフリーのウェズ・モーガンがヘディングシュート。ベン・デイヴィスがカットしたボールに反応したヴァーディーのヒールキックは、ロリスが足に当てて難を逃れました。攻め続けるレスター、ラインが低いスパーズ。25分にトーマスの速いクロスを胸でトラップしたアユゼ・ペレスは、淀みない動きで左足ボレーを放ちますが、ロリスが左に飛ぶビッグセーブで同点を許さず。30分、ハリー・ウィンクスのロングフィードでソン・フンミンがラインの裏に抜けると、右足の強いボレーはシュマイケルが素晴らしい反応でバーの上に弾き出しました。
スパーズの追加点は37分のカウンター。ロ・チェルソが自陣から持ち上がり、左のルーカス・モウラに預けると、左に流れてきたハリー・ケインに斜めのラストパスが入ります。冷静なエースがシュマイケルが届かない右隅に転がし、2-0。さらに40分、自陣で奪ったルーカス・モウラがドリブルで中央に上がり、左にいたハリー・ケインにパスを出します。ボックス脇に流れたボールに追いついたストライカーは、ツータッチでベネットを振り切り右足でシュート。ファーポストを叩いてネットを揺らした完璧な一撃は、今季プレミアリーグ17発めです。
43分、アヨゼ・ぺレスのミドルはロリスがセーブ。諦めるという選択肢はないロジャース監督は、ハーフタイムにベネットをデマライ・グレイに代え、厳しいギャップを詰めようとしています。47分、ラインの裏に走り込んだソン・フンミンにハリー・ケインからの超絶スルーパスが通りますが、トラップした7番はスリップ。53分にルーカス・モウラの縦1本をキープしたハリー・ケインは、左足のシュートをウェズ・モーガンに止められます。58分のデマライ・グレイのFKは、ロリスがゴール裏にパンチ。ロジャース監督は、アヨゼ・ぺレスに代えてイヘアナチョを投入しました。
65分、ドリブルで中央突破を図ったハーヴィー・バーンズのシュートはロリスが右に倒れてキャッチ。シュートとCKを繰り返しているレスターに対して、白い最終ラインは落ち着いており、決定機の数では劣勢のホームチームが上回っています。モウリーニョ監督は、77分にルーカス・モウラとロ・チェルソに代えてラメラとベルフワインで押し上げを画策。シュート数7対24、オンターゲット3対6、ポゼッション29対71、CK4対13と主要スタッツのすべてで上回ったアウェイチームは、3発のカウンターを喰らって完敗しました。
水曜日のリヴァプール戦でチェルシーが勝てば、レスターの4位以下が確定。さらにマンチェスター・ユナイテッドがウェストハム戦で勝ち点をゲットすれば、レスターは5位に転落し、最終節の直接対決での勝利がTOP4フィニッシュの必須条件となります。再開後のプレミアリーグで2勝3分3敗と不振が続くチームは、プレミアリーグで12戦連続無敗のチームを倒すことができるでしょうか。本拠地キングパワー&中6日VS中3日というアドバンテージを活かして、走って走って攻めつぶすしかないレスターの最後の戦いに注目しましょう。今日の攻撃を再現されるとヤバそうですが…。
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