サディオ・マネ2発!PK戦で全員決めたリヴァプールがUEFAスーパーカップ制覇!
静かに立ち上がったゲームは、互角の展開で進んでいます。5分、右に流れたヘンダーソンのクロスをマネがオーバーヘッドで叩くと、クリステンセンにブロックされてCK。ランパード監督のチームは、縦に速い楔を打ち込んで少人数で一気に攻め落とすのが狙いのひとつです。9分、左にこぼれたボールをフリーのファビーニョが折り返すと、精度を欠いてケパがキャッチ。11分にジルーが仕掛けたショートカウンターは、右から斬り込んだペドロが左足で巻いたシュートがファーポストの外を抜けていきます。
16分、チェンバレンが右に浮かしたパスでサラーが抜け出し、ボックス右からアウトで狙うもケパがセーブ。直後、ハーフライン付近でジョルジーニョのパスを受けたペドロが、ジルーにきれいなスルーパスを通しますが、クロスに放った左足のシュートは枠にいきません。21分、コヴァチッチの鋭い縦パスでペドロが前線に飛び出すと、シュートの手前で追いついたロバートソンがカット。1分後、ジルーとのパス交換でボックス左を突破したペドロは、左足のフィニッシュをクロスバーに当ててしまいました。プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦でも2発をポストに阻まれたチームにとっては、嫌な展開です。
29分、左からのCKでファン・ダイクがケパに頭で競り勝つも、コントロールできずにボールはバーの上。30分のCKもフリーのマネがヘディングで狙いますが、マティプにヒットしたボールがケパの正面にいってしまいます。32分、コヴァチッチが中央のペドロに当て、ラインの裏に走り込むと、絶妙なスルーパスが通ってアドリアンと1対1。決定的なシーンでしたが、レッズに入ったばかりのGKがコースを消し、コヴァチッチは脇を抜くことができませんでした。
しかし36分、カンテが中央に上がってプリシッチに預けると、またも素晴らしいスルーパスがジョー・ゴメスとマティプの裏に転がります。ボックス左に走り込んだジルーが冷静に流し込んで0-1。39分にマティプをかわして左隅に決めたプリシッチのプレイは、VARがオフサイドと判断したようです。前半のシュート数は7対7。セットプレーでマークがずれるチェルシーと、ラインの裏を取られるシーンが目立つリヴァプールは、それぞれハーフタイムで綻びを修正することができるでしょうか。クロップ監督は、チェンバレンに代えてフィルミーノを投入し、劣勢を打開しようとしています。
48分、レッズ同点!サラーのクロスがカットされて宙に浮くと、ファビーニョがラインの裏に出したダイレクトパスでフィルミーノがケパと1対1になります。アウトで右に送ったボールをマネが強引に押し込み、ケパはオフサイドを主張しますが、UEFAスーパーカップ史上初の女性レフェリーと話題になったステファニー・フラパールさんのジャッジはゴールです。
勢いに乗る欧州王者。50分、マネが中央に流したボールをフィルミーノが柔らかく落とすと、ファビーニョの強烈なミドルは右ポストをかすめて外に抜けていきます。直後に左サイドを完全に突破したエメルソンは、グラウンダーを味方に通すことができず。マネが左サイドからドリブルで仕掛け、後ろから上がってきたヘンダーソンに打たせたチャンスは、エメルソンにヒットしたボールがケパの正面に飛んでしまいました。64分、ミルナーが下がってワイナルドゥム。ランパード監督は、3枚のカードを手元に残しています。
両者とも攻め手を欠くようになった74分、ランパード監督が動きました。ジルーとプリシッチを諦め、プレミアリーグ開幕節で先発したタミー・アブラハムとメイソン・マウントの若手コンビです。直後のCKは、フリーでトラップしたワイナルドゥムが左に流し、サラーのシュートをケパがセーブ。こぼれ球をプッシュしたファン・ダイクの決定的な一撃も、ケパの素晴らしい反応でクロスバーにヒットし、レッズは勝ち越しのチャンスを逸しました。
80分にサラーが蹴ったFKは、壁に入っていたタミー・アブラハムが頭でブロック。しばしばラインの裏を取るチェルシーはラストパスとフィニッシュを赤い壁に阻まれ、1-1のまま残り5分となりました。85分、クリステンセンに代わってフィカヨ・トモリ。追加タイムのレッズのアタックはシュートにつながらず、史上初のプレミアリーグ対決は延長戦に突入します。91分、ロバートソンに代わってアーノルドが登場。均衡が崩れたのは95分、立役者はまたもフィルミーノとマネのコンビでした。マネのパスで左から抜け出したフィルミーノがニアに折り返すと、走り込んだ10番が強烈なボレーを叩き込んでネットを揺らしました。
タミー・アブラハムとの1対1を97分にストップしたアドリアンは、1分後にグローブでアブラハムの足を引っかけてしまい、ジョルジーニョにPKを決められます。101分にコヴァチッチがロス・バークリーに代わると、103分には2ゴールのマネが下がってオリギ。スルーパスでペドロがボックス右を崩し、グラウンダーに反応したタミー・アブラハムがニアでコースを変えると、ボールがファーポストの外に流れたのを見たストライカーは頭を抱えています。2-2の延長後半も押し続けたチェルシーは、メイソン・マウントの2本をアドリアンに阻まれ、決着はPK戦に委ねられることになりました。
9人が決めた後、チェルシーの5人めは同点ゴールのトリガーとなったタミー・アブラハム。真ん中に蹴ったボールにアドリアンが右足を残し、ヴォーダフォン・アリーナにレッズサポーターの歓喜の叫びが轟きます。リヴァプールがUEFAスーパーカップを制覇。運動量で欧州王者を上回っていたチェルシーにとっては、厳しい結果となりました。サラー、フィルミーノ、マネが揃ったときの破壊力と、ケパの素晴らしさを実感した一戦。パスミスが目立ち、最終ラインが裏を取られるシーンの多かったレッズに宿題が残った一方で、ランパード監督は自分のスタイルで戦える手応えをつかんだのではないでしょうか。レッズサポーターと選手、スタッフのみなさん、おめでとうございます。マネ、ブラボー!今夜は筋トレせず、ゆっくり休んでくださいね!
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早速の更新ご苦労様です。
まさかの延長にPKと、今シーズンもサッカー大好きレッズでしたね(笑)チェルシーはリーグ戦と違って十分強い姿をみせてくれました。やはりこのチームはカンテがいると引き締まりますね。リーグ戦では厄介な存在になりそうです。翻ってレッズは裏がとられるシーンは気になります。PKとはいえ勝てて良かったです。週末のセインツ戦は厳しくなりそうですが、今はゆっくり休んで欲しいところです。アドリアンありがとう!
カンテの攻守における存在感の大きさ、ケパのセービング能力の高さが目立つ試合でしたが、普段チェルシーの試合を見ないので個人的にはコバチッチの上手さに感嘆しました…。とにかくボールを前に運ぶドリブルが上手いですし、プレッシャーかけられてもマーカーを剥がしたり、いなしたりが出来るので こりゃチームメイトは楽だなーと思って見ていました。過大評価されてる選手だと勝手に思っていましたが、自分の考えを良い意味で改めさせられました!!
レッズサポの皆さんおめでとうございます。
しかし、予想外にチェルシーが健闘したゲームで、チェルシーサポには少し希望が出てきたんじゃないでしょうか。
シティやレッズと違い、明確な戦術や強化策無しに、でも良い選手を取ってきたクラブですから、コーチがうまくまとめればかなり戦えるんじゃないでしょうか。
マンU戦も途中までは良いフットボールをしてたし、ランパートの手腕に期待します。
単純に、CL王者がEL王者に負けちゃいかんぞ、というモチベーションで観てたので、どんな勝ち方でもやっぱ嬉しかったですね。
両チームのことに言及すると、チェルシーはカンテが、リヴァプールはフィルミーノが入るだけでこれだけ違うチームになるのかと痛感させられました。
クロッポが試合後のインタビューで、ロッキーになぞえて『エイドリアーン!!!』と絶叫してましたが、加入早々にアリソンの代役を務めることになったアドリアンには大きな自信に繋がるキッカケになったのでは。
チェルシーはチェルシーで、先日のユナイテッド戦の惨敗を完全に忘れさせてくれるチームだということを立証してくれました。
始まったばかりとはいえ、激しいリーグ戦になることを予感させてくれる素晴らしい試合でした!
リヴァプールよ、今夜はドンチャン騒ぎせずにさっさとリカバリーに励んでくれ…!!!
まずはレッズサポの方々、おめでとうございます。
しかし…ブルーズサポとして感じたのは、また『内容はそこまで悪くないけど負けは負け』だったなー泣
次もレスターという難敵ですが、何とかホームで勝って良い流れを引き寄せて欲しいところ!
カンテが入ったことで攻守にグレードアップしましたね、チームの試合にかける意気込みが見えて熱くなり日程的に苦しい中リバプールより勝ちたい気持ちは伝わってきた印象です。
ペドロプリシッチジルーの前線も良く、攻めていた時間に点も取れて特にペドロは延長になっても足を止めずペドロらしいプレーが見れたことが嬉しかったです。
リバプールはフィルミーノの存在がやはり大きくCFの位置ながら何でも出来て中盤と前線を繋ぐリンクマンの働きが出来るのは本当に特別な存在でマネーサラーを輝かせるには不可欠です
あと個人的にはロバートソンを主にペドロアスピの2人がしっかりケアして自由を与えなかったことも大きく思っていました、アーノルドが延長からの登場だったこともありリバプールのキーポイント両SBの攻めの圧力を普段より消せていたので
結果は負けて悔しいですが内容に関しては満足しています、かなり消耗の激しいサッカーなので層は決して良いとは言えずこの試合の前線や中盤やSBのスタメンと控えの実力差もあると思うので主力組の負担などシーズン通して疲労の面が心配です。
いい試合でしたねー。
万全ではなくとも、ベストをつくし戦ったチェルシーには胸が熱くなりました。
やはり、全然侮れないチームですよチェルシーは、強いです。
ペドロとアブラハムは、今季のチェルシーを引っ張っていくのでは?と勝手に予想、何かブレイクの匂いがしますよ。
ランパード監督も、手応えアリだったでしょうね。
リバプールも素晴らしかったです、フィルミーノとマネがいれば、下位のチームでも上位に食い込めるようになるのでは?というくらい素晴らしいですね。
アリソンの穴を完璧に埋められるとは思いませんが、エイドリアンも良いプレーをしました。
自分も自信がついたし、クロップ監督もひと安心じゃないかと思います。
それにしても、ミッドウィークにこんな試合をしたんじゃ大変ですね(笑)
よく休んで、週末に備えてほしいです。
まさにブラボー!点数も入って熱戦でしたね。
この試合は特に強いチェルシーでそれぞれがよく動いていました、
こういう戦いはリーグ戦と違って次々とどんどんレベル上がるから、インターバルが大切ですね。