【Chelsea×Tottenham】中盤の配球が冴えたチェルシーが、美しいゴール2発でスパーズに快勝!
モウリーニョ監督がチョイスした守備陣は、ロリスの前にダヴィンソン・サンチェス、アルデルヴァイレルト、フェルトンゲン。アウトサイドにタンガンガとベン・デイヴィスが入り、中盤にはエンドンベレ、ハリー・ウィンクス、ロ・チェルソ。ベルフワインとルーカス・モウラの2トップは、ホームチームの最終ラインを混乱させることができるでしょうか。ハリー・ケイン、エリクセン、デル・アリ、ソン・フンミンが全員いないプレミアリーグは、何年ぶりでしょうか。
チェルシーが攻め、スパーズが受ける序盤戦。アウェイチームの決定機は9分。CKをクリアしたチェルシーのカウンターをロ・チェルソが止め、ベルフワインとのポストプレーで中央にまわり込んだルーカス・モウラが右足を振り抜くと、カバジェロが素晴らしい反応で右に弾き出します。ブルーズも負けじと12分に速攻を発動。マルコス・アロンソが前線に出した長いボールにメイソン・マウントが追いつき、ニアを狙った左足シュートはロリスがコースを塞いでセーブしました。
14分、右からクロスに打ったロス・バークリーのミドルはポストの外。1分後のホームチームの先制点は、ジョルジーニョが起点でした。ボックス右に飛び出したジルーの右足シュートは、ロリスが足でブロック。リバウンドを叩いたメイソン・マウントのボレーがバウンドして右のポストに当たると、これを拾ったジルーがニアに完璧な左足シュートを放ち、ポストすれすれを抜きました。23分、FKのクリアがマルコス・アロンソの前に落ちると、右足でジャストミートした無回転ボレーはクロスバーをかすめて追加点はならず。31分にジルーが打ったロングシュートは、大きく枠を外れました。
34分、エンドンベレの縦パスをベルフワインがヒールで流すと、ボックス左に走り込んだルーカス・モウラの左足はアスピリクエタが身を挺してクリア。直後、アルデルヴァイレルトのロングフィードで右サイドのタンガンガが裏を狙うと、慌ててボックスを飛び出したカバジェロがWBのタッチを後ろに逸らします。緊張感の高い駆けっこは両者とも追いつけず、ボールはゴールラインを割りました。ジョルジーニョとコヴァチッチの縦パスが通ればチャンスになるチェルシーは、ジルーのポストプレーも効果的。ベルフワインとルーカス・モウラが強引なドリブルを奪われるシーンが多いスパーズは、個人力担保の攻撃以外に突破口がありません。
前半は1-0。後半開始早々の47分、敵陣で競り合いに勝ったリース・ジェームズのミドルは、クロスに飛んで外に逸れていきます。1分後、メイソン・マウントが右から仕掛けて中央に流すと、ロス・バークリーが迷わず左に転がし、走り込んだのはマルコス・アロンソ。今季プレミアリーグ2点めは、ロリスの指先を抜けてゴール右に突き刺さる会心のダイレクトショットでした。なおも攻めるブルーズ。50分に左サイドからカーブをかけたロス・バークリーの一撃は、ロリスがジャンプして上に弾き出しました。
60分、ルーカス・モウラのパスを受けたエンドンベレは、ボックスの入り口で空いた瞬間に打てば、1点差に詰め寄れたかもしれません。ワンタッチ多かったMFはリース・ジェームズに体を入れられ、久々の決定機を活かせません。モウリーニョ監督は、63分にエンドンベレを下げてラメラを投入。66分のラメラのFKは、壁に当たって右に逸れていきます。ランパード監督は、71分に今季プレミアリーグ初ゴールを決めたジルーに代えて、13ゴールのタミー・アブラハムを復帰させました。
左サイドで積極的に動いていたロス・バークリーは、77分にウィリアンにチェンジ。この2分後にモウリーニョ監督が動き、ベルフワインとアルデルヴァイレルトに代えてデル・アリとセルジュ・オーリエで勝負です。80分、メイソン・マウントがフェルトンゲンをかわして右サイドを突破し、ゴール前にアーリークロスを入れると、タミー・アブラハムの決定的なワンタッチはロリスがかろうじてセーブ。2分後、マルコス・アロンソが左足で巻いたFKがクロスバーを叩き、落花点にいたコヴァチッチのオーバーヘッドは左に外れます。
89分、デル・アリ、ルーカス・モウラとつながったボールがボックスに入ったラメラに届き、左からクロスに狙うと、リュディガーに当たったボールがカバジェロの逆を取ってゴールに転がり込んでしまいました。2-1となった後も慌てなかったチェルシーは、4分の追加タイムを無難に過ごしてタイムアップ。ライバルを突き放し、勝ち点を44に伸ばしました。フランク・ランパードはガッツポーズ。ジョゼ・モウリーニョは、かつて率いたチームの主軸と軽く握手すると、足早にピッチを後にしました。
中盤のパスワークで優勢だったチェルシーが順当勝ち。ポイントとなったのはWBでした。マルコス・アロンソがSBの位置に下がったり、中盤センターに加勢したりと自在に動き、リース・ジェームズは前に奪いにいくプレイが目立ちました。自陣の網の目をコントロールしたチェルシーは、ジョルジーニョとコヴァチッチがジルー、ロス・バークリー、メイソン・マウントをうまく操り、2つの美しいゴールを生み出しました。一方、スパーズ…アタッカーたちが自力で突破しなければチャンスを創れなかったのは、重心を後ろに置き過ぎたからか、主力の不在によるものか。足元にほしがる選手ばかりになった前線は、後方に人数を揃えるチーム相手に苦しみ続けるのではないかと思います。
マンチェスター・ユナイテッドがワトフォードに勝てば、スパーズをかわして5位に浮上。アーセナルがエヴァートンを倒せば勝ち点37となり、こちらもTOP5が視界に入ります。マン・シティがUEFAに喰らったペナルティが決着するのはもうしばらく先の話で、目標をどこに置けばいいのかわからなくなったCL出場権争奪戦は、最後までもつれるのではないでしょうか。ウルヴス、マン・ユナイテッド、エヴァートン、アーセナル、レスターと、重要な直接対決をホームで戦えるスパーズは見た目は有利なのですが…。プレミアリーグ2019-20シーズンもいよいよ終盤戦。4位と5位の椅子取りゲームは、ますますヒートアップしそうな雲行きです。
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シーズン終わったらすぐにVAR体制の大幅な見直しをしてほしい
チェルシーはこれで2試合連続で相手のレッドが咎めなし…
ま〜た悪質な暴力行為には一切触れずスルーですか。相変わらずですね。
試合後すぐ、PGMOL(英国マッチオフィシャル)は、レッドカードに値する悪質な行為だった、間違った判定だったと公式に認めましたよ。
ttps://www.football.london/chelsea-fc/news/pgmol-chelsea-tottenham-lo-celso-17795611.amp
久々の快勝でした。モウ×ラン印象的な握手に時代を感じましたね。ジルーが思いの外モチベーション高く、CL前の貴重な調整時間をエイブラハムに与えられたのはよかったと思います。ケパはとても心配になりますが、ともあれすぐ後ろから猛追するチームへの価値ある勝利でした。アスピリクエタ踏みつけへのVARのリプレイが多すぎて気持ち悪くなりました、、、
本当にスパーズは相変わらずですね。相手を怪我されようとしてるのかと思うほど踏みつけでしたね。
目の前で見てたモウリーニョは[見ていないのでわからない]と堂々と嘘をついてますが、審判協会は判定の間違いを認めたんだから、ロチェルソは3試合出場停止になるべきですね。
試合中に見逃されても後から出場停止になれば、ああいうプレーも少しは減るんじゃないでしょうか?
スパーズはソンのラフプレーといいデレアリの人種差別といい今回の件にしても本当に悪い意味で話題が多いクラブですね。
一方のチェルシーは前節の理不尽な敗北から良く立ち直ったと思います。指揮官含めて若くて好感の持てるチームですしバイエルンを倒したら更に自信をつけて面白くなりそうですね。
たった3試合? 10試合くらいBAN喰らわせて欲しいですね。
「あっ踏んじまった!」とすぐに足を上げたりしたならともかく、体重掛けて踏み続けてますからね。
しかもその後アスピの過剰反応だ、俺は悪くない!と手を広げてアピール…
正直、目を疑いましたよ。あれは性根が腐り切っていないとできません。
ゴミクズチームにはゴミクズ選手が集まってくるんでしょうね。
あのシーンを除けば、珍しくまともな、激しい(≠荒い)プレミアらしい試合だな、
とうとうまともなチームへの第一歩を踏み出す気になったのかな、と思っていた矢先でした。
やはりケインもソンもいない、そしてこの日程だとなかなか難しいものはありますね。
ロチェルソのあれはカードに値するものだったと思いますし、処分が確定して彼が抜けると前線の頭数はさらに厳しいものになるでしょう。
どうにか乗り切って欲しいものですが…
アスピリクエタが無事で良かった
只々、それが本当に良かった
ラフプレーで相手を攻撃し害しておきながら
自分は悪くないとしらを切ったり
開き直って相手の所為にして逆ギレしたり
嘘泣きで同情を誘って被害者面したり
枚挙に暇が無い
プレミアの恥晒し
マグワイアてめぇもだぞ糞野郎が
要のカンテがいなくなってもジョルジーニョがフィルター、コバチッチが前に運ぶ役割、そして2人ともボールを散らすことが出来るので良いですね。更にはチークも復帰間近。
アーセナル戦でコテンパンにされた3バックも両ワイドのアロンソ、ジェームスの攻撃力を活かせるので、この布陣なら全然アリかも。
そして何より全ブルース関係者待望のジルーのゴール。最近停滞しているタミーにとっていい刺激になるのではないでしょうか。
と、内容を見れば素晴らしい試合だけに、ロチェルソの踏みつけは非常に残念。血こそ出てないものの、皮が剥がれてました。危険な行為にも関わらずレッドカードは出さない、少し押されただけでゴールは取り消し。「見間違いの誤審」で済まされればいいですが、ビデオでガッツリ確認している以上下される判決に「見間違いの誤審」はない訳で、こういう判定が下されてる時点で単純にプレミアリーグのレフェリーってレベル低いよな、と思う次第です。
しかも今回笛吹いたのはモスでもアトキンソンでもなくあのマイケルオリバーですからね。審判団の中では割と評価の高い彼がこれですからね。VARの行く末が不安です。
みなさま>
いろいろなコメント、ありがとうございます。
ひとつだけ、お伝えしておきたいことがあります。
「レッドカードまがい(=実際のジャッジはおとがめなし)のシーンについて、書いたり書かなかったりすることについて」です。
私のスタンスは、「観戦レポートは、試合を見てすぐUPする。それ以降のことを書く場合は、事実関係等を調べて別稿で書く」「サッカーの原則として、タイムアップの笛が鳴るまではレフェリーのジャッジが絶対なので、基本はそれを尊重する」「レッドカードが出た場合、明らかな暴力行為だった場合には”触れる”こともありますが、そうでない場合にはネガティブには書かない。触れたとしても疑義を呈すところまで(疑わしきというレベルで、悪しき言葉を用いて断罪したくないからです)」です。
さらに「ラフプレーだけれどカードが出なかった場合」について、書かないことが多い理由はもう2つほどあります。ひとつは、選手のミスや不注意、軽率である場合もあるからです。「すぐ謝罪しない=故意、悪くないと思っている」という図式で糾弾する方がいらっしゃいますが、選手によっては、「内心悪いと思っていても、認めたり謝ったりするとチームや自分のプラスにならないので突っ張る」こともあります。われわれ日本人の謝罪に対する感覚とは、違うカルチャーの下で生きてきた選手もいます。
そしてもうひとつは、「できるだけ、フットボールそのものについてコミュニケーションをしたいから」です。書いても書かなくても、ラフプレーがあればまず間違いなく私自身が糾弾され、一定のダメージを受けるのです。書けば、どんな筋をとっても「何いってんだ」「わかってない」といわれ、書かなければ「スルーしやがって」といわれます。正直申し上げて、とても苦痛です。
どう振舞っても、どのみち非難されるのなら、せめてその話題以外で会話できればと願い、スルーすることもあります。そしてその旨をお伝えすることもありました。
厳しい言葉で非難されるようなことを書いた覚えがないことも、多々あります。ましてや、私がレポートを書いた後の情報を根拠に糾弾するのは、アンフェアではないでしょうか。UPした時点の事実は、「レフェリーとVARのダブルチェックでファールなしとジャッジされた」。これだけだったりします。わざわざ触れないとするのは、おかしなことではないでしょう。ラフプレーに見えるファールだけでなく、実際に危険なファール、負傷の危険はなくてもプロフェッショナルなファールなど、さまざまなケースがあり、すべて触れていたら試合の内容そっちのけになってしまいます。
ひとつだけ、お願いがあります。誰が悪かろうが悪くなかろうが、この場で罵詈雑言を吐き出すのはやめてください。サッカーについて楽しく語りたい方々とやりとりしたいのに、萎縮させたり不愉快にさせたりしてしまうのを避けたいのです。私がコストをかけている場です。繰り返しやられるようであれば、かかっているコストやマイナスを避けるべく、それなりの対処をしなければならなくなります。どうぞよろしくお願いいたします。
管理人さんの願い届くかなあ…
↑で暴れてるの、チェルサポならわかるんですが、なぜが無関係のグーナーが大量にいつも湧いてくるんですよね…笑
一周回ってスパーズ大好き!て感じですよね。
実生活でも粘着質且つ他人気になって仕方がない方々なんだろうなあ、、凄く可哀想です。笑
管理人さん、記事やコメントについての細やかな心配り、いつもありがとうございます。
ご指摘の通りジャッジについては不要な論議を生むので管理人さんのご判断が妥当だと感じます。
今後も変わらぬ記事をよろしくお願い致します。
さて試合はチェルシーが終始優勢でファンとしては非常に楽しめました!
出場機会が少なかった選手達が見事に躍動していて、ランパード監督のモチベーターとしての優秀さも垣間見られた気がします。アロンソは本当にWBだととてもいい動きをするので、今後もこのシステムはオプションとして使って欲しいですね。
最後に、物議を醸しているジャッジについては解説の方も仰っていたように完全にレッドが妥当だったように見え、残念でした。何度も指摘されてるように後から処分を下すべきだと私も思います。VAR来シーズンに向けて運用は検討すべきポイントがいくつもありますね。
スパーズはどんなファールしても審判に見逃してもらえる感ある
選手生命のためにも審判のレベルを向上してほしい
ジルーの腰が回ってたし先発した時はホント心強い
この試合ではアスピリクエタのディフェンスが光っていましたね
3バックは当初あまり良くなかったですがアスピをCBの一角、アロンソをWBで使える状況なら、かなり強力な布陣じゃないでしょうか
後はFWですね、ジルーが調子を取りもどし、エイブラハムも更に覚醒してくれることを祈ります
10.jgpさん
管理人さんが懇切丁寧に説明し、鎮静化を図っているときに、わざわざアーセナルを刺激する必要あるの?なぜグーナーだと決めつけるのか?リスペクトを持ってコメントしてくれと管理人さんは意図してることが理解できないのかね。気分悪い。
ジルーのゴールが見れて良かった。
ユナイテッドサポですが、心からそう思います。
エイブラハムと共存して、どんどん点を取って、いっぱい彼の笑顔を見たいです。
この手の輩には2種類いる
どうしようもないアホか
わかっててわざとやってるクズ
どちらにしろ終わってるね
>>14
そいつずっとここで粘着してグーナー叩いてるキモい奴でしょ
リスペクトなんて概念を理解できる訳がない
自己紹介してくれてる通り"実生活でも粘着質且つ他人気になって仕方がない"、"凄く可哀想"、な人種なんだよ
こんな厄介なのを飼ってるなんて、管理人さんも不憫だね…
↑やり返したら同じ人種だよ。
コバチッチ最高ですねえ、本当にサッカーが上手い