2023.01.15 プレミアリーグ観戦記2022-23プレミアリーグ観戦記
【Brighton×Liverpool】三笘のアレはアシストですよね?速攻が冴えたブライトン、レッズに完勝!
ブライトンの最前線は、指揮官との確執が報じられたトロサールではなく、18歳のエヴァン・ファーガソンです。プレミアリーグ20節、ブライトンVSリヴァプール。左サイドで先発の三笘薫は、ゴールを生み出すプレイとアーノルドの制圧という2つのミッションを託されています。
多数の負傷者を抱え、やりくりを強いられているクロップ監督は、サラー、コーディー・ガクポ、チェンバレンを前線に配しています。中盤はチアゴ、ファビーニョ、ヘンダーソン。アリソンの前にアーノルド、マティプ、コナテ、ロバートソン。立ち上がりからポゼッションを取っているのはブライトンです。
4分に右から蹴ったパスカル・グロスのFKは、ファーをケアしていたファビーニョがクリア。8分にボックス右でパスを受けたソリー・マーチは、左足で放ったきわどいシュートをゴール前に入ったアーノルドにクリアされました。直後の左からのCKは、ニアで先着したマック・アリスターのヘッドがアリソンの正面です。
ララナが右から仕掛けた10分の速攻は3対2。ファーガソンがグラウンダーをスルーしていれば、三笘がフリーでしたが、止めて出したラストパスは間に合ったアーノルドがカットしました。13分に2人を一気にぶち抜いた三笘のドリブルは、アーノルドが腕をつかんでストップ。パスカル・グロスがニアを狙ったFKは、ロバートソンがブロックしました。
ファン・ダイクを欠いたレッズの最終ラインは、コナテが左右に振られながらボールを奪取し続けています。18分に三笘にかわされたマティプは、後ろから倒してイエロー。20分を過ぎても、レッズはシュートを打てません。22分に右サイドから仕掛けたソリー・マーチを止めたのも、外に出ていったコナテです。
23分、左から上がったチェンバレンが中央のサラーにパス。右脇で落としを叩いたコーディー・ガクポは、ダンクにブロックされて頭を抱えています。26分、ファビーニョのロングフィードが右からスプリントしたサラーへ。右足の強引なシュートは、ニアに逸れていきました。
直後、またもサラーがドリブルでボックスに侵入し、右足でクロス。GKロベルト・サンチェスが弾いたボールを拾ったアーノルドがニアに浮かすと、チェンバレンのタッチは右に外れました。29分、縦のスルーパスに反応した三笘が、アーノルドの裏を取ってアリソンの前へ。右足のトーキックは、ファーポストの外に抜けていきました。
36分、ヘンダーソンとアーノルドをかわした三笘の折り返しは、マティプが足に当ててアリソンがキャッチ。39分にもマック・アリスターのロングフィードで三笘がボックス左に入りますが、高速のグラウンダーはファーガソンに合いません。アリソンがソリー・マーチを倒した41分のVARは、その前にオフサイドというジャッジです。
前半のシュートは6対3、オンターゲットは3対0。いい形を創れずに折り返したレッズは、後半の立ち上がりに失点を喫してしまいました。47分、マティプのミスパスをさらったマック・アリスターがララナに預け、ショートカウンターが発動。ボックス左でもらった三笘が中央にラストパスを通すと、アリソンの前に走り込んだソリー・マーチが左足でプッシュしました。
さらに53分、エステピニャンの縦パスを収めたファーガソンが、中央に流れてきたソリー・マーチにスルーパス。着いていたロバートソンはコースを切れず、右隅を狙った一撃がサイドネットに突き刺さりました。2-0になった直後、アーノルドがアウトにかけたクロスがチェンバレンへ。ダイビングヘッドはうまく当たらず、ロベルト・サンチェスがキャッチしています。
59分、三笘が中央のファーガソンをポストに使い、落としたボールがララナの前に出るも、明らかに力んだ左足シュートは右にアウト。64分に左からカットインした三笘のミドルは、アリソンの正面です。クロップ監督が動いたのは68分。4枚代えは、スカッドを発奮させるきっかけになるでしょうか。
ファビーニョ、ヘンダーソン、マティプ、チェンバレンが下がり、ナビ・ケイタ、ベン・ドーク、エリオット、ジョー・ゴメス。残り20分のシュート数は11対4、ポゼッションは61%対39%とホームチームの完勝ペースです。76分、敵陣右サイドでチアゴが奪い、ナビ・ケイタのパスがボックス右のエリオットに通ると、左足のシュートはニアに外れました。
77分、アーノルドのクロスが中央に上がると、競り合いのこぼれ球に反応したガクポは、ロベルト・サンチェスに先に触られてゴールならず。ブライトンが勝負を決めたのは81分でした。右からのスローインをゴール前にヘッドで送ったのはソリー・マーチ。ボールを頭上に浮かしてジョー・ゴメスをかわしたウェルベックが、右のポスト際を抜きました。
ブライトンの目標は、逃げ切りではなく4点めのようです。90分に退いた三笘に、大きな拍手。先制ゴールのシーンでアシストが記録されていないのは、アーノルドの足に当たったというジャッジでしょうか。シュート4本、デュエル全勝、パス成功率86%のウインガーは、勝利の立役者のひとりといっていいでしょう。
92分のロバートソンのCKをコナテが頭で叩くと、ロベルト・サンチェスが落ち着いてキャッチ。直後、アリソンが前に出ているのを見たサルミエントのロングシュートは、ホームチームの9本めのオンターゲットです。何もできなかったレッズは3-0完敗。中盤を支配されたために前線を動かすボールを入れられず、アーノルドのクロス以外にチャンスを創る機能はありませんでした。
ブレントフォード戦に続いてアウェイで3失点の連敗。横からのボールに対する脆さを露呈した前節に対して、今日は直線的な速攻で崩されました。ボールを奪われた直後の寄せが遅く、裏を狙ってくるアタッカーへの対応が後手にまわるシーンも目立っており、最終ラインのみならず中盤の見直しも必要でしょう。
4位ニューカッスルとの差は7ポイント、5位トッテナムとは5ポイント。TOP4の背中が見えなくなりつつあるリヴァプールの次節は、チェルシーとのサバイバルマッチです。チアゴ、ヘンダーソン、ファビーニョを揃えて劣勢の完敗はショッキングですが、何とか気持ちを切り替え、アンフィールドの声援を力に変えるしかありません。
それにしてもブライトン、強いですね…。三笘、ブラボー!(ソリー・マーチ 写真著作者/James Boyes )
多数の負傷者を抱え、やりくりを強いられているクロップ監督は、サラー、コーディー・ガクポ、チェンバレンを前線に配しています。中盤はチアゴ、ファビーニョ、ヘンダーソン。アリソンの前にアーノルド、マティプ、コナテ、ロバートソン。立ち上がりからポゼッションを取っているのはブライトンです。
4分に右から蹴ったパスカル・グロスのFKは、ファーをケアしていたファビーニョがクリア。8分にボックス右でパスを受けたソリー・マーチは、左足で放ったきわどいシュートをゴール前に入ったアーノルドにクリアされました。直後の左からのCKは、ニアで先着したマック・アリスターのヘッドがアリソンの正面です。
ララナが右から仕掛けた10分の速攻は3対2。ファーガソンがグラウンダーをスルーしていれば、三笘がフリーでしたが、止めて出したラストパスは間に合ったアーノルドがカットしました。13分に2人を一気にぶち抜いた三笘のドリブルは、アーノルドが腕をつかんでストップ。パスカル・グロスがニアを狙ったFKは、ロバートソンがブロックしました。
ファン・ダイクを欠いたレッズの最終ラインは、コナテが左右に振られながらボールを奪取し続けています。18分に三笘にかわされたマティプは、後ろから倒してイエロー。20分を過ぎても、レッズはシュートを打てません。22分に右サイドから仕掛けたソリー・マーチを止めたのも、外に出ていったコナテです。
23分、左から上がったチェンバレンが中央のサラーにパス。右脇で落としを叩いたコーディー・ガクポは、ダンクにブロックされて頭を抱えています。26分、ファビーニョのロングフィードが右からスプリントしたサラーへ。右足の強引なシュートは、ニアに逸れていきました。
直後、またもサラーがドリブルでボックスに侵入し、右足でクロス。GKロベルト・サンチェスが弾いたボールを拾ったアーノルドがニアに浮かすと、チェンバレンのタッチは右に外れました。29分、縦のスルーパスに反応した三笘が、アーノルドの裏を取ってアリソンの前へ。右足のトーキックは、ファーポストの外に抜けていきました。
36分、ヘンダーソンとアーノルドをかわした三笘の折り返しは、マティプが足に当ててアリソンがキャッチ。39分にもマック・アリスターのロングフィードで三笘がボックス左に入りますが、高速のグラウンダーはファーガソンに合いません。アリソンがソリー・マーチを倒した41分のVARは、その前にオフサイドというジャッジです。
前半のシュートは6対3、オンターゲットは3対0。いい形を創れずに折り返したレッズは、後半の立ち上がりに失点を喫してしまいました。47分、マティプのミスパスをさらったマック・アリスターがララナに預け、ショートカウンターが発動。ボックス左でもらった三笘が中央にラストパスを通すと、アリソンの前に走り込んだソリー・マーチが左足でプッシュしました。
さらに53分、エステピニャンの縦パスを収めたファーガソンが、中央に流れてきたソリー・マーチにスルーパス。着いていたロバートソンはコースを切れず、右隅を狙った一撃がサイドネットに突き刺さりました。2-0になった直後、アーノルドがアウトにかけたクロスがチェンバレンへ。ダイビングヘッドはうまく当たらず、ロベルト・サンチェスがキャッチしています。
59分、三笘が中央のファーガソンをポストに使い、落としたボールがララナの前に出るも、明らかに力んだ左足シュートは右にアウト。64分に左からカットインした三笘のミドルは、アリソンの正面です。クロップ監督が動いたのは68分。4枚代えは、スカッドを発奮させるきっかけになるでしょうか。
ファビーニョ、ヘンダーソン、マティプ、チェンバレンが下がり、ナビ・ケイタ、ベン・ドーク、エリオット、ジョー・ゴメス。残り20分のシュート数は11対4、ポゼッションは61%対39%とホームチームの完勝ペースです。76分、敵陣右サイドでチアゴが奪い、ナビ・ケイタのパスがボックス右のエリオットに通ると、左足のシュートはニアに外れました。
77分、アーノルドのクロスが中央に上がると、競り合いのこぼれ球に反応したガクポは、ロベルト・サンチェスに先に触られてゴールならず。ブライトンが勝負を決めたのは81分でした。右からのスローインをゴール前にヘッドで送ったのはソリー・マーチ。ボールを頭上に浮かしてジョー・ゴメスをかわしたウェルベックが、右のポスト際を抜きました。
ブライトンの目標は、逃げ切りではなく4点めのようです。90分に退いた三笘に、大きな拍手。先制ゴールのシーンでアシストが記録されていないのは、アーノルドの足に当たったというジャッジでしょうか。シュート4本、デュエル全勝、パス成功率86%のウインガーは、勝利の立役者のひとりといっていいでしょう。
92分のロバートソンのCKをコナテが頭で叩くと、ロベルト・サンチェスが落ち着いてキャッチ。直後、アリソンが前に出ているのを見たサルミエントのロングシュートは、ホームチームの9本めのオンターゲットです。何もできなかったレッズは3-0完敗。中盤を支配されたために前線を動かすボールを入れられず、アーノルドのクロス以外にチャンスを創る機能はありませんでした。
ブレントフォード戦に続いてアウェイで3失点の連敗。横からのボールに対する脆さを露呈した前節に対して、今日は直線的な速攻で崩されました。ボールを奪われた直後の寄せが遅く、裏を狙ってくるアタッカーへの対応が後手にまわるシーンも目立っており、最終ラインのみならず中盤の見直しも必要でしょう。
4位ニューカッスルとの差は7ポイント、5位トッテナムとは5ポイント。TOP4の背中が見えなくなりつつあるリヴァプールの次節は、チェルシーとのサバイバルマッチです。チアゴ、ヘンダーソン、ファビーニョを揃えて劣勢の完敗はショッキングですが、何とか気持ちを切り替え、アンフィールドの声援を力に変えるしかありません。
それにしてもブライトン、強いですね…。三笘、ブラボー!(ソリー・マーチ 写真著作者/James Boyes )
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
コメントを残す