2023.02.06 プレミアリーグ観戦記2022-23プレミアリーグ観戦記
【Tottenham×MAN.CITY】ハーランド不発、決勝ゴールはプレミアリーグ200発のハリー・ケイン!
プレミアリーグ22節の最後のゲームは、ビッグ6の直接対決。4位ニューカッスルに4ポイント差のトッテナムと、首位アーセナルに5ポイント差のマンチェスター・シティの激突は、どちらも負けられない一戦です。
ホームのスパーズはベストメンバーといっていいでしょう。GKロリス、DFロメロ、エリック・ダイアー、ベン・デイヴィス。アウトサイドにエメルソンとペリシッチ、中盤センターはホイビュルクとベンタンクール、前線にクルゼフスキ、ハリー・ケイン、ソン・フンミンという布陣です。胆嚢炎の手術を行ったコンテ監督は、スタジアム入りを見合わせています。
一方のペップは、ルベン・ディアス、ラポルテ、ギュンドアン、デブライネをベンチに置いています。エデルソン、カイル・ウォーカー、アカンジ、ナタン・アケ、リコ・ルイス、ロドリ、ベルナルド・シウヴァ、マフレズ、フリアン・アルバレス、グリーリッシュ、ハーランド。足首を痛めているフィル・フォーデン姿は見当たりません。
キックオフから、スパーズのプレスと速攻が目立っています。中央から上がったソン・フンミンはボックスの手前でタッチが流れ、リコ・ルイスと勝負したエメルソンはクロスをカットされました。フリーのナタン・アケにボールが出た5分のCKは、クリアに競り勝ったアカンジのヘッドをロリスがキャッチ。6分のフリアン・アルバレスの強烈なショットはブロックされています。
13分、右サイドでキープしたマフレズがカイル・ウォーカーに戻すと、高速クロスがファーポスト際へ。危険なボールは、グリーリッシュの前に入ったエメルソンが必死にクリアしました。スパーズの先制ゴールは、この直後でした。敵陣ボックス手前でロドリのパスを奪取したのはホイビュルク。リコ・ルイスを振り切ったMFが右に転がすと、待っていたのはハリー・ケインです。
右足のダイレクトショットがエデルソンの指先を越え、1-0。スパーズにおける267ゴールは、ジミー・グリーヴスを超える単独TOP。プレミアリーグ通算200ゴールは、シアラー、ルーニーに次ぐ歴代3位です。最終ラインのミスからの失点が増えたマン・シティは、追加点を奪われるわけにはいきません。
19分のベルナルド・シウヴァのミドルは、ロリスの正面。27分にハリー・ケインが仕掛けた速攻は、スルーパスをもらったクルゼフスキが打てず、右からフォローしたエメルソンがCKを取るのが精一杯でした。30分を過ぎてもハーランドはシュートゼロ。31分のスパーズのカウンターは、カットインしたクルゼフスキのミドルがブロックされています。
41分、マフレズが右に預け、フリアン・アルバレスがボックス手前にグラウンダーを通すと、ロドリのダイレクトショットはロリスが左に飛んでキャッチ。1分後、グリーリッシュがカットインから右隅を狙うと、ボールは外に逸れていきました。44分のスパーズのCKが混戦となり、ハリー・ケインとエリック・ダイアーが何度もプッシュしますが、すべてDFがクリアしています。
前半終了間際に、フリアン・アルバレスが敵陣で奪って左のグリーリッシュへ。クロスのクリアがファーに流れ、トラップしたマフレズが左足を振り抜くと、ボールはクロスバーを叩いて左に流れていきました。前半は1-0、シュート数は6対7、オンターゲットは1対3。スコアが動かなければ、どこかでデブライネが出てくるはずです。
後半の立ち上がりは、右サイドを執拗に攻めるスパーズペース。クロスからフィニッシュを許さなかったアウェイチームは、ポゼッションを取り返しています。56分にペリシッチが右から蹴ったCKがニアに入ると、走り込んだベン・デイヴィスのヘッドはバーの上。58分にマフレズと代わったのは、やはりデブライネです。
64分にボックス左脇のFKをグリーリッシュが中央に入れると、フリアン・アルバレスの一撃はエリック・ダイアーが頭でクリア。CKの二次攻撃からデブライネが放ったシュートは、右に外れました。先に決まるのはマン・シティのサイドアタックか、スパーズのカウンターか。68分にボックス右手前でデブライネとパス交換したフリアン・アルバレスは、ミドルが枠にいきません。
69分、中央から持ち上がったソン・フンミンが左のハリー・ケインにラストパス。2人を強引にかわしたストライカーは、飛び出したGKにフィニッシュを阻まれました。残り20分のシュート数は10対11。ハーランドは、未だシュートがありません。
77分のカウンターから、ソン・フンミンが左足で狙ったミドルはエデルソンが右に反応してセーブ。こぼれ球を拾ったハリー・ケインがホイビュルクに渡すと、右足のシュートは左のポストの外を抜けていきました。79分、ペリシッチに代わってセセニョン。84分にソン・フンミンが下がり、イヴ・ビスマ。ペップは同じ時間にベルナルド・シウヴァをギュンドアンに代えています。
87分、グリーリッシュを引っかけたロメロが、2枚めのイエロー。クルゼフスキをダヴィンソン・サンチェスは、マン・シティの猛攻が始まるきっかけとなりそうです。デブライネのFKは壁にヒット。ハーランドはボックス内で触らせてもらえず、タイムアップの笛を聞きました。
まずはハリー・ケインに「おめでとう!」ですね。プレスからのショートカウンターと、奪ったらすぐに前線を走らせる速攻が冴えたスパーズは、ゲームプラン通りの勝利でしょう。マン・シティは速いパスワークからボックスの脇を崩す形が作れず、後半はグリーリッシュのドリブルとデブライネのクロス頼みでした。
10番のラストパスはボックスの入口へのグラウンダーばかりで、17番はファーに上げるボールのみ。ハーランドを封じられたチームは次の展開が読みやすく、スパーズの守備陣が慌てるシーンはありませんでした。2人合わせてクロスが1本しかなかったカイル・ウォーカーとリコ・ルイスを見ていると、ジョアン・カンセロがいれば…と思わずにはいられません。
勝ったスパーズはニューカッスルの背中を捉え、敗れたマン・シティはアーセナルとの差を詰めるチャンスを逃しました。ヴィラ戦の後、アーセナルとの決戦が控えているペップは、エースを抑えられた際の戦い方を明確にしなければなりません。グリーリッシュVS冨安、デブライネVSジンチェンコ、ハーランドVSサリバ…注目のゲームの結末は、予測不能です。
ホームのスパーズはベストメンバーといっていいでしょう。GKロリス、DFロメロ、エリック・ダイアー、ベン・デイヴィス。アウトサイドにエメルソンとペリシッチ、中盤センターはホイビュルクとベンタンクール、前線にクルゼフスキ、ハリー・ケイン、ソン・フンミンという布陣です。胆嚢炎の手術を行ったコンテ監督は、スタジアム入りを見合わせています。
一方のペップは、ルベン・ディアス、ラポルテ、ギュンドアン、デブライネをベンチに置いています。エデルソン、カイル・ウォーカー、アカンジ、ナタン・アケ、リコ・ルイス、ロドリ、ベルナルド・シウヴァ、マフレズ、フリアン・アルバレス、グリーリッシュ、ハーランド。足首を痛めているフィル・フォーデン姿は見当たりません。
キックオフから、スパーズのプレスと速攻が目立っています。中央から上がったソン・フンミンはボックスの手前でタッチが流れ、リコ・ルイスと勝負したエメルソンはクロスをカットされました。フリーのナタン・アケにボールが出た5分のCKは、クリアに競り勝ったアカンジのヘッドをロリスがキャッチ。6分のフリアン・アルバレスの強烈なショットはブロックされています。
13分、右サイドでキープしたマフレズがカイル・ウォーカーに戻すと、高速クロスがファーポスト際へ。危険なボールは、グリーリッシュの前に入ったエメルソンが必死にクリアしました。スパーズの先制ゴールは、この直後でした。敵陣ボックス手前でロドリのパスを奪取したのはホイビュルク。リコ・ルイスを振り切ったMFが右に転がすと、待っていたのはハリー・ケインです。
右足のダイレクトショットがエデルソンの指先を越え、1-0。スパーズにおける267ゴールは、ジミー・グリーヴスを超える単独TOP。プレミアリーグ通算200ゴールは、シアラー、ルーニーに次ぐ歴代3位です。最終ラインのミスからの失点が増えたマン・シティは、追加点を奪われるわけにはいきません。
19分のベルナルド・シウヴァのミドルは、ロリスの正面。27分にハリー・ケインが仕掛けた速攻は、スルーパスをもらったクルゼフスキが打てず、右からフォローしたエメルソンがCKを取るのが精一杯でした。30分を過ぎてもハーランドはシュートゼロ。31分のスパーズのカウンターは、カットインしたクルゼフスキのミドルがブロックされています。
41分、マフレズが右に預け、フリアン・アルバレスがボックス手前にグラウンダーを通すと、ロドリのダイレクトショットはロリスが左に飛んでキャッチ。1分後、グリーリッシュがカットインから右隅を狙うと、ボールは外に逸れていきました。44分のスパーズのCKが混戦となり、ハリー・ケインとエリック・ダイアーが何度もプッシュしますが、すべてDFがクリアしています。
前半終了間際に、フリアン・アルバレスが敵陣で奪って左のグリーリッシュへ。クロスのクリアがファーに流れ、トラップしたマフレズが左足を振り抜くと、ボールはクロスバーを叩いて左に流れていきました。前半は1-0、シュート数は6対7、オンターゲットは1対3。スコアが動かなければ、どこかでデブライネが出てくるはずです。
後半の立ち上がりは、右サイドを執拗に攻めるスパーズペース。クロスからフィニッシュを許さなかったアウェイチームは、ポゼッションを取り返しています。56分にペリシッチが右から蹴ったCKがニアに入ると、走り込んだベン・デイヴィスのヘッドはバーの上。58分にマフレズと代わったのは、やはりデブライネです。
64分にボックス左脇のFKをグリーリッシュが中央に入れると、フリアン・アルバレスの一撃はエリック・ダイアーが頭でクリア。CKの二次攻撃からデブライネが放ったシュートは、右に外れました。先に決まるのはマン・シティのサイドアタックか、スパーズのカウンターか。68分にボックス右手前でデブライネとパス交換したフリアン・アルバレスは、ミドルが枠にいきません。
69分、中央から持ち上がったソン・フンミンが左のハリー・ケインにラストパス。2人を強引にかわしたストライカーは、飛び出したGKにフィニッシュを阻まれました。残り20分のシュート数は10対11。ハーランドは、未だシュートがありません。
77分のカウンターから、ソン・フンミンが左足で狙ったミドルはエデルソンが右に反応してセーブ。こぼれ球を拾ったハリー・ケインがホイビュルクに渡すと、右足のシュートは左のポストの外を抜けていきました。79分、ペリシッチに代わってセセニョン。84分にソン・フンミンが下がり、イヴ・ビスマ。ペップは同じ時間にベルナルド・シウヴァをギュンドアンに代えています。
87分、グリーリッシュを引っかけたロメロが、2枚めのイエロー。クルゼフスキをダヴィンソン・サンチェスは、マン・シティの猛攻が始まるきっかけとなりそうです。デブライネのFKは壁にヒット。ハーランドはボックス内で触らせてもらえず、タイムアップの笛を聞きました。
まずはハリー・ケインに「おめでとう!」ですね。プレスからのショートカウンターと、奪ったらすぐに前線を走らせる速攻が冴えたスパーズは、ゲームプラン通りの勝利でしょう。マン・シティは速いパスワークからボックスの脇を崩す形が作れず、後半はグリーリッシュのドリブルとデブライネのクロス頼みでした。
10番のラストパスはボックスの入口へのグラウンダーばかりで、17番はファーに上げるボールのみ。ハーランドを封じられたチームは次の展開が読みやすく、スパーズの守備陣が慌てるシーンはありませんでした。2人合わせてクロスが1本しかなかったカイル・ウォーカーとリコ・ルイスを見ていると、ジョアン・カンセロがいれば…と思わずにはいられません。
勝ったスパーズはニューカッスルの背中を捉え、敗れたマン・シティはアーセナルとの差を詰めるチャンスを逃しました。ヴィラ戦の後、アーセナルとの決戦が控えているペップは、エースを抑えられた際の戦い方を明確にしなければなりません。グリーリッシュVS冨安、デブライネVSジンチェンコ、ハーランドVSサリバ…注目のゲームの結末は、予測不能です。
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