2023.09.24 プレミアリーグ観戦記2023-24プレミアリーグ観戦記
【MAN.CITY×Nottingham Forest】ロドリ退場とはいえ…全勝の王者はなぜあれほど引いたのか?
やっぱり強い。彼らには勝てない…。ノッティンガム・フォレストをエティハドに迎えたマンチェスター・シティは、たった15分で勝負を決めたかと思いました。開始7分、左にいたジェレミー・ドクのパスを受けたロドリが、ボックス右に絶妙なサイドチェンジ。カイル・ウォーカーがダイレクトで後方に落とすと、フォーデンの左足ボレーがニアポスト際に決まりました。
2点めは14分、右サイドのフリアン・アルバレスがフォーデンに預けると、ボックス右に走り込んだマテウス・ヌネスに美しいスルーパス。余裕があったニューフェイスはファーで空いていたハーランドにピタリと合わせ、今季プレミアリーグ8発めとなるヘディングシュートがネットに突き刺さりました。
ケヴィン・デブライネのリタイアで攻撃力が落ちるかと思いきや、フィル・フォーデンとフリアン・アルバレスを元気にさせただけのようです。アカデミー出身の23歳は、プレミアリーグとチャンピオンズリーグで6戦1ゴール4アシスト。22歳でワールドカップを制したアルゼンチン代表は、6戦4ゴール4アシストと無双状態です。
2点リードの昨季王者は、アウェイチームの反撃をしのいだ後、ペースをスローに落としています。26分にロドリの縦パスがフォーデンに入ると、左脇にいたフリアン・アルバレスが斜めに走りながらもらい、スピードUP。右足のミドルはマット・ターナーの正面に飛びましたが、ストライカーをあのエリアでフリーにすれば、いずれ決められてしまうでしょう。
31分に中に斬り込んだジェレミー・ドクは、右足で打つかと思いきや、ニアのフリアン・アルバレスに速いラストパス。左足のフィニッシュは、ボリが足元に飛び込んで外に出しました。ゆっくりまわして隙を窺い、縦にボールを入れた瞬間、全員が一気に動くチームがゴールを量産するイメージはあっても、失点を重ねる展開は想像できません。
42分のフリアン・アルバレスのFKは、壁に当たって右にアウト。事件が起こったのは、後半開始から30秒でした。左サイドでギブス=ホワイトと絡んだロドリが激昂。胸を当てただけで終われば、プレー続行だったはずですが、両手で首をつかんでしまえば、レッドカードもやむなしです。
ドミンゲス、アウォニイ、ギブス=ホワイトとつながった50分のアタックは、ここからは違う試合になると予告するかのようです。ペップはこのタイミングでジェレミー・ドクを下げ、カルヴァン・フィリップスを投入。赤いシャツがボールを支配し、ハーランドは自陣中央まで引いています。56分、フリアン・アルバレスが下がってナタン・アケ。マン・シティは珍しい5-3-1です。
58分には、ラインの裏に抜けてシュートを浮かしたアウェニイとエデルソンが一触即発。頭を突き合わせながら、手を出さなかった両者はイエローカードで済んでいます。64分にカウンターを仕掛けたフォーデンは、ボリを抜いた後、モンティエルに止められました。71分、左からのクロスのクリアがファーのエランガに届くも、左足のボレーはうまく当たりません。
77分、右からのFKをボックス左で受けたナタン・アケが、中央に完璧なクロスを入れると、ハーランドの右足ボレーはクロスバーの上。マン・シティの後半のシュートは、この1本のみです。2-0のまま、追加タイムは7分。95分に、ギブス=ホワイトが左に出したボールを叩いたエランガのボレーは、エデルソンがビッグセーブ。決まっていたら、ラスト2分は猛攻だったはずです。
シュート数は7対10、後半は何と1対9!マン・シティなら、10人でも攻め続けるのではないかと思っていたのですが、ペップは45分を守り切ろうとしました。アウェイチームが攻め立てた後半の展開は、守備的な戦術によるものなのか、相手の勢いで否応なく引かされたのか、ロドリ不在による弱体化なのか…成分の比率はわかりません。
1発レッドの後、レフェリーに抗議したセントラルMFは、何試合を失うことになるのでしょうか。3試合なら、カラバオカップのニューカッスル戦、プレミアリーグのウルブズ戦とアーセナル戦が対象となります。1週間前に「マン・シティはロドリがいないと勝率が落ちる」という記事を書いたのですが、よりによってアルテタとのシックスポインターで…!
2点めは14分、右サイドのフリアン・アルバレスがフォーデンに預けると、ボックス右に走り込んだマテウス・ヌネスに美しいスルーパス。余裕があったニューフェイスはファーで空いていたハーランドにピタリと合わせ、今季プレミアリーグ8発めとなるヘディングシュートがネットに突き刺さりました。
ケヴィン・デブライネのリタイアで攻撃力が落ちるかと思いきや、フィル・フォーデンとフリアン・アルバレスを元気にさせただけのようです。アカデミー出身の23歳は、プレミアリーグとチャンピオンズリーグで6戦1ゴール4アシスト。22歳でワールドカップを制したアルゼンチン代表は、6戦4ゴール4アシストと無双状態です。
2点リードの昨季王者は、アウェイチームの反撃をしのいだ後、ペースをスローに落としています。26分にロドリの縦パスがフォーデンに入ると、左脇にいたフリアン・アルバレスが斜めに走りながらもらい、スピードUP。右足のミドルはマット・ターナーの正面に飛びましたが、ストライカーをあのエリアでフリーにすれば、いずれ決められてしまうでしょう。
31分に中に斬り込んだジェレミー・ドクは、右足で打つかと思いきや、ニアのフリアン・アルバレスに速いラストパス。左足のフィニッシュは、ボリが足元に飛び込んで外に出しました。ゆっくりまわして隙を窺い、縦にボールを入れた瞬間、全員が一気に動くチームがゴールを量産するイメージはあっても、失点を重ねる展開は想像できません。
42分のフリアン・アルバレスのFKは、壁に当たって右にアウト。事件が起こったのは、後半開始から30秒でした。左サイドでギブス=ホワイトと絡んだロドリが激昂。胸を当てただけで終われば、プレー続行だったはずですが、両手で首をつかんでしまえば、レッドカードもやむなしです。
ドミンゲス、アウォニイ、ギブス=ホワイトとつながった50分のアタックは、ここからは違う試合になると予告するかのようです。ペップはこのタイミングでジェレミー・ドクを下げ、カルヴァン・フィリップスを投入。赤いシャツがボールを支配し、ハーランドは自陣中央まで引いています。56分、フリアン・アルバレスが下がってナタン・アケ。マン・シティは珍しい5-3-1です。
58分には、ラインの裏に抜けてシュートを浮かしたアウェニイとエデルソンが一触即発。頭を突き合わせながら、手を出さなかった両者はイエローカードで済んでいます。64分にカウンターを仕掛けたフォーデンは、ボリを抜いた後、モンティエルに止められました。71分、左からのクロスのクリアがファーのエランガに届くも、左足のボレーはうまく当たりません。
77分、右からのFKをボックス左で受けたナタン・アケが、中央に完璧なクロスを入れると、ハーランドの右足ボレーはクロスバーの上。マン・シティの後半のシュートは、この1本のみです。2-0のまま、追加タイムは7分。95分に、ギブス=ホワイトが左に出したボールを叩いたエランガのボレーは、エデルソンがビッグセーブ。決まっていたら、ラスト2分は猛攻だったはずです。
シュート数は7対10、後半は何と1対9!マン・シティなら、10人でも攻め続けるのではないかと思っていたのですが、ペップは45分を守り切ろうとしました。アウェイチームが攻め立てた後半の展開は、守備的な戦術によるものなのか、相手の勢いで否応なく引かされたのか、ロドリ不在による弱体化なのか…成分の比率はわかりません。
1発レッドの後、レフェリーに抗議したセントラルMFは、何試合を失うことになるのでしょうか。3試合なら、カラバオカップのニューカッスル戦、プレミアリーグのウルブズ戦とアーセナル戦が対象となります。1週間前に「マン・シティはロドリがいないと勝率が落ちる」という記事を書いたのですが、よりによってアルテタとのシックスポインターで…!
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