2023.10.09 プレミアリーグ観戦記2023-24プレミアリーグ観戦記
【Arsenal×MAN.CITY】86分、マルティネッリ!ハーランドを封じたアーセナルがついにペップに勝利!
ブカヨ・サカのプレミアリーグ連続出場は、87試合でストップとなりました。プレミアリーグ8節、アーセナルVSマンチェスター・シティ。ジェズスを右サイドに配したアルテタ監督は、アンカーにジョルジーニョを起用しています。
GKラヤ、DFベン・ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ。MFウーデゴーア、ジョルジーニョ、デクラン・ライス、FWジェズス、エンケティア、トロサール。対するペップもロドリを欠いており、ベルナルド・シウヴァを中盤の底に据えています。
エデルソン、カイル・ウォーカー、ルベン・ディアス、ナタン・アケ、グヴァルディオル、リコ・ルイス、コヴァチッチ、ベルナルド・シウヴァ、フォーデン、フリアン・アルバレス、ハーランド。新戦力のジェレミー・ドクとマテウス・ヌネス、今季プレミアリーグで未だノーゴールのグリーリッシュはベンチスタートです。
開始5分、右からのCKをラヤが触れず、ファーのグヴァルディオルが触ったボールがゴールに向かうと、ライン上にいたデクラン・ライスがクリア。ルベン・ディアスが前線に戻したボールをハーランドがバックヘッドでつなぐと、抜け出したナタン・アケのボレーは浮いてしまいました。ピンチを脱したアーセナルは、ポゼッションを取りながらもシュートを打てるエリアに運べません。
17分にフリアン・アルバレスに詰められたラヤは、キックを当ててしまいますが、ボールは枠の外。ウーデゴーアは自陣で囲まれて失うシーンが多く、デクラン・ライスやトロサールにパスが渡りません。ラヤのパスをコヴァチッチに奪われた24分のシーンは、右からのクロスをGKがキャッチして事なきをえました。
26分、ジンチェンコのフィードでボックス左に抜けたのはエンケティア。ルベン・ディアスをかわして打ったシュートは、右に切れていきました。ウーデゴーアを後ろから削ったコヴァチッチは、VARを経てイエロー。31分にウーデゴーアが右から蹴ったFKは、エデルソンがキャッチしています。
GKのキックがハーランドに届いたのは34分。落としをもらったフリアン・アルバレスのミドルは、ラヤの頭上を越えていきます。グヴァルディオルのクロスが、ラヤの指先を越えてファーに抜けたのは40分。ハーランドは触れず、ジンチェンコの体に当たってCKです。
マン・シティはクロスの精度を欠き、アーセナルはサイドを攻略できず。ウーデゴーアは囲まれてパスコースを消され、ジェズスは複数のマークをさばけずに戻す姿が目立ちます。前半は0-0、シュート数は5対3、オンターゲットは0対1。ウーデゴーアとデクラン・ライスのかかとにコヴァチッチのスパイクの裏が入ったシーンは、試合後のメディアの話題になりそうです。
アルテタ監督は、ハーフタイムにマルティネッリを投入。トロサールはパスを10本通しただけで終わりました。50分にマルティネッリが左から蹴ったCKをエデルソンが触ると、ファーのジェズスの折り返しはベルナルド・シウヴァがカット。こぼれ球を叩いたウーデゴーアのシュートは、左に逸れていきました。
直後、敵陣でインターセプトしたデクラン・ライスが左のマルティネッリにフィード。ニアに打った左足の一撃は、エデルソンが懐に収めています。58分に左からオーバーラップしたグヴァルディオルが中央に転がすと、ボックスの入り口で受けたフリアン・アルバレスのシュートはブロックされました。
62分にジンチェンコがファーにクロスを浮かすと、クリアを拾ったベン・ホワイトが右にいたジェズスにヘッドでパス。トラップでマークをかわし、ゴールライン際に出た9番は、ラストパスをナタン・アケにカットされました。ペップが動いたのは68分。リコ・ルイス、コヴァチッチ、フリアン・アルバレスが下がり、マテウス・ヌネス、ジェレミー・ドク、ジョン・ストーンズがピッチに入っています。
75分のウーデゴーアのミドルは、クロスバー越え。アルテタ監督の3枚代えは75分、エンケティア、ジョルジーニョ、ジンチェンコに代わってトーマス、カイ・ハヴェルツ、冨安健洋です。トーマスのロングフィードが前線に出たのは86分、ヘッドで競り勝ったのは何と冨安。受けたカイ・ハヴェルツが後ろに落とすと、マルティネッリのダイレクトショットがナタン・アケに当たってゴールに飛び込みました。
途中出場の4人が全員絡んだ貴重な1発。4分の追加タイムはガナーズペースで終わり、さまざまな記録が途絶えました。プレミアリーグにおけるアーセナルのマン・シティ戦の連敗は12でストップ。ペップがリーグで連敗したのは5年ぶりです。対戦した24チーム中、23チームに勝っていたアルテタ監督は、ついにラスボスを仕留めました。
攻守ともに貢献度が高かったジェズス、守備におけるスタッツが最高だったデクラン・ライス、デュエル全勝でハーランドを封じたサリバ…MVPを選ぶとなると目移りしますが、後半のピッチに入った瞬間にゲームの温度を上げたマルティネッリを素直に指名しましょう。ここぞというシーンで前線に上がった冨安健洋、見逃さなかったトーマス、初アシストを記録したカイ・ハヴェルツにも拍手を送りたいと思います。
シュート4本、オンターゲット1本に終わったペップのチームは、左右にボールを散らしてくれるセントラルMFの不在がやはり激痛でした。サイドで優位を築けず、クロス成功は1本のみ。ハーランドとフォーデンはシュートゼロで、フリアン・アルバレスはミドルレンジから打つしかありませんでした。
アーセナルはトッテナムと総得点差の2位、プレミアリーグ開幕から6連勝だったマン・シティは3位に転落しました。サカに続いてトロサールとサリバも負傷したチームも、ロドリ不在で国内3連敗を喫したチームも、インターナショナルブレイク明けに難敵が待っています。チェルシーVSアーセナル、マン・シティVSブライトン。10チームが欧州の出場権をめざすプレミアリーグは、息つく暇がありません。
GKラヤ、DFベン・ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ。MFウーデゴーア、ジョルジーニョ、デクラン・ライス、FWジェズス、エンケティア、トロサール。対するペップもロドリを欠いており、ベルナルド・シウヴァを中盤の底に据えています。
エデルソン、カイル・ウォーカー、ルベン・ディアス、ナタン・アケ、グヴァルディオル、リコ・ルイス、コヴァチッチ、ベルナルド・シウヴァ、フォーデン、フリアン・アルバレス、ハーランド。新戦力のジェレミー・ドクとマテウス・ヌネス、今季プレミアリーグで未だノーゴールのグリーリッシュはベンチスタートです。
開始5分、右からのCKをラヤが触れず、ファーのグヴァルディオルが触ったボールがゴールに向かうと、ライン上にいたデクラン・ライスがクリア。ルベン・ディアスが前線に戻したボールをハーランドがバックヘッドでつなぐと、抜け出したナタン・アケのボレーは浮いてしまいました。ピンチを脱したアーセナルは、ポゼッションを取りながらもシュートを打てるエリアに運べません。
17分にフリアン・アルバレスに詰められたラヤは、キックを当ててしまいますが、ボールは枠の外。ウーデゴーアは自陣で囲まれて失うシーンが多く、デクラン・ライスやトロサールにパスが渡りません。ラヤのパスをコヴァチッチに奪われた24分のシーンは、右からのクロスをGKがキャッチして事なきをえました。
26分、ジンチェンコのフィードでボックス左に抜けたのはエンケティア。ルベン・ディアスをかわして打ったシュートは、右に切れていきました。ウーデゴーアを後ろから削ったコヴァチッチは、VARを経てイエロー。31分にウーデゴーアが右から蹴ったFKは、エデルソンがキャッチしています。
GKのキックがハーランドに届いたのは34分。落としをもらったフリアン・アルバレスのミドルは、ラヤの頭上を越えていきます。グヴァルディオルのクロスが、ラヤの指先を越えてファーに抜けたのは40分。ハーランドは触れず、ジンチェンコの体に当たってCKです。
マン・シティはクロスの精度を欠き、アーセナルはサイドを攻略できず。ウーデゴーアは囲まれてパスコースを消され、ジェズスは複数のマークをさばけずに戻す姿が目立ちます。前半は0-0、シュート数は5対3、オンターゲットは0対1。ウーデゴーアとデクラン・ライスのかかとにコヴァチッチのスパイクの裏が入ったシーンは、試合後のメディアの話題になりそうです。
アルテタ監督は、ハーフタイムにマルティネッリを投入。トロサールはパスを10本通しただけで終わりました。50分にマルティネッリが左から蹴ったCKをエデルソンが触ると、ファーのジェズスの折り返しはベルナルド・シウヴァがカット。こぼれ球を叩いたウーデゴーアのシュートは、左に逸れていきました。
直後、敵陣でインターセプトしたデクラン・ライスが左のマルティネッリにフィード。ニアに打った左足の一撃は、エデルソンが懐に収めています。58分に左からオーバーラップしたグヴァルディオルが中央に転がすと、ボックスの入り口で受けたフリアン・アルバレスのシュートはブロックされました。
62分にジンチェンコがファーにクロスを浮かすと、クリアを拾ったベン・ホワイトが右にいたジェズスにヘッドでパス。トラップでマークをかわし、ゴールライン際に出た9番は、ラストパスをナタン・アケにカットされました。ペップが動いたのは68分。リコ・ルイス、コヴァチッチ、フリアン・アルバレスが下がり、マテウス・ヌネス、ジェレミー・ドク、ジョン・ストーンズがピッチに入っています。
75分のウーデゴーアのミドルは、クロスバー越え。アルテタ監督の3枚代えは75分、エンケティア、ジョルジーニョ、ジンチェンコに代わってトーマス、カイ・ハヴェルツ、冨安健洋です。トーマスのロングフィードが前線に出たのは86分、ヘッドで競り勝ったのは何と冨安。受けたカイ・ハヴェルツが後ろに落とすと、マルティネッリのダイレクトショットがナタン・アケに当たってゴールに飛び込みました。
途中出場の4人が全員絡んだ貴重な1発。4分の追加タイムはガナーズペースで終わり、さまざまな記録が途絶えました。プレミアリーグにおけるアーセナルのマン・シティ戦の連敗は12でストップ。ペップがリーグで連敗したのは5年ぶりです。対戦した24チーム中、23チームに勝っていたアルテタ監督は、ついにラスボスを仕留めました。
攻守ともに貢献度が高かったジェズス、守備におけるスタッツが最高だったデクラン・ライス、デュエル全勝でハーランドを封じたサリバ…MVPを選ぶとなると目移りしますが、後半のピッチに入った瞬間にゲームの温度を上げたマルティネッリを素直に指名しましょう。ここぞというシーンで前線に上がった冨安健洋、見逃さなかったトーマス、初アシストを記録したカイ・ハヴェルツにも拍手を送りたいと思います。
シュート4本、オンターゲット1本に終わったペップのチームは、左右にボールを散らしてくれるセントラルMFの不在がやはり激痛でした。サイドで優位を築けず、クロス成功は1本のみ。ハーランドとフォーデンはシュートゼロで、フリアン・アルバレスはミドルレンジから打つしかありませんでした。
アーセナルはトッテナムと総得点差の2位、プレミアリーグ開幕から6連勝だったマン・シティは3位に転落しました。サカに続いてトロサールとサリバも負傷したチームも、ロドリ不在で国内3連敗を喫したチームも、インターナショナルブレイク明けに難敵が待っています。チェルシーVSアーセナル、マン・シティVSブライトン。10チームが欧州の出場権をめざすプレミアリーグは、息つく暇がありません。
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