2024.02.05 プレミアリーグ観戦記2023-24プレミアリーグ観戦記
【MAN.UTD×West Ham】ホイルンド4戦連発、ガルナチョ2発!マン・ユナイテッドは3-0快勝…?
ガルナチョの両脇に、ホイルンドとメイヌー。クドゥスのゴールセレブレーションをパクり、笑顔でフェンスに座った3人を見て、胸が熱くなってしまいました。オールド・トラフォードのプレミアリーグ23節は、マンチェスター・ユナイテッドがウェストハムに3-0で勝利。テン・ハフのチームは、ボクシングデー以降の5試合で13ゴールと得点力が高まっています。
マンチェスター・ユナイテッドの先発メンバーは、前節のウルヴス戦と10人が同じで、ヴァランをマグワイアにスイッチしただけです。GKオナナ、DFダロト、マグワイア、ジョニー・エヴァンス、ワン=ビサカ。中盤センターはメイヌーとエリクセン、2列めはラシュフォード、ブルーノ・フェルナンデス、ガルナチョ、最前線は21歳の誕生日を祝う一戦となったホイルンドです。
ハマーズの最初のチャンスは10分のCK。ソーチェクのヘッドがエドソン・アルバレスに当たってコースが変わると、オナナが素晴らしい反応で左に弾き出しました。15分のショートコーナーから、ボックス左手前のブルーノが右隅を狙ったミドルは、左手を伸ばしたアレオラのビッグセーブに阻まれました。
ホームチームの先制ゴールは23分。左サイドの競り合いから、リサンドロ・マルティネスがニアに浮かしたボールはクリアされますが、こぼれ球に突っ込んだカゼミーロがホイルンドにつなぎます。中央に持ち込み、ナイフ・アゲールをかわしたストライカーのフィニッシュはパーフェクト。左隅に飛んだボールに、アレオラは触れませんでした。
ボクシングデーのヴィラ戦から、プレミアリーグで4戦連続ゴール。リードされたハマーズは、執拗にサイドアタックを繰り返しています。27分のCKの二次攻撃から、ベン・ジョンソンが放ったブレ球のミドルはオナナがセーブ。31分には、ボーウェンのクロスに合わせたクドゥスのヘッドを守護神がぎりぎりでキャッチしています。
41分の右からのCKは、ニアで競り勝ったエドソン・アルバレスのヘディングが中央へ。クドゥスの前に落ちればチャンスでしたが、ボーウェンの腕に当たったボールは14番の後ろを抜けていきました。前半は1-0ながら、シュート数は4対12。ウォード=プラウズのプレースキックと、ミドルレンジからのアグレッシブなシュートは後半も脅威になりそうです。
この試合のターニングポイントは、ハマーズの追撃ムードを遮った49分の2点めです。ブルーノのサイドチェンジをボックス右で受けたガルナチョが、中に持って左足一閃。ボールはナイフ・アゲールに当たってコースが変わり、アレオラの逆を突いて右隅に収まりました。アウェイチームは、1分前に敵陣でダロトから奪い、ゴールに迫ったエメルソンのミスキックが悔やまれます。
フェンスに向かって走りながら、後ろをチラ見したガルナチョは、試合前の約束どおり2人がついてくるかを確認したのでしょう。17番と肩を組んだホイルンドとメイヌーを見て、彼らがこれからのマンチェスター・ユナイテッドを牽引していくのだと実感しました。2-0となった51分、左からカットインしたのはラシュフォード。ズマをかわして打った一撃は、右に逸れていきました。
ホイルンドともに、プレミアリーグで3戦連発だった10番は、57分にもフリーのボレーを打ち上げて天を仰いでいます。テン・ハフ監督は、64分にメイヌーを下げてマクトミネイ。アクシデントが発生したのは、この直後でした。自陣ゴールライン際の競り合いで、ツォウファルに右膝に乗られたリサンドロ・マルティネスは、プレー続行不可能のようです。
69分にエドソン・アルバレスのロングフィードで、ボーウェンがマグワイアの裏を取ってオナナの前へ。決まるかと身構えた瞬間、ダロトが足元に入ってシュートのコースを変えました。71分にピッチに送り出されたのはヴァラン。リサンドロ・マルティネスは自力でベンチに戻りましたが、軽傷で済む雰囲気ではありませんでした。
最後のゴールは85分。ハーフラインを超えたところで、カルヴァン・フィリップスにホイルンドとマクトミネイが詰めて奪取。中央から上がったマクトミネイが右に流すと、ガルナチョのこの日2発めがゴール左に決まりました。フェンスに座っているのはガルナチョだけで、ホイルンドとマクトミネイは立ったままで肩を抱いています。
3-0で勝ったのは喜ばしいことですが、シュート数12対22は大いに気になります。ブルーノ、カゼミーロ、メイヌー、マクトミネイの4人でトータル9回もドリブルで抜かれており、ラシュフォードは守備のアクションが1度もありませんでした。中盤とサイドの守備意識を高めなければ、コペンハーゲン、ガラタサライ、ウルヴス戦のような失点連発を繰り返すことになるでしょう。
次節からアストン・ヴィラ、ルートン、マンチェスターダービーのアウェイ3連戦。ここを乗り切れなければ、ヨーロッパリーグの出場権獲得も危うくなりそうです。テン・ハフ監督は、守備を改善することができるでしょうか。昨日のクリーンシートは、相手のミス、オナナのビッグセーブ、いくばくかの幸運によって成立したものと捉えたほうがいいでしょう。
マンチェスター・ユナイテッドの先発メンバーは、前節のウルヴス戦と10人が同じで、ヴァランをマグワイアにスイッチしただけです。GKオナナ、DFダロト、マグワイア、ジョニー・エヴァンス、ワン=ビサカ。中盤センターはメイヌーとエリクセン、2列めはラシュフォード、ブルーノ・フェルナンデス、ガルナチョ、最前線は21歳の誕生日を祝う一戦となったホイルンドです。
ハマーズの最初のチャンスは10分のCK。ソーチェクのヘッドがエドソン・アルバレスに当たってコースが変わると、オナナが素晴らしい反応で左に弾き出しました。15分のショートコーナーから、ボックス左手前のブルーノが右隅を狙ったミドルは、左手を伸ばしたアレオラのビッグセーブに阻まれました。
ホームチームの先制ゴールは23分。左サイドの競り合いから、リサンドロ・マルティネスがニアに浮かしたボールはクリアされますが、こぼれ球に突っ込んだカゼミーロがホイルンドにつなぎます。中央に持ち込み、ナイフ・アゲールをかわしたストライカーのフィニッシュはパーフェクト。左隅に飛んだボールに、アレオラは触れませんでした。
ボクシングデーのヴィラ戦から、プレミアリーグで4戦連続ゴール。リードされたハマーズは、執拗にサイドアタックを繰り返しています。27分のCKの二次攻撃から、ベン・ジョンソンが放ったブレ球のミドルはオナナがセーブ。31分には、ボーウェンのクロスに合わせたクドゥスのヘッドを守護神がぎりぎりでキャッチしています。
41分の右からのCKは、ニアで競り勝ったエドソン・アルバレスのヘディングが中央へ。クドゥスの前に落ちればチャンスでしたが、ボーウェンの腕に当たったボールは14番の後ろを抜けていきました。前半は1-0ながら、シュート数は4対12。ウォード=プラウズのプレースキックと、ミドルレンジからのアグレッシブなシュートは後半も脅威になりそうです。
この試合のターニングポイントは、ハマーズの追撃ムードを遮った49分の2点めです。ブルーノのサイドチェンジをボックス右で受けたガルナチョが、中に持って左足一閃。ボールはナイフ・アゲールに当たってコースが変わり、アレオラの逆を突いて右隅に収まりました。アウェイチームは、1分前に敵陣でダロトから奪い、ゴールに迫ったエメルソンのミスキックが悔やまれます。
フェンスに向かって走りながら、後ろをチラ見したガルナチョは、試合前の約束どおり2人がついてくるかを確認したのでしょう。17番と肩を組んだホイルンドとメイヌーを見て、彼らがこれからのマンチェスター・ユナイテッドを牽引していくのだと実感しました。2-0となった51分、左からカットインしたのはラシュフォード。ズマをかわして打った一撃は、右に逸れていきました。
ホイルンドともに、プレミアリーグで3戦連発だった10番は、57分にもフリーのボレーを打ち上げて天を仰いでいます。テン・ハフ監督は、64分にメイヌーを下げてマクトミネイ。アクシデントが発生したのは、この直後でした。自陣ゴールライン際の競り合いで、ツォウファルに右膝に乗られたリサンドロ・マルティネスは、プレー続行不可能のようです。
69分にエドソン・アルバレスのロングフィードで、ボーウェンがマグワイアの裏を取ってオナナの前へ。決まるかと身構えた瞬間、ダロトが足元に入ってシュートのコースを変えました。71分にピッチに送り出されたのはヴァラン。リサンドロ・マルティネスは自力でベンチに戻りましたが、軽傷で済む雰囲気ではありませんでした。
最後のゴールは85分。ハーフラインを超えたところで、カルヴァン・フィリップスにホイルンドとマクトミネイが詰めて奪取。中央から上がったマクトミネイが右に流すと、ガルナチョのこの日2発めがゴール左に決まりました。フェンスに座っているのはガルナチョだけで、ホイルンドとマクトミネイは立ったままで肩を抱いています。
3-0で勝ったのは喜ばしいことですが、シュート数12対22は大いに気になります。ブルーノ、カゼミーロ、メイヌー、マクトミネイの4人でトータル9回もドリブルで抜かれており、ラシュフォードは守備のアクションが1度もありませんでした。中盤とサイドの守備意識を高めなければ、コペンハーゲン、ガラタサライ、ウルヴス戦のような失点連発を繰り返すことになるでしょう。
次節からアストン・ヴィラ、ルートン、マンチェスターダービーのアウェイ3連戦。ここを乗り切れなければ、ヨーロッパリーグの出場権獲得も危うくなりそうです。テン・ハフ監督は、守備を改善することができるでしょうか。昨日のクリーンシートは、相手のミス、オナナのビッグセーブ、いくばくかの幸運によって成立したものと捉えたほうがいいでしょう。
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