2024.03.31 プレミアリーグ観戦記2023-24プレミアリーグ観戦記
【Brentford×MAN.UTD】96分、メイソン・マウント!しかし…マン・ユナイテッドは納得のドロー!
5位スパーズとの差は6ポイント。テン・ハフ監督と選手たちは、ひたすら勝ち続けて上位が落ちてくるのを待つしかありません。プレミアリーグ30節、ブレントフォードVSマンチェスター・ユナイテッド。最前線にホイルンドが復帰し、カゼミーロはベンチスタートです。
GKオナナ、DFダロト、リンデロフ、ヴァラン、ワン=ビサカ。中盤センターはメイヌーとマクトミネイ、2列めはラシュフォード、ブルーノ・フェルナンデス、ガルナチョ、最前線にホイルンド。ボールが落ち着かない立ち上がりを経て、最初のチャンスは3分のカウンターでした。左から仕掛けたのはラシュフォード。落としを受けたブルーノのミドルは左に外れました。
ホームチームの右からのCKは7分。頭で合わせたイヴァン・トニーはコントロールできず、ボールは左に逸れていきました。ガルナチョとラシュフォードは強引な突破が目立ち、中央に入る縦パスはことごとく跳ね返されています。10番がボックスに入ったブルーノに預けたのは13分。右に流したボールを足元に収めたダロトは、ミドルシュートをブロックされました。
ブレントフォードのサイドアタックはクロスが味方に通らず、18分にボックス右で奪い返したウィサは、速いグラウンダーをリンデロフに止められています。イヴァン・トニーが左からのFKを蹴ったのは21分。ヤネルトに預けて角度を変え、ニアを狙った一撃は、ブルーノが足に当てました。23分、ダロトのクロスに競り勝ったガルナチョのヘッドは、左に流れていきました。
ブレントフォードが決定機をつかんだのは24分、左サイドからのフィードが中央のウィサへ。ダイレクトで縦に流したスルーパスが絶妙で、裏に抜けたのはイヴァン・トニーです。オナナの前から左隅を狙うと、ポストにヒット。マン・ユナイテッドの守備陣は、中でフリーの選手にパスを通されるシーンが増え、ヴァランとリンデロフがぎりぎりでカットし続けています。
32分のショートコーナーから、右サイドのイエンセンがファーにクロスをフィード。ノーマークだったヨルゲンセンのヘッドは、クロスバーに阻まれました。34分の右からのカウンターは、イヴァン・トニーとリンデロフが1対1。カットインしてCBをかわしたストライカーは、バランスを崩して左足のシュートを打ち上げてしまいました。
38分には、ヤネルトの優しいスルーパスが、ボックス右に走ったルアスレウに通ります。折り返しを叩いたウィサのバイシクルは、左にアウト。横パスばかりだったラシュフォードは、41分にロングシュートを放ち、フレッケンに押さえられています。43分のCKからの二次攻撃で、左からのクロスをポッターがヘッドで合わせると、オナナが右に反応してキャッチしました。
前半のシュート数は14対3、しかしオンターゲットは1対1。ヴァランは足を痛めてしまったようで、最終ラインにマグワイアが入っています。マンチェスター・ユナイテッドはペースを変えられず、中央を突かれて慌てるシーンが目立っています。50分に左から打ったブルーノ・フェルナンデスのミドルは、フレッケンの正面です。
1分後、ブルーノのパスを受けたダロトが左隅を狙うと、惜しくもポストの外。53分にウィサが仕掛けたカウンターは2対2で、右に流れて放ったシュートはファーポストの外に抜けていきました。直後、右から上がったブルーノはホイルンドの足元にぴったりのラストパス。左足のフィニッシュは決定的でしたが、フレッケンがバーの上に押し出すビッグセーブで先制を許しません。
55分のウィサの単独突破は、ワン=ビサカがストップ。右に流れたボールをイヴァン・トニーがニアに入れ、クリアがヤルモリュクに渡ると、左隅にきわどいシュートが飛んできました。右手を伸ばしたオナナがセーブし、詰めたポッターが左足でプッシュ。冷静だった守護神は、足でニアを塞いでブロックしました。
58分、右から上がったハイクロスをリンデロフがクリア。落下点にいたウィサの右足ボレーは、左のポストをかすめました。何もできなかったガルナチョは59分に下がり、右サイドにアントニー。これで展開が変わるとは思えません。65分にイェンセンが前線に送ったボールを、イヴァン・トニーがまさかの左足ボレー。しかしボールはオナナの頭上を越えていきました。
68分に座り込んでしまったリンデロフは、ハムストリングでしょう。久々に登場したリサンドロ・マルティネスに、前線の活性化を期待しましょう。70分のCKの折り返しに反応したポッターのオーバーヘッドはクロスバーを越え、72分のアントニーのコントロールショットはファーポストの外。0-0のまま、残り時間は15分を切っています。
78分、ハーフラインからのFK。フレッケンが前線に送ると、メイヌーをかわしてフリーになったエンベウモのボレーは、クロスバーを叩きました。ホームチームは、この日4度めの「Hit woodwork」。80分にラシュフォードとメイヌーが下がり、カゼミーロとメイソン・マウントがピッチに入っています。イヴァン・トニーが右から狙った86分のFKは、ニアに外れました。
追加タイムは9分、ホイルンドが敵陣で奪ったのは96分。カゼミーロが右のアントニーに展開し、グラウンダーがボックス手前に転がると、体を張ってボールを活かしたのはまたもホイルンドです。マクトミネイがこぼれ球に絡み、カゼミーロがボックス左にラストパスを流すと、左足で右のサイドネットに突き刺したのはメイソン・マウントでした。
マン・ユナイテッドが勝利に近づいた99分、ボックス右に出た浮き球を足元に収めたのはイヴァン・トニー。リサンドロ・マルティネスとカゼミーロはコースを切れず、中央に出たグラウンダーをアイエルに押し込まれてしまいました。タイムアップの笛が鳴ったのは104分。1-1のドローで、スパーズとの差は8ポイントに開いています。
シュート数31対11、ボックス内からのシュートは24対3、ボックス内でのタッチ数は85対16。ポストとバーに4回も助けられたゲームは、「劣勢のアウェイチームが大健闘」というべきです。プレミアリーグで6戦連続勝利なしだったブレントフォードに、一方的に攻め立てられた最大の理由を示すスタッツは、デュエル43勝68敗でしょう。
前半は、ヴァランとリンデロフがひたすらクリア。代わって入ったリサンドロ・マルティネスはベストの状態からはほど遠く、マグワイアは冷静さを欠くシーンが目立ちました。マクトミネイもカゼミーロもドリブルに翻弄され、バイタルエリアをあれだけ使われては、ドローという結果にありがたいというしかありません。
メイソン・マウントのゴールで、一瞬でもテンションが上がったことを感謝しつつ、次節のチェルシー戦に目を向けましょう。いやー、それにしても…。リヴァプール戦は幻だったのか。前線が全員空転し、ブルーノやダロトのミドル以外に打ち手がなかったチームは、ウェストハムやニューカッスルの足音を気にしながらシーズンを終えることになりそうです。
GKオナナ、DFダロト、リンデロフ、ヴァラン、ワン=ビサカ。中盤センターはメイヌーとマクトミネイ、2列めはラシュフォード、ブルーノ・フェルナンデス、ガルナチョ、最前線にホイルンド。ボールが落ち着かない立ち上がりを経て、最初のチャンスは3分のカウンターでした。左から仕掛けたのはラシュフォード。落としを受けたブルーノのミドルは左に外れました。
ホームチームの右からのCKは7分。頭で合わせたイヴァン・トニーはコントロールできず、ボールは左に逸れていきました。ガルナチョとラシュフォードは強引な突破が目立ち、中央に入る縦パスはことごとく跳ね返されています。10番がボックスに入ったブルーノに預けたのは13分。右に流したボールを足元に収めたダロトは、ミドルシュートをブロックされました。
ブレントフォードのサイドアタックはクロスが味方に通らず、18分にボックス右で奪い返したウィサは、速いグラウンダーをリンデロフに止められています。イヴァン・トニーが左からのFKを蹴ったのは21分。ヤネルトに預けて角度を変え、ニアを狙った一撃は、ブルーノが足に当てました。23分、ダロトのクロスに競り勝ったガルナチョのヘッドは、左に流れていきました。
ブレントフォードが決定機をつかんだのは24分、左サイドからのフィードが中央のウィサへ。ダイレクトで縦に流したスルーパスが絶妙で、裏に抜けたのはイヴァン・トニーです。オナナの前から左隅を狙うと、ポストにヒット。マン・ユナイテッドの守備陣は、中でフリーの選手にパスを通されるシーンが増え、ヴァランとリンデロフがぎりぎりでカットし続けています。
32分のショートコーナーから、右サイドのイエンセンがファーにクロスをフィード。ノーマークだったヨルゲンセンのヘッドは、クロスバーに阻まれました。34分の右からのカウンターは、イヴァン・トニーとリンデロフが1対1。カットインしてCBをかわしたストライカーは、バランスを崩して左足のシュートを打ち上げてしまいました。
38分には、ヤネルトの優しいスルーパスが、ボックス右に走ったルアスレウに通ります。折り返しを叩いたウィサのバイシクルは、左にアウト。横パスばかりだったラシュフォードは、41分にロングシュートを放ち、フレッケンに押さえられています。43分のCKからの二次攻撃で、左からのクロスをポッターがヘッドで合わせると、オナナが右に反応してキャッチしました。
前半のシュート数は14対3、しかしオンターゲットは1対1。ヴァランは足を痛めてしまったようで、最終ラインにマグワイアが入っています。マンチェスター・ユナイテッドはペースを変えられず、中央を突かれて慌てるシーンが目立っています。50分に左から打ったブルーノ・フェルナンデスのミドルは、フレッケンの正面です。
1分後、ブルーノのパスを受けたダロトが左隅を狙うと、惜しくもポストの外。53分にウィサが仕掛けたカウンターは2対2で、右に流れて放ったシュートはファーポストの外に抜けていきました。直後、右から上がったブルーノはホイルンドの足元にぴったりのラストパス。左足のフィニッシュは決定的でしたが、フレッケンがバーの上に押し出すビッグセーブで先制を許しません。
55分のウィサの単独突破は、ワン=ビサカがストップ。右に流れたボールをイヴァン・トニーがニアに入れ、クリアがヤルモリュクに渡ると、左隅にきわどいシュートが飛んできました。右手を伸ばしたオナナがセーブし、詰めたポッターが左足でプッシュ。冷静だった守護神は、足でニアを塞いでブロックしました。
58分、右から上がったハイクロスをリンデロフがクリア。落下点にいたウィサの右足ボレーは、左のポストをかすめました。何もできなかったガルナチョは59分に下がり、右サイドにアントニー。これで展開が変わるとは思えません。65分にイェンセンが前線に送ったボールを、イヴァン・トニーがまさかの左足ボレー。しかしボールはオナナの頭上を越えていきました。
68分に座り込んでしまったリンデロフは、ハムストリングでしょう。久々に登場したリサンドロ・マルティネスに、前線の活性化を期待しましょう。70分のCKの折り返しに反応したポッターのオーバーヘッドはクロスバーを越え、72分のアントニーのコントロールショットはファーポストの外。0-0のまま、残り時間は15分を切っています。
78分、ハーフラインからのFK。フレッケンが前線に送ると、メイヌーをかわしてフリーになったエンベウモのボレーは、クロスバーを叩きました。ホームチームは、この日4度めの「Hit woodwork」。80分にラシュフォードとメイヌーが下がり、カゼミーロとメイソン・マウントがピッチに入っています。イヴァン・トニーが右から狙った86分のFKは、ニアに外れました。
追加タイムは9分、ホイルンドが敵陣で奪ったのは96分。カゼミーロが右のアントニーに展開し、グラウンダーがボックス手前に転がると、体を張ってボールを活かしたのはまたもホイルンドです。マクトミネイがこぼれ球に絡み、カゼミーロがボックス左にラストパスを流すと、左足で右のサイドネットに突き刺したのはメイソン・マウントでした。
マン・ユナイテッドが勝利に近づいた99分、ボックス右に出た浮き球を足元に収めたのはイヴァン・トニー。リサンドロ・マルティネスとカゼミーロはコースを切れず、中央に出たグラウンダーをアイエルに押し込まれてしまいました。タイムアップの笛が鳴ったのは104分。1-1のドローで、スパーズとの差は8ポイントに開いています。
シュート数31対11、ボックス内からのシュートは24対3、ボックス内でのタッチ数は85対16。ポストとバーに4回も助けられたゲームは、「劣勢のアウェイチームが大健闘」というべきです。プレミアリーグで6戦連続勝利なしだったブレントフォードに、一方的に攻め立てられた最大の理由を示すスタッツは、デュエル43勝68敗でしょう。
前半は、ヴァランとリンデロフがひたすらクリア。代わって入ったリサンドロ・マルティネスはベストの状態からはほど遠く、マグワイアは冷静さを欠くシーンが目立ちました。マクトミネイもカゼミーロもドリブルに翻弄され、バイタルエリアをあれだけ使われては、ドローという結果にありがたいというしかありません。
メイソン・マウントのゴールで、一瞬でもテンションが上がったことを感謝しつつ、次節のチェルシー戦に目を向けましょう。いやー、それにしても…。リヴァプール戦は幻だったのか。前線が全員空転し、ブルーノやダロトのミドル以外に打ち手がなかったチームは、ウェストハムやニューカッスルの足音を気にしながらシーズンを終えることになりそうです。
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