2024.08.18 プレミアリーグ観戦記2024-25プレミアリーグ観戦記
【Arsenal×Wolves】カイ・ハヴェルツ&サカが1ゴール1アシスト!アーセナルに新たな9番は不要?
2年連続でマンチェスター・シティとのマッチレースで競り負け、無念の2位。プレミアリーグの頂点をめざすアーセナルの新シーズンが、いよいよスタートします。開幕戦は、エミレーツでウルヴス。4-3-3のスターティングメンバーは昨シーズンと同じ顔ぶれですが、ベンチにはティンバー、カラフィオーリ、ヌワネリがいます。
GKラヤ、DFベン・ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ、MFトーマス、デクラン・ライス、ウーデゴーア、FWサカ、カイ・ハヴェルツ、マルティネッリ。立ち上がりからボールをキープするホームチームは、ウルヴスのプレスに対して数的優位を確保し、セーフティにつないでいます。5分のデクラン・ライスのCKは、ジョゼ・サがパンチでクリアしました。
サカが敵陣で奪った7分のカウンターは、前線で収めたカイ・ハヴェルツがすぐにさばけず、囲まれてしまいました。9分にも右サイドで奪取し、ウーデゴーアの巧みな縦パスでカイ・ハヴェルツが右から持ち込みますが、ラストタッチをミスして打てず。14分に中央に出たベン・ホワイトのミドルは、ジョゼ・サの正面です。
さらに1分後、カイ・ハヴェルツのシュートをブロックされた後の二次攻撃で、トーマスのスルーパスがボックス右のサカヘ。切り返しからニアを狙うと、プレミアリーグ屈指のショットストッパーが冷静にセーブしました。18分に中に斬り込んだサカは、カイ・ハヴェルツをポストに使って右足で狙いますが、これもコースが甘くGKの守備範囲に飛んでいます。
ガナーズの先制は25分。FKからのマルティネッリのクロスをクリアされ、ウーデゴーアからジンチェンコ、サカと右に展開すると、フリーだったレフティが完璧なクロスを中央に入れました。飛び出したジョゼ・サの前に入り、ヘッドで合わせたのはカイ・ハヴェルツ。1-0となってスイッチが入ったウルヴスは、プレスの強度を高めています。
29分、ベルガルドのFKは惜しくもバーの上。ウーデゴーアからサカ、カイ・ハヴェルツ、サカと縦につながった31分のカウンターは、トティと絡んで倒れたサカに笛は鳴りません。カイ・ハヴェルツのドリブルをカットしたジョアン・ゴメスが、右のファン・ヒチャンに預けたのは36分。アーリークロスに完璧に合わせたラーセンのヘッダーは、ラヤのビッグセーブに阻まれました。
40分のサカのミドルは、クロスバー越え。44分に左サイドから上がったジンチェンコがカイ・ハヴェルツにパスを通すと、ダイレクトでボックス左に浮かしたボールで、裏に出たマルティネッリがフリーです。自ら打つか、デクラン・ライスに任せるか。切り返しから右足を振り抜くと、ジョアン・ゴメスに当たったボールはバーすれすれを抜けていきました。
前半のポゼッションは64%対36%、シュート数10対3、オンターゲットは4対1。後半に入ると、両者ともに厳しいプレスでパスコースを切り、中盤のせめぎ合いが続いています。50分に左から斬り込んだマルティネッリは無理に打とうとせず、ニアのカイ・ハヴェルツにパス。フリーでキープしたストライカーは、右足のコントロールショットをミスして頭を抱えています。
57分にベルガルドが下がってマテウス・クーニャが入ったことで、右サイドに封じられていたファン・ヒチャンが元気になるかもしれません。デクラン・ライス、マルティネッリ、ジンチェンコと左でつながった58分のサイドアタックは、グラウンダーに後ろから走り込んだトーマスが、左足のダイレクトショットを左に外しました。
62分にトーマスのミスパスを奪ったアイ・ヌーリは、ボックス手前から放ったミドルが右ポストをかすめてアウト。交代策以降は黄色いシャツがサイドを制圧し、優勝候補のホームゲームではなくなっています。68分のビルドアップで、サリバがマテウス・クーニャにパスカットされたシーンは絶望的でしたが、左足のシュートはラヤが冷静にキャッチしています。
69分にジンチェンコに代わってティンバーが入ると、エミレーツは大喝采。70分にサカがボックス右手前のウーデゴーアに預けると、ニアを狙った左足ミドルはジョゼ・サが外に弾き出しました。トーマスのクイックリスタートから、カイ・ハヴェルツがボックス右のサカにつないだのは73分。切り返しからニアに打った強烈な一撃にジョゼ・サは触れず、ついに2点差となりました。
81分、サカに代わってトロサール。82分に足をつったデクラン・ライスは、ジェズスに後を譲りました。歩いてベンチに戻った41番は、大きな問題はなさそうです。プレシーズンマッチで好調だった9番の起用は、MFのリタイアがなくても既定路線でしょう。追加タイムに入り、94分のサラビアの強烈な左足ボレーはラヤがセーブ。反撃を封じたアーセナルが2-0で初戦を制しました。
ブカヨ・サカとカイ・ハヴェルツが1ゴール1アシスト。先制のシーンは、空いていたサカに展開したジンチェンコも秀逸で、追加点は素早いリスタートでカイ・ハヴェルツに預けたトーマスのジャッジも称賛すべきでしょう。ウルヴスのハードなチェックを受け、自陣でのミスが増えた後半は苦しい時間が続きましたが、ラヤが冷静なセービングでリードを守り切りました。
「カイ・ハヴェルツを信頼している。ガブリエル・ジェズスを信頼している。レアンドロ・トロサールも、そのポジションでプレイしたことがある。われわれがやるべきは、今いる選手を信頼し、向上させること。彼らはとても優秀で意欲的だ。それこそが、われわれが重視していることだ」。試合後のインタビューで、アルテタ監督は新たなストライカーの獲得を否定しています。
ジェズスが復活するなら、ゴールゲッターは不要だったということでしょうか。エンケティアを売却しても、最前線に張るタイプは獲らないのかもしれません。こんな話を聞くと、次節のアストン・ヴィラ戦は、9番の7ヵ月ぶりのゴールを見たくなります。昨季プレミアリーグでダブルを喰らったエメリのチームは、敵地でハマーズに競り勝っており、要注意です。
GKラヤ、DFベン・ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ、MFトーマス、デクラン・ライス、ウーデゴーア、FWサカ、カイ・ハヴェルツ、マルティネッリ。立ち上がりからボールをキープするホームチームは、ウルヴスのプレスに対して数的優位を確保し、セーフティにつないでいます。5分のデクラン・ライスのCKは、ジョゼ・サがパンチでクリアしました。
サカが敵陣で奪った7分のカウンターは、前線で収めたカイ・ハヴェルツがすぐにさばけず、囲まれてしまいました。9分にも右サイドで奪取し、ウーデゴーアの巧みな縦パスでカイ・ハヴェルツが右から持ち込みますが、ラストタッチをミスして打てず。14分に中央に出たベン・ホワイトのミドルは、ジョゼ・サの正面です。
さらに1分後、カイ・ハヴェルツのシュートをブロックされた後の二次攻撃で、トーマスのスルーパスがボックス右のサカヘ。切り返しからニアを狙うと、プレミアリーグ屈指のショットストッパーが冷静にセーブしました。18分に中に斬り込んだサカは、カイ・ハヴェルツをポストに使って右足で狙いますが、これもコースが甘くGKの守備範囲に飛んでいます。
ガナーズの先制は25分。FKからのマルティネッリのクロスをクリアされ、ウーデゴーアからジンチェンコ、サカと右に展開すると、フリーだったレフティが完璧なクロスを中央に入れました。飛び出したジョゼ・サの前に入り、ヘッドで合わせたのはカイ・ハヴェルツ。1-0となってスイッチが入ったウルヴスは、プレスの強度を高めています。
29分、ベルガルドのFKは惜しくもバーの上。ウーデゴーアからサカ、カイ・ハヴェルツ、サカと縦につながった31分のカウンターは、トティと絡んで倒れたサカに笛は鳴りません。カイ・ハヴェルツのドリブルをカットしたジョアン・ゴメスが、右のファン・ヒチャンに預けたのは36分。アーリークロスに完璧に合わせたラーセンのヘッダーは、ラヤのビッグセーブに阻まれました。
40分のサカのミドルは、クロスバー越え。44分に左サイドから上がったジンチェンコがカイ・ハヴェルツにパスを通すと、ダイレクトでボックス左に浮かしたボールで、裏に出たマルティネッリがフリーです。自ら打つか、デクラン・ライスに任せるか。切り返しから右足を振り抜くと、ジョアン・ゴメスに当たったボールはバーすれすれを抜けていきました。
前半のポゼッションは64%対36%、シュート数10対3、オンターゲットは4対1。後半に入ると、両者ともに厳しいプレスでパスコースを切り、中盤のせめぎ合いが続いています。50分に左から斬り込んだマルティネッリは無理に打とうとせず、ニアのカイ・ハヴェルツにパス。フリーでキープしたストライカーは、右足のコントロールショットをミスして頭を抱えています。
57分にベルガルドが下がってマテウス・クーニャが入ったことで、右サイドに封じられていたファン・ヒチャンが元気になるかもしれません。デクラン・ライス、マルティネッリ、ジンチェンコと左でつながった58分のサイドアタックは、グラウンダーに後ろから走り込んだトーマスが、左足のダイレクトショットを左に外しました。
62分にトーマスのミスパスを奪ったアイ・ヌーリは、ボックス手前から放ったミドルが右ポストをかすめてアウト。交代策以降は黄色いシャツがサイドを制圧し、優勝候補のホームゲームではなくなっています。68分のビルドアップで、サリバがマテウス・クーニャにパスカットされたシーンは絶望的でしたが、左足のシュートはラヤが冷静にキャッチしています。
69分にジンチェンコに代わってティンバーが入ると、エミレーツは大喝采。70分にサカがボックス右手前のウーデゴーアに預けると、ニアを狙った左足ミドルはジョゼ・サが外に弾き出しました。トーマスのクイックリスタートから、カイ・ハヴェルツがボックス右のサカにつないだのは73分。切り返しからニアに打った強烈な一撃にジョゼ・サは触れず、ついに2点差となりました。
81分、サカに代わってトロサール。82分に足をつったデクラン・ライスは、ジェズスに後を譲りました。歩いてベンチに戻った41番は、大きな問題はなさそうです。プレシーズンマッチで好調だった9番の起用は、MFのリタイアがなくても既定路線でしょう。追加タイムに入り、94分のサラビアの強烈な左足ボレーはラヤがセーブ。反撃を封じたアーセナルが2-0で初戦を制しました。
ブカヨ・サカとカイ・ハヴェルツが1ゴール1アシスト。先制のシーンは、空いていたサカに展開したジンチェンコも秀逸で、追加点は素早いリスタートでカイ・ハヴェルツに預けたトーマスのジャッジも称賛すべきでしょう。ウルヴスのハードなチェックを受け、自陣でのミスが増えた後半は苦しい時間が続きましたが、ラヤが冷静なセービングでリードを守り切りました。
「カイ・ハヴェルツを信頼している。ガブリエル・ジェズスを信頼している。レアンドロ・トロサールも、そのポジションでプレイしたことがある。われわれがやるべきは、今いる選手を信頼し、向上させること。彼らはとても優秀で意欲的だ。それこそが、われわれが重視していることだ」。試合後のインタビューで、アルテタ監督は新たなストライカーの獲得を否定しています。
ジェズスが復活するなら、ゴールゲッターは不要だったということでしょうか。エンケティアを売却しても、最前線に張るタイプは獲らないのかもしれません。こんな話を聞くと、次節のアストン・ヴィラ戦は、9番の7ヵ月ぶりのゴールを見たくなります。昨季プレミアリーグでダブルを喰らったエメリのチームは、敵地でハマーズに競り勝っており、要注意です。
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