2024.11.24 プレミアリーグ観戦記2024-25プレミアリーグ観戦記
【Arsenal×Nottingham Forest】圧巻の右サイド、ついにヌワネリ!主力温存のアーセナル、3発快勝!
インターナショナルブレイク明けのアーセナルは、ノッティンガム・フォレストとのホームゲーム。カイ・ハヴェルツとデクラン・ライスはベンチスタートで、フルバックはティンバーとカラフィオーリです。4節のアンフィールドでリヴァプールを倒したヌーノ・エスピーリト・サントのチームは、アウェイで2勝2分と未だ無敗。簡単に勝てる相手ではありません。
さっそく、アルテタ監督の11人を確認しましょう。GKラヤ、DFティンバー、サリバ、ガブリエウ、カラフィオーリ、MFジョルジーニョ、ウーデゴーア、ミケル・メリノ、FWサカ、ジェズス、トロサール。キックオフから3分、右サイドでサカが倒されてFKを得ると、ウーデゴーアがファーに上げたボールをミケル・メリノが頭で落とし、テインバーが押し込みました。
すぐにオフサイドが宣告され、プレミアリーグ初ゴールを消されたSBは頭を抱えています。長いVARチェックを経ても、ジャッジは変わらず。12分にサカが仕掛けたカウンターは、グラウンダーのクリアに走り込んだジョルジーニョが体を当てられ、打てずに終わっています。アーセナルの先制は15分。左から上がったトロサールがきっかけでした。
19番が中央に転がし、ウーデゴーアのシュートがブロックされると、拾ったジョルジーニョはすかさずボックス右のサカヘ。ウーデゴーアとのワンツーから、左にまわり込んで放った強烈な一撃がど真ん中に突き刺さりました。22分には、右サイドを突破したサカの折り返しがニアのウーデゴーアに通りますが、右足のシュートは力がなく、ミレンコヴィッチが足に当てています。
サカ、ジェズス、ウーデゴーア、テインバーの美しいパスワークで、右サイドを攻略したのは26分。ティンバーのパスがカットされ、ジョルジーニョが左に出たジェズスに渡すと、ノーステップのショットは右ポストの外を抜けていきました。ボールを蹴ろうとした瞬間、背後に迫ったニコラス・ドミンゲスの足を踏んでしまったジェズスにイエローは、厳しすぎるでしょう。
40分に敵陣で奪い返したサカが前にいたティンバーを走らせ、リターンを叩いたシュートがブロックされると、こぼれ球をキープしたサカの落としを受けたトロサールは、ニアを狙ったシュートをGKセルスにセーブされました。42分の決定機も右サイド。ウーデゴーアの縦パスを受けたジェズスが後ろのサカに預けると、左足の決定的な一撃はセルスが右に弾き出しました。
前半のポゼッションは69%対31%、シュートは11対2、オンターゲットは5対0。アウェイサポーターが身を乗り出すシーンは、セットピースだけでした。アルテタ監督はハーフタイムにジョルジーニョを下げ、トーマスをアンカーに据えています。後半はスローな立ち上がりで、最初の5分はイーブンの展開です。
51分にサカ、ウーデゴーア、サカとつながり、ボックスの右脇でキープした7番がトーマスにの足元に出すと、左隅に放ったミドルがネットを揺らしました。ボックスの右手前は、トーマスの得意なエリア。フリーにしてはいけません。プレミアリーグで19試合ノーゴールのジェズスは、イエローをもらっており、そろそろ決めないとカイ・ハヴェルツに代えられそうです。
2-0となってからは、ウーデゴーアが引いてもらうシーンが増えています。66分には敵陣ボックス手前で、ミケル・メリノとカラフィオーリがインターセプトを連発。ジェズスの落としをダイレクトで叩いたミケル・メリノのシュートは浮いてしまいました。67分にカラフィオーリをジンチェンコに代えたのは、復帰直後で無理をさせたくなかったからでしょう。
76分、ソサのクロスに競り勝ったイエーツのヘッドはクロスバーの上。78分にカットインから放ったサカのミドルは、ムリーリョが頭に当ててCKです。82分、ウーデゴーアとサカに代わって、スターリングとヌワネリ。84分にムリーリョを抜き去ったヌワネリが右から打ったミドルは、ファーポストの外に流れていきました。
その2分後、トーマスのクイックリスタートから、ヌワネリがドリブルで上がり、打つかと思いきや右のスターリングにパス。ベテランウインガーがニアに折り返すと、ヌワネリの左足ボレーがニアの狭いすき間を抜きました。17歳のプレミアリーグ初ゴールに、エミレーツは絶叫。好調のチームにオンターゲットを許さなかったアーセナルは、3-0で完勝です。
まずは、前言撤回を。昨日の記事で「ベン・ホワイトの離脱は大きなダメージ」と書いたのですが、ティンバーに謝らなければなりません。サカ&ウーデゴーアと絡んだ前半のアタックはハイテンポで、どこにいれば彼らのパスをもらえるのかを読んだクレバーな動きが目を引きました。ウーデゴーアがいると、こんなに変わるのかと息を呑む45分でした。
キレキレだったサカに加えて、トーマスもMVPに指名したくなります。パス成功率97%、タックル成功4回、デュエル4勝1敗と貴重な追加点。常に冷静なミケル・メリノと、ポジショニングが的確だったカラフィオーリも安心して見ていられました。ジェズスは攻守ともに奮闘したのですが…。左右のサイドにいる時間が長かったうえに、中央では厳しいマークをかわせず、シュート1本に終わっています。
最後に「ヌワネリ、おめでとう!」とひとこと添えて、この稿を締めましょう。カイ・ハヴェルツとデクラン・ライスを温存しての快勝は、今後の戦い方のバリエーションを見出した貴重な一戦といえるでしょう。年末の7戦でTOP10は、フラムとブレントフォードのみ。マンチェスター・ユナイテッド戦以外を勝ち切り、首位リヴァプールを追撃していただければと思います。
さっそく、アルテタ監督の11人を確認しましょう。GKラヤ、DFティンバー、サリバ、ガブリエウ、カラフィオーリ、MFジョルジーニョ、ウーデゴーア、ミケル・メリノ、FWサカ、ジェズス、トロサール。キックオフから3分、右サイドでサカが倒されてFKを得ると、ウーデゴーアがファーに上げたボールをミケル・メリノが頭で落とし、テインバーが押し込みました。
すぐにオフサイドが宣告され、プレミアリーグ初ゴールを消されたSBは頭を抱えています。長いVARチェックを経ても、ジャッジは変わらず。12分にサカが仕掛けたカウンターは、グラウンダーのクリアに走り込んだジョルジーニョが体を当てられ、打てずに終わっています。アーセナルの先制は15分。左から上がったトロサールがきっかけでした。
19番が中央に転がし、ウーデゴーアのシュートがブロックされると、拾ったジョルジーニョはすかさずボックス右のサカヘ。ウーデゴーアとのワンツーから、左にまわり込んで放った強烈な一撃がど真ん中に突き刺さりました。22分には、右サイドを突破したサカの折り返しがニアのウーデゴーアに通りますが、右足のシュートは力がなく、ミレンコヴィッチが足に当てています。
サカ、ジェズス、ウーデゴーア、テインバーの美しいパスワークで、右サイドを攻略したのは26分。ティンバーのパスがカットされ、ジョルジーニョが左に出たジェズスに渡すと、ノーステップのショットは右ポストの外を抜けていきました。ボールを蹴ろうとした瞬間、背後に迫ったニコラス・ドミンゲスの足を踏んでしまったジェズスにイエローは、厳しすぎるでしょう。
40分に敵陣で奪い返したサカが前にいたティンバーを走らせ、リターンを叩いたシュートがブロックされると、こぼれ球をキープしたサカの落としを受けたトロサールは、ニアを狙ったシュートをGKセルスにセーブされました。42分の決定機も右サイド。ウーデゴーアの縦パスを受けたジェズスが後ろのサカに預けると、左足の決定的な一撃はセルスが右に弾き出しました。
前半のポゼッションは69%対31%、シュートは11対2、オンターゲットは5対0。アウェイサポーターが身を乗り出すシーンは、セットピースだけでした。アルテタ監督はハーフタイムにジョルジーニョを下げ、トーマスをアンカーに据えています。後半はスローな立ち上がりで、最初の5分はイーブンの展開です。
51分にサカ、ウーデゴーア、サカとつながり、ボックスの右脇でキープした7番がトーマスにの足元に出すと、左隅に放ったミドルがネットを揺らしました。ボックスの右手前は、トーマスの得意なエリア。フリーにしてはいけません。プレミアリーグで19試合ノーゴールのジェズスは、イエローをもらっており、そろそろ決めないとカイ・ハヴェルツに代えられそうです。
2-0となってからは、ウーデゴーアが引いてもらうシーンが増えています。66分には敵陣ボックス手前で、ミケル・メリノとカラフィオーリがインターセプトを連発。ジェズスの落としをダイレクトで叩いたミケル・メリノのシュートは浮いてしまいました。67分にカラフィオーリをジンチェンコに代えたのは、復帰直後で無理をさせたくなかったからでしょう。
76分、ソサのクロスに競り勝ったイエーツのヘッドはクロスバーの上。78分にカットインから放ったサカのミドルは、ムリーリョが頭に当ててCKです。82分、ウーデゴーアとサカに代わって、スターリングとヌワネリ。84分にムリーリョを抜き去ったヌワネリが右から打ったミドルは、ファーポストの外に流れていきました。
その2分後、トーマスのクイックリスタートから、ヌワネリがドリブルで上がり、打つかと思いきや右のスターリングにパス。ベテランウインガーがニアに折り返すと、ヌワネリの左足ボレーがニアの狭いすき間を抜きました。17歳のプレミアリーグ初ゴールに、エミレーツは絶叫。好調のチームにオンターゲットを許さなかったアーセナルは、3-0で完勝です。
まずは、前言撤回を。昨日の記事で「ベン・ホワイトの離脱は大きなダメージ」と書いたのですが、ティンバーに謝らなければなりません。サカ&ウーデゴーアと絡んだ前半のアタックはハイテンポで、どこにいれば彼らのパスをもらえるのかを読んだクレバーな動きが目を引きました。ウーデゴーアがいると、こんなに変わるのかと息を呑む45分でした。
キレキレだったサカに加えて、トーマスもMVPに指名したくなります。パス成功率97%、タックル成功4回、デュエル4勝1敗と貴重な追加点。常に冷静なミケル・メリノと、ポジショニングが的確だったカラフィオーリも安心して見ていられました。ジェズスは攻守ともに奮闘したのですが…。左右のサイドにいる時間が長かったうえに、中央では厳しいマークをかわせず、シュート1本に終わっています。
最後に「ヌワネリ、おめでとう!」とひとこと添えて、この稿を締めましょう。カイ・ハヴェルツとデクラン・ライスを温存しての快勝は、今後の戦い方のバリエーションを見出した貴重な一戦といえるでしょう。年末の7戦でTOP10は、フラムとブレントフォードのみ。マンチェスター・ユナイテッド戦以外を勝ち切り、首位リヴァプールを追撃していただければと思います。
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