2024.12.01 プレミアリーグ観戦記2024-25プレミアリーグ観戦記
【West Ham×Arsenal】今夜もサカ&ウーデゴーア&ガブリエウ!前半の怒涛の5発でガナーズ快勝!
筋肉に問題を抱えているトーマスと、膝を痛めたミケル・メリノはベンチからも外れています。プレミアリーグ13節、ウェストハムVSアーセナル。マンチェスター・ユナイテッドとニューカッスルに勝って復活途上のハマーズは、ウーデゴーアが復帰してから2試合で8ゴールのガナーズを抑えられるでしょうか。
アルテタ監督はアンカーにジョルジーニョを配し、デクラン・ライスは左のインサイドに入っています。GKラヤ、DFティンバー、サリバ、ガブリエウ、カラフィオーリ、MFジョルジーニョ、ウーデゴーア、デクラン・ライス、FWサカ、カイ・ハヴェルツ、トロサール。立ち上がりから積極的に攻めるハマーズに対して、アーセナルのビルドアップはセーフティファーストです。
5分過ぎからトロサールが下がり、サカやウーデゴーアに長短のボールを通していたアーセナルは、徐々にサイドを制圧し始めています。先制は10分、サカの鋭いCKをニアで捉えたのは、ファーからまわり込んできたガブリエウでした。得意のヘッダーで2戦連発。攻めなければならなくなったホームチームは、サイドでキープしてもクロスのコースを遮断されています。
17分にボーウェンの縦パスで抜けたサマーヴィルは、ループシュートが枠に収まった瞬間にオフサイドのジャッジ。ハマーズの中盤は寄せが速く、ガナーズのパスワークはいつもよりミスが目立ちます。22分にドリブルで仕掛けたウーデゴーアが、ボックス右のサカに預けると、左足のコントロールショットはファーポストの外を抜けていきました。
25分のCKは、ニアで合わせたティンバーのヘッドをファビアンスキがセーブ。27分の追加点は、サカからパスをもらったウーデゴーアが、ボックス右に浮かしたリターンが決め手でした。ハマーズの最終ラインはワン=ビサカが残ってしまい、全員棒立ちのままゴール前は3対0。グラウンダーを無人のゴールに流し込んだのは、トロサールです。
アシストランキングのTOPを走るサカは、早くも2ケタに乗せています。ラヤのキックがカイ・ハヴェルツに通った32分のカウンターは、落としを受けたウーデゴーアが右のサカに預け、カットインした7番はボックス右でルーカス・パケタに倒されました。キッカーは、今季プレミアリーグで未だノーゴールのウーデゴーア。右のサイドネットは、読まれても触れないコースです。
さらに36分、自陣で奪ったジョルジーニョからウーデゴーア、トロサールとつながり、ラインの裏にロングフィードが出ると、必死に追ったキルマンが空振りしてしまいました。悠々とゴール前に持ち込んだカイ・ハヴェルツがGKの脇を抜いて0-4。勝負は決まりかと思いきや、ここからハマーズの逆襲が始まりました。
ソレルの美しいスルーパスがトロサールの背後に出たのは38分。右から抜けたワン=ビサカは、ダイレクトでニアに決めました。2分後のボックス右手前からのFKは、右にドライブをかけたエメルソン・パルミエリのキックがバーを叩いてネットを揺らしています。両者ともにヒートアップするロンドンスタジアム。42分の乱闘寸前の揉み合いは、サカとエメルソンにイエローです。
サカのCKをガブリエウが頭で合わせたのは47分。ファビアンスキの左手のパンチでCBが倒れると、すかさずイエローが出ています。ジャッジはPK、スタンドは大ブーイング。今度はサカが左に蹴り、読み通りだったファビアンスキは後ろに逸らしてしまいました。2-5となり、追加タイム7分のエメルソンのFKは、ラヤが指先で触ってCKに逃れました。
前半のポゼッションは32%対68%、シュートは5対10、オンターゲットは3対6。ガブリエウはダメージが残っていたのか、ハーフタイムでキヴィオルに後を譲っています。アーセナルが主導権を握った後半の立ち上がりは、中盤のせめぎ合いが続き、トータル7ゴールの前半とは別なゲームになっています。
55分にソレールの縦パスを受けたマイケル・アントニオは、振り向きざまのシュートがキヴィオルの足に当たり、ボールは左のポストの脇に逸れていきました。直後のカラフィオーリをジンチェンコは、劣勢を打開するための策か、コンディションに配慮した交代か。ウーデゴーアが左隅を狙った59分のミドルは、ファビアンスキが鋭い反応でセーブしました。
ジンチェンコは中盤センターをサポートし、ジョルジーニョは最終ラインに交じって速攻に対応しています。ハマーズが横につないで時間を消費する展開は、ガナーズの望み通りでしょう。サカとウーデゴーアをジェズスとスターリングという74分のカードは、アルテタ監督の勝利宣言のようです。79分のワン=ビサカとギド・ロドリゲスの連打は、いずれもブロックされています。
84分にトロサールが下がり、17歳のヌワネリが登場。1分後、デクラン・ライスが攻め上がって左のスターリングに預けると、ニアに打ったシュートは外からサイドネットです。89分のFKのキッカーはスターリング。ファビアンスキの前に立ち、視界を遮ったジョルジーニョは、レフェリーに注意されています。右隅に飛んだボールは、ニアポストすれすれを抜けていきました。
91分、アーヴィングの縦パスが最前線のダニー・イングスへ。サリバがカットし、こぼれたボールを拾ったストライカーはラヤをかわしますが、右に流れたボールをキープしたときは角度が厳しく、シュートはファーに外れました。2-5でアーセナルが圧勝。13試合で26ゴールは、トッテナムに1差に迫る今季プレミアリーグ2位です。
ウーデゴーアの復帰から3試合で13ゴール。スポルティングCP戦に続き、3トップが全員ゴールの5発圧勝でした。ブカヨ・サカは3戦3発4アシストの無双状態。昨シーズンより攻撃における貢献度が低かったデクラン・ライスも、チャンスクリエイト3回&クロス7本という数字を残しています。次節はマンチェスター・ユナイテッドですね。これはやばい。どうしましょう。
左のCBはリサンドロ・マルティネスで、WBはダロトでしょうか。急ごしらえの3-4-2-1で、サカとウーデゴーアを止められるイメージはありません。自陣に引いて、奪ったらすかさずアマド・ディアロか。ティンバーとサリバのサイドより、左のほうが可能性がありそうです。最近はセットピースからの失点も多いので、ブルーノ・フェルナンデスにも期待しましょう。
話をアーセナルに戻します。暫定2位とはいえ、リヴァプールがマン・シティに勝てば9ポイント差で、負けられない状況が続きます。今季プレミアリーグでゴールがないジェズスとスターリングは、タイトなスケジュールのなかで、「主力を休ませてもOK」といえる成果を残せるでしょうか。前半戦が終わる前に、彼ららしいプレイを見せてもらえればと思います。
アルテタ監督はアンカーにジョルジーニョを配し、デクラン・ライスは左のインサイドに入っています。GKラヤ、DFティンバー、サリバ、ガブリエウ、カラフィオーリ、MFジョルジーニョ、ウーデゴーア、デクラン・ライス、FWサカ、カイ・ハヴェルツ、トロサール。立ち上がりから積極的に攻めるハマーズに対して、アーセナルのビルドアップはセーフティファーストです。
5分過ぎからトロサールが下がり、サカやウーデゴーアに長短のボールを通していたアーセナルは、徐々にサイドを制圧し始めています。先制は10分、サカの鋭いCKをニアで捉えたのは、ファーからまわり込んできたガブリエウでした。得意のヘッダーで2戦連発。攻めなければならなくなったホームチームは、サイドでキープしてもクロスのコースを遮断されています。
17分にボーウェンの縦パスで抜けたサマーヴィルは、ループシュートが枠に収まった瞬間にオフサイドのジャッジ。ハマーズの中盤は寄せが速く、ガナーズのパスワークはいつもよりミスが目立ちます。22分にドリブルで仕掛けたウーデゴーアが、ボックス右のサカに預けると、左足のコントロールショットはファーポストの外を抜けていきました。
25分のCKは、ニアで合わせたティンバーのヘッドをファビアンスキがセーブ。27分の追加点は、サカからパスをもらったウーデゴーアが、ボックス右に浮かしたリターンが決め手でした。ハマーズの最終ラインはワン=ビサカが残ってしまい、全員棒立ちのままゴール前は3対0。グラウンダーを無人のゴールに流し込んだのは、トロサールです。
アシストランキングのTOPを走るサカは、早くも2ケタに乗せています。ラヤのキックがカイ・ハヴェルツに通った32分のカウンターは、落としを受けたウーデゴーアが右のサカに預け、カットインした7番はボックス右でルーカス・パケタに倒されました。キッカーは、今季プレミアリーグで未だノーゴールのウーデゴーア。右のサイドネットは、読まれても触れないコースです。
さらに36分、自陣で奪ったジョルジーニョからウーデゴーア、トロサールとつながり、ラインの裏にロングフィードが出ると、必死に追ったキルマンが空振りしてしまいました。悠々とゴール前に持ち込んだカイ・ハヴェルツがGKの脇を抜いて0-4。勝負は決まりかと思いきや、ここからハマーズの逆襲が始まりました。
ソレルの美しいスルーパスがトロサールの背後に出たのは38分。右から抜けたワン=ビサカは、ダイレクトでニアに決めました。2分後のボックス右手前からのFKは、右にドライブをかけたエメルソン・パルミエリのキックがバーを叩いてネットを揺らしています。両者ともにヒートアップするロンドンスタジアム。42分の乱闘寸前の揉み合いは、サカとエメルソンにイエローです。
サカのCKをガブリエウが頭で合わせたのは47分。ファビアンスキの左手のパンチでCBが倒れると、すかさずイエローが出ています。ジャッジはPK、スタンドは大ブーイング。今度はサカが左に蹴り、読み通りだったファビアンスキは後ろに逸らしてしまいました。2-5となり、追加タイム7分のエメルソンのFKは、ラヤが指先で触ってCKに逃れました。
前半のポゼッションは32%対68%、シュートは5対10、オンターゲットは3対6。ガブリエウはダメージが残っていたのか、ハーフタイムでキヴィオルに後を譲っています。アーセナルが主導権を握った後半の立ち上がりは、中盤のせめぎ合いが続き、トータル7ゴールの前半とは別なゲームになっています。
55分にソレールの縦パスを受けたマイケル・アントニオは、振り向きざまのシュートがキヴィオルの足に当たり、ボールは左のポストの脇に逸れていきました。直後のカラフィオーリをジンチェンコは、劣勢を打開するための策か、コンディションに配慮した交代か。ウーデゴーアが左隅を狙った59分のミドルは、ファビアンスキが鋭い反応でセーブしました。
ジンチェンコは中盤センターをサポートし、ジョルジーニョは最終ラインに交じって速攻に対応しています。ハマーズが横につないで時間を消費する展開は、ガナーズの望み通りでしょう。サカとウーデゴーアをジェズスとスターリングという74分のカードは、アルテタ監督の勝利宣言のようです。79分のワン=ビサカとギド・ロドリゲスの連打は、いずれもブロックされています。
84分にトロサールが下がり、17歳のヌワネリが登場。1分後、デクラン・ライスが攻め上がって左のスターリングに預けると、ニアに打ったシュートは外からサイドネットです。89分のFKのキッカーはスターリング。ファビアンスキの前に立ち、視界を遮ったジョルジーニョは、レフェリーに注意されています。右隅に飛んだボールは、ニアポストすれすれを抜けていきました。
91分、アーヴィングの縦パスが最前線のダニー・イングスへ。サリバがカットし、こぼれたボールを拾ったストライカーはラヤをかわしますが、右に流れたボールをキープしたときは角度が厳しく、シュートはファーに外れました。2-5でアーセナルが圧勝。13試合で26ゴールは、トッテナムに1差に迫る今季プレミアリーグ2位です。
ウーデゴーアの復帰から3試合で13ゴール。スポルティングCP戦に続き、3トップが全員ゴールの5発圧勝でした。ブカヨ・サカは3戦3発4アシストの無双状態。昨シーズンより攻撃における貢献度が低かったデクラン・ライスも、チャンスクリエイト3回&クロス7本という数字を残しています。次節はマンチェスター・ユナイテッドですね。これはやばい。どうしましょう。
左のCBはリサンドロ・マルティネスで、WBはダロトでしょうか。急ごしらえの3-4-2-1で、サカとウーデゴーアを止められるイメージはありません。自陣に引いて、奪ったらすかさずアマド・ディアロか。ティンバーとサリバのサイドより、左のほうが可能性がありそうです。最近はセットピースからの失点も多いので、ブルーノ・フェルナンデスにも期待しましょう。
話をアーセナルに戻します。暫定2位とはいえ、リヴァプールがマン・シティに勝てば9ポイント差で、負けられない状況が続きます。今季プレミアリーグでゴールがないジェズスとスターリングは、タイトなスケジュールのなかで、「主力を休ませてもOK」といえる成果を残せるでしょうか。前半戦が終わる前に、彼ららしいプレイを見せてもらえればと思います。
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