2024.12.11 プレミアリーグ観戦記
CLのプレミアリーグ勢は揃ってアウェイ勝利!リヴァプールは首位通過にリーチ、ヴィラは3位に浮上!
チャンピオンズリーグ2024-25シーズンのリーグフェイズは、残り3試合。火曜日開催のプレミアリーグ勢は、ジローナ遠征のリヴァプールと、全敗のライプツィヒとアウェイで戦うアストン・ヴィラです。唯一の全勝で首位を快走するリヴァプールは、1勝4敗と苦しい状況に陥っているスペインのクラブを倒せば、ストレートインはほぼ当確でしょう。
この日、最大のトピックスは、アリソン・ベッカーの復活です。右手を高々と上げて、久しぶりのピッチに入った守護神は気合い充分でした。最初のセーブは12分、左サイドからのミゲルのクロスがゴール前に出たシーンです。中央から抜け出したダレイ・ブリントは足が合わず、ファーに流れたボールをフランセスが叩くと、体勢を立て直したGKは両手で足元に収めました。
38分のセービングは、チームを救ったといえるでしょう。ミゲルのアーリークロスをジョー・ゴメスが頭でクリア。ボックスの手前に落ちてきたボールをトラップしたアスプリ―ジャは、迷わず左足を振り抜きました。ノーステップで右に飛んだアリソンが外に弾き出し、0-0をキープ。後半立ち上がりにダンジュマがフリーで打った左足シュートも、冷静に腕に当てています。
開始4分のCKで、ジョー・ゴメスのヘッドをビッグセーブに阻まれたリヴァプールは、ダルウィン・ヌニェスが2度の決定機を活かしていれば、ラクに戦えたはずです。フラーフェンベルフの絶妙な縦パスで左から抜けた7分のチャンスは、左足で強く叩いた一撃がGKの正面。35分にアーノルドの鋭いフィードでサラーが前を向き、ボックス右に転がした縦のラストパスは秀逸でした。
右に流れてGKと1対1になったストライカーが、左隅を狙ったのは判断ミスではありません。決まりかと思いきや、ガッサニーガが右足を残して止めました。主導権を握りながらも、なかなか決められなかったアウェイチームがPKをゲットしたのは59分。ファン・デ・ベークが後ろからルイス・ディアスのかかとを踏んでしまい、サラーがGKの逆を取って左に収めました。
84分のアーノルドのFKが決まっていれば勝負ありだったのですが、ジローナのGKも素晴らしい出来でした。0-1としてから、オンターゲットを許さなかったプレミアリーグの首位チームは、5戦連続のクリーンシートで6連勝。次節のリール戦で勝てば、首位通過が確定します。守護神に続いて、ハーヴェイ・エリオットが14分プレイできたのも収穫でした。
ヤングボーイズ、バイエルン、ボローニャを次々と倒して3勝1分1敗のヴィラも、ライプツィヒに2-3で勝って暫定3位に浮上しています。先制は3分、美しい連携からのファインゴール。右から仕掛けたマティ・キャッシュ、切り返しからの左足クロスを頭で折り返したオリー・ワトキンス、落下点を察知してハーフボレーで決めたマッギンは、同じシナリオを描いていたのでしょう。
ライプツィヒが追いついたのは27分。最後方からのロングフィードを見て、ボックスから飛び出したエミ・マルティネスは、オペンダに先に触られると思ったのか、中途半端に引いてしまいました。トラップで右に出た11番が無人のゴールに流し込んで1-1。ヴィラが再度、勝ち越したのは後半立ち上がりの52分で、右からカットインしたジョン・デュランに言葉を失いました。
4人に囲まれる寸前だったストライカーは、25メートルはあったミドルを最初から打つつもりだったのでしょうか。頭越しに決められたGKグラーチは激怒し、ネットから戻ってきたボールを思い切り放り投げています。59分にグラウンダーを押し込んだジョン・デュランの2点めは、VARがオフサイドを指摘し、その直後にホームチームの同点ゴールが決まりました。
またもや、後方からラインの裏に放り込んだアバウトな攻撃でしたが、ボックス右でキープしたオペンダがファーに浮かしたボールが秀逸で、長距離をスプリントしてきたバウムガルトナーが右足のボレーを左隅に収めています。勝負を決するゴールは85分。ロス・バークリーのミドルがクロスターマンに当たってコースが変わり、一瞬左に反応したグラーチは届きませんでした。
10月末からプレミアリーグで5試合勝利なしと苦しんだヴィラは、公式戦3連勝。CLの残り試合はモナコとのアウェイ戦とホームのセルティックで、どちらかに勝てば8位以内で着地できるのではないでしょうか。今夜、モナコと戦うアーセナルは、勝てばTOP8に食い込む可能性大。ユーヴェとパリを残しているマン・シティ以外は、プレーオフを回避できそうな雲行きです。
この日、最大のトピックスは、アリソン・ベッカーの復活です。右手を高々と上げて、久しぶりのピッチに入った守護神は気合い充分でした。最初のセーブは12分、左サイドからのミゲルのクロスがゴール前に出たシーンです。中央から抜け出したダレイ・ブリントは足が合わず、ファーに流れたボールをフランセスが叩くと、体勢を立て直したGKは両手で足元に収めました。
38分のセービングは、チームを救ったといえるでしょう。ミゲルのアーリークロスをジョー・ゴメスが頭でクリア。ボックスの手前に落ちてきたボールをトラップしたアスプリ―ジャは、迷わず左足を振り抜きました。ノーステップで右に飛んだアリソンが外に弾き出し、0-0をキープ。後半立ち上がりにダンジュマがフリーで打った左足シュートも、冷静に腕に当てています。
開始4分のCKで、ジョー・ゴメスのヘッドをビッグセーブに阻まれたリヴァプールは、ダルウィン・ヌニェスが2度の決定機を活かしていれば、ラクに戦えたはずです。フラーフェンベルフの絶妙な縦パスで左から抜けた7分のチャンスは、左足で強く叩いた一撃がGKの正面。35分にアーノルドの鋭いフィードでサラーが前を向き、ボックス右に転がした縦のラストパスは秀逸でした。
右に流れてGKと1対1になったストライカーが、左隅を狙ったのは判断ミスではありません。決まりかと思いきや、ガッサニーガが右足を残して止めました。主導権を握りながらも、なかなか決められなかったアウェイチームがPKをゲットしたのは59分。ファン・デ・ベークが後ろからルイス・ディアスのかかとを踏んでしまい、サラーがGKの逆を取って左に収めました。
84分のアーノルドのFKが決まっていれば勝負ありだったのですが、ジローナのGKも素晴らしい出来でした。0-1としてから、オンターゲットを許さなかったプレミアリーグの首位チームは、5戦連続のクリーンシートで6連勝。次節のリール戦で勝てば、首位通過が確定します。守護神に続いて、ハーヴェイ・エリオットが14分プレイできたのも収穫でした。
ヤングボーイズ、バイエルン、ボローニャを次々と倒して3勝1分1敗のヴィラも、ライプツィヒに2-3で勝って暫定3位に浮上しています。先制は3分、美しい連携からのファインゴール。右から仕掛けたマティ・キャッシュ、切り返しからの左足クロスを頭で折り返したオリー・ワトキンス、落下点を察知してハーフボレーで決めたマッギンは、同じシナリオを描いていたのでしょう。
ライプツィヒが追いついたのは27分。最後方からのロングフィードを見て、ボックスから飛び出したエミ・マルティネスは、オペンダに先に触られると思ったのか、中途半端に引いてしまいました。トラップで右に出た11番が無人のゴールに流し込んで1-1。ヴィラが再度、勝ち越したのは後半立ち上がりの52分で、右からカットインしたジョン・デュランに言葉を失いました。
4人に囲まれる寸前だったストライカーは、25メートルはあったミドルを最初から打つつもりだったのでしょうか。頭越しに決められたGKグラーチは激怒し、ネットから戻ってきたボールを思い切り放り投げています。59分にグラウンダーを押し込んだジョン・デュランの2点めは、VARがオフサイドを指摘し、その直後にホームチームの同点ゴールが決まりました。
またもや、後方からラインの裏に放り込んだアバウトな攻撃でしたが、ボックス右でキープしたオペンダがファーに浮かしたボールが秀逸で、長距離をスプリントしてきたバウムガルトナーが右足のボレーを左隅に収めています。勝負を決するゴールは85分。ロス・バークリーのミドルがクロスターマンに当たってコースが変わり、一瞬左に反応したグラーチは届きませんでした。
10月末からプレミアリーグで5試合勝利なしと苦しんだヴィラは、公式戦3連勝。CLの残り試合はモナコとのアウェイ戦とホームのセルティックで、どちらかに勝てば8位以内で着地できるのではないでしょうか。今夜、モナコと戦うアーセナルは、勝てばTOP8に食い込む可能性大。ユーヴェとパリを残しているマン・シティ以外は、プレーオフを回避できそうな雲行きです。
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