2024.12.17 プレミアリーグ観戦記2024-25プレミアリーグ観戦記
【Chelsea×Brentford】全員が機能した快勝!好調チェルシーがエヴァートンに勝てばついに暫定1位!
選手たちと監督、スタッフ、サポーターのみなさんが待ちわびた日が、目前に迫っています。日曜日のグディソンパークでチェルシーがエヴァートンに勝てば、順位テーブルの頂点に立ちます。直後のトッテナムVSリヴァプールで首位チームが勝てば150分の天下で終わりますが、ドローか敗戦ならそのまま暫定1位です。
マージーサイドダービーが中止となり、リヴァプールが1試合少ないとはいえ、上に立ってプレッシャーをかけられればコケてくれる可能性が高まるでしょう。公式戦7連勝、プレミアリーグ5連勝、ヨーロッパカンファレンスリーグは余裕の5連勝。エヴァートンは、直近の5試合が2勝1分2敗というやっかいな相手ですが、今のブルーズなら勝てるはずです。
日曜日のブレントフォード戦は、今季プレミアリーグのゴール数が1位と2位の直接対決。「ニコラス・ジャクソンは、いずれトップクラスのストライカーになる!」「ノニ・マドゥエケ、よく見るとカッコイイ!」と、秘かに2人を応援していた隠れファンとしては、納得の2ゴールです。最初のチャンスは11分。自陣からボックス左に出したカイセドのロングフィードは見事でした。
追ってきたピノックが触れないタイミングで打った左足のボレーは決定的で、両手で弾いたGKフレッケンをほめるべきでしょう。14分にはマロ・グストのミドルがコリンズに当たり、こぼれ球に先着したコール・パルマ―が迷わず左足を振り抜きますが、これもフレッケンが無理にキャッチしようとせず、左に弾き出しています。
サイドを制圧し、攻め続けたチェルシーに足りなかったのは、ラストパスの精度でした。攻撃に厚みをもたらしていたのは、エンソ・フェルナンデスとククレジャ。アーセナル戦以降の5試合で3ゴール3アシストと好調のチャンスメイカーは、自らボックスの脇に走り込んでシュートやラストパスを狙うシーンが目立ち、SBはしばしばゴール前でクロスのターゲットとなっていました。
38分には、フレッケンのミスパスをカットしたノニ・マドゥエケがボックス右に持ち込んで左隅を狙いますが、GKが右足でブロックして責任を取りました。押していたホームチームがようやく先制したのは43分。ノニ・マドゥエケが右から入れたロングクロスは完璧で、セップ・ファン・デン・ベルフが触れずククレジャに届く絶妙な弧を描きました。
SBが体を投げ出すようにして首を振ると、ボールは左隅へ。1-0で終わった前半のシュート数は15対1で、チェルシーが圧倒していたのですが、後半に入るとブレントフォードが攻め込む時間が増えてきました。ニコラス・ジャクソンが60分の決定機を活かしていれば、もっとラクな展開になっていたでしょう。
コール・パルマーのパスを受け、ボックス左で勝負したサンチョは素晴らしかったのですが…。ゴールライン際からGKとDFの間を通したクロスがニコラス・ジャクソンの足元に届くと、左足のハーフボレーは高々と浮いてしまいました。66分のコール・パルマーのスルーパスからGKを抜き去ったサンチョはアングルを失い、中に浮かしたボールをカットされています。
70分過ぎから、ブレントフォードが逆襲が始まりました。73分の波状攻撃から、右サイドのコリンズが中央に浮かすと、フリーだったノアゴーアのボレーはロベルト・サンチェスが左に飛んでビッグセーブ。コルウィルを背負ったエンベウモが右のアイエルに展開した75分のチャンスは、ニアに入ったファビオ・カルヴァーリョのフィニッシュがバーを叩いて真下に落下しました。
ピンチをしのいだチェルシーが追加点をゲットしたのは80分。自陣で奪取したカイセドが脇にいたエンソ・フェルナンデスに預けると、右に流れたニコラス・ジャクソンにロングフィードが届きました。ここまで最少のギャップで耐えてきたフレッケンは、ピノックをかわしたストライカーがニアに打ってくるとは思わなかったのでしょう。
2-0の90分、自陣右からドリブルで上がったシャーデがエンベウモに縦のスルーパス。抜け出した19番がロベルト・サンチェスの脇を抜き、再び1点差となりますが、7分の追加タイムはシュートゼロでした。マレスカ監督が交代カードを1枚しか使わなかったのは、全員が機能していたからでしょう。MVPはククレジャか、エースか、あるいはエンソ・フェルナンデスかカイセドか…!
昨シーズンは本領発揮とはいかなかった選手たちを、うまく動かしているマレスカ監督は、1年前には想像できなかった長期政権を実現するかもしれません。アーセナルとの差は4ポイント、マンチェスター・シティは7ポイント。エンクンクとジョアン・フェリックスがプレミアリーグの先発2試合というぜいたくなチームは、今や紛れもなく優勝候補です。
マージーサイドダービーが中止となり、リヴァプールが1試合少ないとはいえ、上に立ってプレッシャーをかけられればコケてくれる可能性が高まるでしょう。公式戦7連勝、プレミアリーグ5連勝、ヨーロッパカンファレンスリーグは余裕の5連勝。エヴァートンは、直近の5試合が2勝1分2敗というやっかいな相手ですが、今のブルーズなら勝てるはずです。
日曜日のブレントフォード戦は、今季プレミアリーグのゴール数が1位と2位の直接対決。「ニコラス・ジャクソンは、いずれトップクラスのストライカーになる!」「ノニ・マドゥエケ、よく見るとカッコイイ!」と、秘かに2人を応援していた隠れファンとしては、納得の2ゴールです。最初のチャンスは11分。自陣からボックス左に出したカイセドのロングフィードは見事でした。
追ってきたピノックが触れないタイミングで打った左足のボレーは決定的で、両手で弾いたGKフレッケンをほめるべきでしょう。14分にはマロ・グストのミドルがコリンズに当たり、こぼれ球に先着したコール・パルマ―が迷わず左足を振り抜きますが、これもフレッケンが無理にキャッチしようとせず、左に弾き出しています。
サイドを制圧し、攻め続けたチェルシーに足りなかったのは、ラストパスの精度でした。攻撃に厚みをもたらしていたのは、エンソ・フェルナンデスとククレジャ。アーセナル戦以降の5試合で3ゴール3アシストと好調のチャンスメイカーは、自らボックスの脇に走り込んでシュートやラストパスを狙うシーンが目立ち、SBはしばしばゴール前でクロスのターゲットとなっていました。
38分には、フレッケンのミスパスをカットしたノニ・マドゥエケがボックス右に持ち込んで左隅を狙いますが、GKが右足でブロックして責任を取りました。押していたホームチームがようやく先制したのは43分。ノニ・マドゥエケが右から入れたロングクロスは完璧で、セップ・ファン・デン・ベルフが触れずククレジャに届く絶妙な弧を描きました。
SBが体を投げ出すようにして首を振ると、ボールは左隅へ。1-0で終わった前半のシュート数は15対1で、チェルシーが圧倒していたのですが、後半に入るとブレントフォードが攻め込む時間が増えてきました。ニコラス・ジャクソンが60分の決定機を活かしていれば、もっとラクな展開になっていたでしょう。
コール・パルマーのパスを受け、ボックス左で勝負したサンチョは素晴らしかったのですが…。ゴールライン際からGKとDFの間を通したクロスがニコラス・ジャクソンの足元に届くと、左足のハーフボレーは高々と浮いてしまいました。66分のコール・パルマーのスルーパスからGKを抜き去ったサンチョはアングルを失い、中に浮かしたボールをカットされています。
70分過ぎから、ブレントフォードが逆襲が始まりました。73分の波状攻撃から、右サイドのコリンズが中央に浮かすと、フリーだったノアゴーアのボレーはロベルト・サンチェスが左に飛んでビッグセーブ。コルウィルを背負ったエンベウモが右のアイエルに展開した75分のチャンスは、ニアに入ったファビオ・カルヴァーリョのフィニッシュがバーを叩いて真下に落下しました。
ピンチをしのいだチェルシーが追加点をゲットしたのは80分。自陣で奪取したカイセドが脇にいたエンソ・フェルナンデスに預けると、右に流れたニコラス・ジャクソンにロングフィードが届きました。ここまで最少のギャップで耐えてきたフレッケンは、ピノックをかわしたストライカーがニアに打ってくるとは思わなかったのでしょう。
2-0の90分、自陣右からドリブルで上がったシャーデがエンベウモに縦のスルーパス。抜け出した19番がロベルト・サンチェスの脇を抜き、再び1点差となりますが、7分の追加タイムはシュートゼロでした。マレスカ監督が交代カードを1枚しか使わなかったのは、全員が機能していたからでしょう。MVPはククレジャか、エースか、あるいはエンソ・フェルナンデスかカイセドか…!
昨シーズンは本領発揮とはいかなかった選手たちを、うまく動かしているマレスカ監督は、1年前には想像できなかった長期政権を実現するかもしれません。アーセナルとの差は4ポイント、マンチェスター・シティは7ポイント。エンクンクとジョアン・フェリックスがプレミアリーグの先発2試合というぜいたくなチームは、今や紛れもなく優勝候補です。
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