2024.12.28 プレミアリーグ観戦記2024-25プレミアリーグ観戦記
【Arsenal×Ipswich】ガブリエウ、まさかのミス…後半の決定機を逃し続けたアーセナルは1-0辛勝!
マルティン・ウーデゴーアが復帰した後のプレミアリーグは4勝2分。フラムとエヴァートンにドローは痛かったものの、追撃態勢に入っていたアーセナルは、ブカヨ・サカを失ってしまいました。エミレーツ開催の18節は、イプスウィッチ・タウン。右サイドは予想通り、ガブリエウ・マルティネッリが入っています。
カラフィオーリとミケル・メリノはベンチですが、今日の11人を現状のベストといっても違和感はないでしょう。GKラヤ、DFティンバー、サリバ、ガブリエウ、ルイス=スケリー、MFデクラン・ライス、ウーデゴーア、カイ・ハヴェルツ、FWマルティネッリ、ジェズス、トロサール。開始早々のリーフ・デイヴィスのクロスに走り込んだスモディクスは、触っただけでした。
デクラン・ライス、ウーデゴーア、マルティネッリと右につながった5分のアタックは、きわどいクロスをウールフェンデンがカット。CKのクリアが高々と上がると、ウーデゴーアのボレーはミスキックです。ポゼッションを取っているアーセナルは縦の高速パスが決まらず、手数をかけた14分の波状攻撃は、トロサールのシュートがカルヴァン・フィリップスにブロックされました。
ルイス=スケリーが左に出ているのは、中盤で優位に立てているからでしょうか。19分に中央から攻め上がったティンバーのミドルは、GKムリッチの正面です。マルティネッリのクロスを、逆サイドのトロサールが拾ったのは23分。縦に勝負してベン・ジョンソンをかわし、中央に上げると、走り込んだカイ・ハヴェルツが右足インサイドでプッシュしました。
1-0となってから、ルイス=スケリーがセンターに入っています。プレスを強めるイプスウィッチに対して、急がないアーセナル。30分のデクラン・ライスのミドルは、クロスバーを越えていきました。ラヤのボールタッチが増えたラスト10分は、アタッカーが入るスペースを創れず、見せ場なきままハーフタイムへ。前半のシュート数4対0というシブいゲームです。
後半のキックオフからハッチンソンに奪われたサリバは、必死に追いかけて自陣ボックスで回収。49分に右に出たジェズスがファーに上げると、胸でトラップしたトロサールのシュートはベン・ジョンソンが足に当てました。53分のウーデゴーアのFKは、壁にヒット。ここからイプスウィッチが攻める時間が増え、アーセナルの最終ラインはずるずると下がり始めています。
63分のデクラン・ライスのCKがファーに入ると、フリーだったガブリエウのヘッドは珍しくミスタッチ。自陣でリーフ・デイヴィスに蹴られたウーデゴーアは、大丈夫でしょうか。71分、ジェズスが下がってミケル・メリノ。いい形でもらえなかったストライカーはシュートゼロで、オフサイドで取り消されたゴールシーン以外にトピックはありません。
交代策の直後、右からカットインして2人をかわしたウーデゴーアの一撃は、ニアを締めていたムリッチが上に弾いてCK。ウーデゴーアのキックをジャストミートしたデクラン・ライスのボレーは、ダラ・オシェイが腿でブロックしました。ミケル・メリノが右に浮かしたボールを、トロサールが頭でゴール前に落としたのは75分。カイ・ハヴェルツは押し込めず、依然として1-0です。
2分後、右に出たミケル・メリノにウーデゴーアの縦パスが通り、ファーを狙ったシュートはムリッチがセーブ。デクラン・ライスは87分に下がり、アンカーはトーマスです。奪われた後、1発で取り返そうとしてかわされるシーンが増えたのは、疲労が原因でしょうか。イプスウィッチの課題はトランジション。カットした後ペースダウンできないことです。
フラムやブレントフォードなら、きわどいシーンを創れていたでしょう。95分のブロードヘッドのミドルは、カイ・ハヴェルツがブロック。シュート数13対3、オンターゲット5対0と圧倒したアーセナルは、不完全燃焼ながらも3ポイントをゲットしました。CKからのガブリエウのヘッダーが決まっていれば、4-0、5-0もあったのではないでしょうか。
ポジティブに考えれば、「サカ不在の右サイドから決定機を創れており、足りなかったのはフィニッシュの精度のみ」。懸念点を挙げるなら、「ジェズスの活かし方という課題は残っており、マルティネッリの右サイドはものたりない」といったところでしょうか。シュートもチャンスクリエイトもクロスとドリブルの成功もゼロだった11番には、左に戻せという声もあるでしょう。
72分に入ったミケル・メリノが攻撃で貢献していたのも、「右はジェズスで最前線にカイ・ハヴェルツ」という主張の後押しになります。サカの穴をどう埋めるかは、引き続き議論のテーマになりそうです。次節はブレントフォード。軽いプレイによるボールロストや不用意なミスパスは、ウィサ、エンべウモ、シャーデの大好物です。アルテタ監督の策に注目しましょう。
カラフィオーリとミケル・メリノはベンチですが、今日の11人を現状のベストといっても違和感はないでしょう。GKラヤ、DFティンバー、サリバ、ガブリエウ、ルイス=スケリー、MFデクラン・ライス、ウーデゴーア、カイ・ハヴェルツ、FWマルティネッリ、ジェズス、トロサール。開始早々のリーフ・デイヴィスのクロスに走り込んだスモディクスは、触っただけでした。
デクラン・ライス、ウーデゴーア、マルティネッリと右につながった5分のアタックは、きわどいクロスをウールフェンデンがカット。CKのクリアが高々と上がると、ウーデゴーアのボレーはミスキックです。ポゼッションを取っているアーセナルは縦の高速パスが決まらず、手数をかけた14分の波状攻撃は、トロサールのシュートがカルヴァン・フィリップスにブロックされました。
ルイス=スケリーが左に出ているのは、中盤で優位に立てているからでしょうか。19分に中央から攻め上がったティンバーのミドルは、GKムリッチの正面です。マルティネッリのクロスを、逆サイドのトロサールが拾ったのは23分。縦に勝負してベン・ジョンソンをかわし、中央に上げると、走り込んだカイ・ハヴェルツが右足インサイドでプッシュしました。
1-0となってから、ルイス=スケリーがセンターに入っています。プレスを強めるイプスウィッチに対して、急がないアーセナル。30分のデクラン・ライスのミドルは、クロスバーを越えていきました。ラヤのボールタッチが増えたラスト10分は、アタッカーが入るスペースを創れず、見せ場なきままハーフタイムへ。前半のシュート数4対0というシブいゲームです。
後半のキックオフからハッチンソンに奪われたサリバは、必死に追いかけて自陣ボックスで回収。49分に右に出たジェズスがファーに上げると、胸でトラップしたトロサールのシュートはベン・ジョンソンが足に当てました。53分のウーデゴーアのFKは、壁にヒット。ここからイプスウィッチが攻める時間が増え、アーセナルの最終ラインはずるずると下がり始めています。
63分のデクラン・ライスのCKがファーに入ると、フリーだったガブリエウのヘッドは珍しくミスタッチ。自陣でリーフ・デイヴィスに蹴られたウーデゴーアは、大丈夫でしょうか。71分、ジェズスが下がってミケル・メリノ。いい形でもらえなかったストライカーはシュートゼロで、オフサイドで取り消されたゴールシーン以外にトピックはありません。
交代策の直後、右からカットインして2人をかわしたウーデゴーアの一撃は、ニアを締めていたムリッチが上に弾いてCK。ウーデゴーアのキックをジャストミートしたデクラン・ライスのボレーは、ダラ・オシェイが腿でブロックしました。ミケル・メリノが右に浮かしたボールを、トロサールが頭でゴール前に落としたのは75分。カイ・ハヴェルツは押し込めず、依然として1-0です。
2分後、右に出たミケル・メリノにウーデゴーアの縦パスが通り、ファーを狙ったシュートはムリッチがセーブ。デクラン・ライスは87分に下がり、アンカーはトーマスです。奪われた後、1発で取り返そうとしてかわされるシーンが増えたのは、疲労が原因でしょうか。イプスウィッチの課題はトランジション。カットした後ペースダウンできないことです。
フラムやブレントフォードなら、きわどいシーンを創れていたでしょう。95分のブロードヘッドのミドルは、カイ・ハヴェルツがブロック。シュート数13対3、オンターゲット5対0と圧倒したアーセナルは、不完全燃焼ながらも3ポイントをゲットしました。CKからのガブリエウのヘッダーが決まっていれば、4-0、5-0もあったのではないでしょうか。
ポジティブに考えれば、「サカ不在の右サイドから決定機を創れており、足りなかったのはフィニッシュの精度のみ」。懸念点を挙げるなら、「ジェズスの活かし方という課題は残っており、マルティネッリの右サイドはものたりない」といったところでしょうか。シュートもチャンスクリエイトもクロスとドリブルの成功もゼロだった11番には、左に戻せという声もあるでしょう。
72分に入ったミケル・メリノが攻撃で貢献していたのも、「右はジェズスで最前線にカイ・ハヴェルツ」という主張の後押しになります。サカの穴をどう埋めるかは、引き続き議論のテーマになりそうです。次節はブレントフォード。軽いプレイによるボールロストや不用意なミスパスは、ウィサ、エンべウモ、シャーデの大好物です。アルテタ監督の策に注目しましょう。
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