2025.01.27 プレミアリーグ観戦記2024-25プレミアリーグ観戦記
【Liverpool×Ipswich】ガクポ、ショボスライ…スロットの下で進化を遂げた選手が絡んだ怒涛の4発!
アンフィールドのプレミアリーグ23節は、イプスウィッチに4‐1で圧勝。首位を快走するリヴァプールは、勝ち続けながら進化を遂げています。開幕からのプレミアリーグ11戦は21ゴール、直近の11戦は33ゴール。得点力が高まった理由は、モー・サラーのペースアップだけではありません。土曜日のゲームは、彼らが意識して改善してきたことが結果につながった素晴らしい一戦でした。
さっそく、怒涛の4発を振り返ってみましょう。先制は11分、右からドリブルで上がったのはイブラヒマ・コナテ。「守備は最高レベルで改善ポイントは見当たらない。しかし後方からのボールの持ち出しは、チームメイトと連携しながら取り組むべき課題」とスロット監督が指摘するCBは、アイコンタクトをかわしたショボスライに高速のスルーパスを通しました。
中央にカットインしたショボスライも、「10番には成果が必要」と指揮官に課題を与えられています。昨季プレミアリーグでは、33試合3ゴール2アシスト。最初の11試合はノーゴールだった今季は、より高いポジションでプレイするようになってから、11試合3ゴール1アシストと結果を出しています。右隅に突き刺した左足のミドルは、意識改革がもたらした成果といえるでしょう。
後方からのパス1発でリードしたホームチームは、35分に追加点をゲットしました。左からクロスをファーに送ったのは、コーディー・ガクポ。ショボスライの頭上を越えたボールはサラーの足元に入り、角度のないところからのハーフボレーがGKウォルトンの肩越しに決まりました。19ゴール13アシストで、どちらのランキングでもTOPのエースに説明は不要でしょう。
イプスウィッチ戦については、「彼に翻弄され続けたリーフ・デイヴィスに苛立ったキーラン・マッケンナは、ハーフタイムにコナー・タウンゼントに代えてしまった」とだけ記しておきましょう。より注目すべきは、無双状態だったガクポのほうです。開幕からしばらくはサブで、11戦1ゴール1アシストだった25歳のFWは、直近の11戦は7発2アシストと量産モードに入っています。
43分の3点めの起点は、センターサークルで奪ったマック・アリスター。右からドリブルで上がったフラーフェンベルフは、ショボスライがボックス右に出るタイミングをみて斜めのスルーパスを通しました。後方から来たボールを8番がダイレクトで打つと、ウォルトンがセーブ。ゴール前に詰めていたガクポは、こぼれ球に右足を当てて押し込みました。
3‐0で後半に入り、4点めは66分。アーノルドのクロスをヘッドでプッシュしたのは、ラインぎりぎりから飛び出したガクポでした。この日は2ゴール1アシストだったウインガーも、スロットのマネジメントによって進化した選手のひとりです。昨季プレミアリーグは35戦8ゴール5アシストですが、先発は半分以下の17試合。ユルゲン・クロップの起用法に一貫性はありませんでした。
左右のウイング、センターフォワード、トップ下、左のインサイド…サラー、ダルウィン・ヌニェス、ルイス・ディアスをメインと考えていたクロップ監督は、ガクポのポジションを目まぐるしく変えていました。よくいえば「ユーティリティーを活用」、悪くいえば「便利屋として穴埋めに利用」。これに対して新監督は、「左ウイングに集中してほしい」と伝えています。
「昔の自分に戻ったような気がした。PSVでうまくやれていた頃のイメージ。このポジションでは、とてもいい気分だ。ベストを尽くして、持てる力を披露しようとがんばっている」。ジョッタの負傷の多さやダルウィン・ヌニェスの不振がさほど気にならないのは、シーズン前半のルイス・ディアスと後半のガクポの好調ぶりが目を引いたからでしょう。
開幕当初はスカッドの薄さが懸念されていたチームは、戦いながら個々の課題のレベルを高め、チーム全体を進化させているようです。昨日は、クロップの退団発表の1周年。彼が指揮を執ったチームは、既に歴史となっています。サラーやファン・ダイクなど主軸が最後まで元気なら、リヴァプールは今のポジションのままで駆け抜けるのではないでしょうか。
2月最初のプレミアリーグは、アウェイでボーンマス。公式戦12試合連続無敗の難敵を下し、アーセナルVSマン・シティのシックスポインターがドロー決着となれば、独走といっていいでしょう。ミッドウイークのPSV戦はクアンサー、エリオット、遠藤航、フェデリコ・キエーザらにまかせ、ベストメンバーを揃えるであろうスロットのチームの戦い方に注目です。
さっそく、怒涛の4発を振り返ってみましょう。先制は11分、右からドリブルで上がったのはイブラヒマ・コナテ。「守備は最高レベルで改善ポイントは見当たらない。しかし後方からのボールの持ち出しは、チームメイトと連携しながら取り組むべき課題」とスロット監督が指摘するCBは、アイコンタクトをかわしたショボスライに高速のスルーパスを通しました。
中央にカットインしたショボスライも、「10番には成果が必要」と指揮官に課題を与えられています。昨季プレミアリーグでは、33試合3ゴール2アシスト。最初の11試合はノーゴールだった今季は、より高いポジションでプレイするようになってから、11試合3ゴール1アシストと結果を出しています。右隅に突き刺した左足のミドルは、意識改革がもたらした成果といえるでしょう。
後方からのパス1発でリードしたホームチームは、35分に追加点をゲットしました。左からクロスをファーに送ったのは、コーディー・ガクポ。ショボスライの頭上を越えたボールはサラーの足元に入り、角度のないところからのハーフボレーがGKウォルトンの肩越しに決まりました。19ゴール13アシストで、どちらのランキングでもTOPのエースに説明は不要でしょう。
イプスウィッチ戦については、「彼に翻弄され続けたリーフ・デイヴィスに苛立ったキーラン・マッケンナは、ハーフタイムにコナー・タウンゼントに代えてしまった」とだけ記しておきましょう。より注目すべきは、無双状態だったガクポのほうです。開幕からしばらくはサブで、11戦1ゴール1アシストだった25歳のFWは、直近の11戦は7発2アシストと量産モードに入っています。
43分の3点めの起点は、センターサークルで奪ったマック・アリスター。右からドリブルで上がったフラーフェンベルフは、ショボスライがボックス右に出るタイミングをみて斜めのスルーパスを通しました。後方から来たボールを8番がダイレクトで打つと、ウォルトンがセーブ。ゴール前に詰めていたガクポは、こぼれ球に右足を当てて押し込みました。
3‐0で後半に入り、4点めは66分。アーノルドのクロスをヘッドでプッシュしたのは、ラインぎりぎりから飛び出したガクポでした。この日は2ゴール1アシストだったウインガーも、スロットのマネジメントによって進化した選手のひとりです。昨季プレミアリーグは35戦8ゴール5アシストですが、先発は半分以下の17試合。ユルゲン・クロップの起用法に一貫性はありませんでした。
左右のウイング、センターフォワード、トップ下、左のインサイド…サラー、ダルウィン・ヌニェス、ルイス・ディアスをメインと考えていたクロップ監督は、ガクポのポジションを目まぐるしく変えていました。よくいえば「ユーティリティーを活用」、悪くいえば「便利屋として穴埋めに利用」。これに対して新監督は、「左ウイングに集中してほしい」と伝えています。
「昔の自分に戻ったような気がした。PSVでうまくやれていた頃のイメージ。このポジションでは、とてもいい気分だ。ベストを尽くして、持てる力を披露しようとがんばっている」。ジョッタの負傷の多さやダルウィン・ヌニェスの不振がさほど気にならないのは、シーズン前半のルイス・ディアスと後半のガクポの好調ぶりが目を引いたからでしょう。
開幕当初はスカッドの薄さが懸念されていたチームは、戦いながら個々の課題のレベルを高め、チーム全体を進化させているようです。昨日は、クロップの退団発表の1周年。彼が指揮を執ったチームは、既に歴史となっています。サラーやファン・ダイクなど主軸が最後まで元気なら、リヴァプールは今のポジションのままで駆け抜けるのではないでしょうか。
2月最初のプレミアリーグは、アウェイでボーンマス。公式戦12試合連続無敗の難敵を下し、アーセナルVSマン・シティのシックスポインターがドロー決着となれば、独走といっていいでしょう。ミッドウイークのPSV戦はクアンサー、エリオット、遠藤航、フェデリコ・キエーザらにまかせ、ベストメンバーを揃えるであろうスロットのチームの戦い方に注目です。
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