2025.01.27 プレミアリーグ観戦記2024-25プレミアリーグ観戦記
【Tottenham×Leicester】7連敗中の19位にホームで逆転負け!ポステコグルー監督は解任?留任?
プレミアリーグの過去10試合は、1勝1分8敗。最下位セインツに5‐0で勝ってからの7試合はクリーンシートがゼロで、直近はニューカッスル、アーセナル、エヴァートン、レスターに4連敗です。ノースロンドンダービーの惜敗は許されたとしても、7連敗中の19位レスターにホームで逆転負けは、監督解任の理由としては充分です。
月曜日の朝、アンジェ・ポステコグルーに何があっても驚かないでしょう。大方のクラブは、同じ状況になれば、監督を代えて立て直しを図るはずです。いや、むしろエヴァートンに3‐2で敗れた前節の後、既に決断しているクラブのほうが多いのではないでしょうか。2001年2月に会長に就任してから、24年で15人を解任してきたダニエル・レヴィは、なぜ動かないのか?
考えられる理由をいくつか挙げてみましょう。ひとつめは、不振の原因が大量の負傷者にあることが明確だから。現在のスパーズは、負傷者連合のほうが強いといってもジョークになりません。GKヴィカーリオ、DFジェド・スペンス、ロメロ、ファン・デ・フェン、ウドジェ、MFジェームズ・マディソン、オドベール、FWブレナン・ジョンソン、ソランケ、ヴェルナー…!
レスター戦で先発したパペ・マタル・サールと、ベンチにいたレギロン&イヴ・ビスマはコンディション不良で、ポステコグルー監督に「元気なヤツ」以外の選択肢はありませんでした。2つめの理由は、誰を連れてきても現状がよくなるとは思えないからでしょう。ショーン・ダイクに「守備を改善してくれ」といっても、無言で眉をひそめるはずです。
3つめは、チームの雰囲気は悪くないから。不振のチームにありがちな、選手と指揮官の確執はないようです。4つめは、プレミアリーグ以外は順調に勝ち進んでいるから。カラバオカップは準決勝ファーストレグでリヴァプールを1‐0で下しており、ヨーロッパリーグは4勝2分1敗でノックアウトラウンドのストレートインにあと1歩となっています。
FAカップは、3回戦でナショナルリーグのタムワースに敗戦寸前に追い込まれましたが、延長戦で3発を決めて勝ち上がっています。公式戦トータルで、16勝5分14敗。負けた試合を見ると、プレミアリーグのリヴァプール戦の3‐6以外はすべて1点差の惜敗です。先ほど終わったばかりのレスター戦でも15本のシュートを放っており、勝てない試合ではありませんでした。
33分のペドロ・ポロのクロスをリシャルリソンが頭で押し込み、ハーフタイムは1‐0でリード。しかし後半開始からの悪夢の5分で逆転されてしまいました。46分のヴァーディーのゴールは、デコルドヴァ=リードのグラウンダーをGKキンスキーがキャッチできず。50分の決勝ゴールは、エル・カンヌスが打つ瞬間にベン・デイヴィスが足を出していればと悔やまれる失点でした。
指揮官が解任されない5つめの理由は、多くのサポーターが「補強を怠ったダニエル・レヴィが去るべき」と考えているからでしょう。レスター戦でも「24 years, 16 managers, 1 trophy: time for a change」と書かれたバナーが掲げられ、前半は「We want Levy out」、劣勢になってからは「Daniel Levy, get out of our club」というチャントが鳴り響いていました。
この状況で監督のクビを切ったら、「オマエが消えろ」と炎上必至。主力が戻ってくれば、僅差の敗戦を引っくり返せそうな気がするだけに、難しい決断です。少なくともミッドウイークのヨーロッパリーグと、2月6日のカラバオカップ準決勝のリヴァプール戦は、スカッドを掌握しているポステコグルーに託すと見ているのですが…。まずは本日の午前中の動向に注目です。
月曜日の朝、アンジェ・ポステコグルーに何があっても驚かないでしょう。大方のクラブは、同じ状況になれば、監督を代えて立て直しを図るはずです。いや、むしろエヴァートンに3‐2で敗れた前節の後、既に決断しているクラブのほうが多いのではないでしょうか。2001年2月に会長に就任してから、24年で15人を解任してきたダニエル・レヴィは、なぜ動かないのか?
考えられる理由をいくつか挙げてみましょう。ひとつめは、不振の原因が大量の負傷者にあることが明確だから。現在のスパーズは、負傷者連合のほうが強いといってもジョークになりません。GKヴィカーリオ、DFジェド・スペンス、ロメロ、ファン・デ・フェン、ウドジェ、MFジェームズ・マディソン、オドベール、FWブレナン・ジョンソン、ソランケ、ヴェルナー…!
レスター戦で先発したパペ・マタル・サールと、ベンチにいたレギロン&イヴ・ビスマはコンディション不良で、ポステコグルー監督に「元気なヤツ」以外の選択肢はありませんでした。2つめの理由は、誰を連れてきても現状がよくなるとは思えないからでしょう。ショーン・ダイクに「守備を改善してくれ」といっても、無言で眉をひそめるはずです。
3つめは、チームの雰囲気は悪くないから。不振のチームにありがちな、選手と指揮官の確執はないようです。4つめは、プレミアリーグ以外は順調に勝ち進んでいるから。カラバオカップは準決勝ファーストレグでリヴァプールを1‐0で下しており、ヨーロッパリーグは4勝2分1敗でノックアウトラウンドのストレートインにあと1歩となっています。
FAカップは、3回戦でナショナルリーグのタムワースに敗戦寸前に追い込まれましたが、延長戦で3発を決めて勝ち上がっています。公式戦トータルで、16勝5分14敗。負けた試合を見ると、プレミアリーグのリヴァプール戦の3‐6以外はすべて1点差の惜敗です。先ほど終わったばかりのレスター戦でも15本のシュートを放っており、勝てない試合ではありませんでした。
33分のペドロ・ポロのクロスをリシャルリソンが頭で押し込み、ハーフタイムは1‐0でリード。しかし後半開始からの悪夢の5分で逆転されてしまいました。46分のヴァーディーのゴールは、デコルドヴァ=リードのグラウンダーをGKキンスキーがキャッチできず。50分の決勝ゴールは、エル・カンヌスが打つ瞬間にベン・デイヴィスが足を出していればと悔やまれる失点でした。
指揮官が解任されない5つめの理由は、多くのサポーターが「補強を怠ったダニエル・レヴィが去るべき」と考えているからでしょう。レスター戦でも「24 years, 16 managers, 1 trophy: time for a change」と書かれたバナーが掲げられ、前半は「We want Levy out」、劣勢になってからは「Daniel Levy, get out of our club」というチャントが鳴り響いていました。
この状況で監督のクビを切ったら、「オマエが消えろ」と炎上必至。主力が戻ってくれば、僅差の敗戦を引っくり返せそうな気がするだけに、難しい決断です。少なくともミッドウイークのヨーロッパリーグと、2月6日のカラバオカップ準決勝のリヴァプール戦は、スカッドを掌握しているポステコグルーに託すと見ているのですが…。まずは本日の午前中の動向に注目です。
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