2025.11.30 プレミアリーグ観戦記2025-26プレミアリーグ観戦記
【MAN.CITY×Leeds】18位に2点リードから大苦戦!ペップは最終ラインを改善できるのか?
プレミアリーグで18位のリーズの3勝はエヴァートン、ウルヴス、ウェストハムで、TOP10との5試合は1分4敗です。ダニエル・ファルケ監督は、マンチェスター・シティに先制される展開は避けたかったはずですが、こうなったら攻めるしかありません。4分の右サイドからのアタックを止められた後も、ビルドアップに対して必死にプレスをかけています。
今季のマン・シティを見ていて気になるのは、自陣での危険なパスミスが多いこと。グヴァルディオルのパスをアンパドゥにカットされ、中央のヌメチャにパスが通ればピンチでしたが、左に流れたボールをルベン・ディアスが回収しました。ここからしばらくは、予想外の攻め合いの展開が続きました。田中碧は、右のインサイドで起用されています。
10分にも、右サイドで守備にまわっていたベルナルド・シウヴァがボールをロストし、グラウンダーを入れられました。ドンナルンマが下りてきたフォーデンに預けたのは13分。左に送ったボールをインターセプトされたのですが、フォーデンに詰めたグルエフがファールを取られたようです。マン・シティの2度めの決定機は20分。ボックス左に出したドクのパスが絶品でした。
ボーグルの裏に走り込んだニコ・オライリーが中に転がすと、フリーだったフォーデンのシュートはジャスティンが左足を伸ばしてブロック。こぼれ球に詰めたニコ・ゴンザレスがダイレクトで叩くと、グルエフに当たったボールは右に逸れていきました。追加点が決まったのは25分。フォーデンの右からの一撃を、GKペリがビッグセーブでしのいだ直後です。
CKがゴール前に上がる直前に、ベルナルド・シウヴァがペリを背中でプッシュ。ニコ・オライリーの頭に向かったボールへの対応が遅れたGKは、右手で触るのが精一杯で、ポストの手前に落ちたボールをグヴァルディオルがプッシュしました。VARのチェックはオフサイドの有無で、20番はセーフ。降格ゾーンのクラブに対する2-0は、4連覇の黄金時代ならセーフティーリードです。
35分のレインダースのミドルは、惜しくも左にアウト。44分のクロスのクリアを直接叩いたニコ・ゴンザレスの強烈なショットは、ロドンとペリに次々にヒットして決まらず。直後の左からのクロスがハーランドに届き、競り合いのこぼれ球をレインダースが右足で合わせると、ニアポスト際に飛んだボールはパスカル・ストライクが左足に当てました。
前半のポゼッションは67%対33%、シュートは14対2、オンターゲットは6対0。楽勝かと思われたマン・シティは、後半開始からの4分を自陣に引いて過ごし、アウェイチームのモチベーションを高める失点を喫してしまいます。最初のピンチは、48分の左からのFKに飛び出したドンナルンマのパンチミス。フリーのアンパドゥのシュートがレインダースに当たったのは幸運でした。
さらに49分、右からのクロスを回収したマテウス・ヌネスが、パスミスをグルエフに突かれてしまいました。田中碧のスルーパスで抜け出しかけたのは、後半から入ったカルヴァート=ルーウィン。トラップをカットしたマテウス=ヌネスの不用意なタッチをストライカーがプッシュし、ホームチームのリードは1点となりました。
GKペリのロングフィードが右サイドのボーグルに届いたのは66分。頭でボックス右に落とすと、カルヴァート=ルーウィンに迫ったグヴァルディオルのスライディングは空振りとなり、レフェリーのピーター・バンクスは即座にPKスポットを指差しました。こぼれ球を左に外して頭を抱えた田中碧は、見なかったことにしましょう。
右に蹴ってドンナルンマに止められたヌメチャが、ゴール前に浮いたボールを右足で押し込んで2-2。後半に入ってからシュート1本のマン・シティは、ギアを元に戻せるでしょうか。75分、レインダースに代わってシェルキ。追いつかれてからの最初のシュートは88分で、ドクのクロスに反応したハーランドのヘッダーは、この試合で唯一のシュートでした。
89分にベルナルド・シウヴァとドクが下がり、マルムシュとジョン・ストーンズ。直後、ドクのクロスを叩いたマルムシュのヘッドは、GKの正面です。90分を過ぎても2-2。降格候補の昇格クラブにホームでドローは、事件というべきでしょう。91分、マテウス・ヌネスのパスが右サイドのシェルキへ。ニアでボールをもらったのはフォーデンです。
アンパドゥに体を寄せられ、バランスを崩した瞬間、前にいた田中碧もスリップしてしまいました。左足の強引なシュートが、ペリが伸ばした右手の下を抜けて3-2。ハーランドがノーゴールの4試合は全敗だったのですが、ようやく3ポイントで終えることができました。後半のシュートは4対7で、オンターゲットは3対4。前半の最終盤のように攻め続けていれば、完勝だったはずです。
何とか勝ったものの、気がかりな出来事が多い一戦でした。ハーランドは3試合連続ノーゴール。ハイボール処理と短いパスが不安なドンナルンマは、抗議によって4枚めのイエローをもらいました。マテウス・ヌネスが時折見せる軽率なパスとチャージは、ビッグ6とのゲームなら致命傷になる可能性があります。後半のローテンションも、改善すべきポイントのひとつです。
次節からはフラム、サンダーランド、クリスタル・パレス。フラムはスパーズに競り勝ち、サンダーランドはチェルシーを下し、クリスタル・パレスはリヴァプールとの直近の4試合で3勝1分です。3試合連続で2失点のマン・シティは、最終ラインのミスを減らさなければ、ポイントを削られるでしょう。昨年の12月は3勝2分3敗。停滞を繰り返せば、目標はTOP4に切り替わります。
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