2026.01.08 プレミアリーグ観戦記2025-26プレミアリーグ観戦記
【Burnley×MAN.UTD】シェシュコ覚醒、キャプテン復活、しかしオンターゲット1対10でドロー(泣)
さっそく、暫定監督が選んだ先発の11人を確認しましょう。GKラメンス、DFダロト、エイデン・ヘヴン、リサンドロ・マルティネス、ルーク・ショー。2センターはカゼミーロとウガルテ、2列めはドルグ、ブルーノ・フェルナンデス、マテウス・クーニャ、最前線にシェシュコ。1-1のドローだったウルヴス戦との違いは、ストライカーの後ろにいるキャプテンだけです。
キックオフからしばらくは、慎重モード。右サイドかと思われたドルグは、左でプレイしています。5分のドルグのクロスは、ドゥブラフカがキャッチ。ハムストリングの負傷を3試合欠場で終わらせた超人は、かなり気合いが入っているようです。7分にダロトが流したボールを直接叩いたカゼミーロは、右に大きく外しました。
ハンフリーズがボックス左に出たのは13分。左足のクロスはエイデン・ヘヴンの足に当たり、ラメンスの頭上を越えてサイドネットに飛び込んでしまいました。アウェイで1-0は、今までならポイントを落とす最初のステップ。テン・ハフ時代の布陣に戻ったチームは、劣勢を打開できるでしょうか。5-4-1で守るバーンリーは、シェシュコへのパスをことごとく刈り取っています。
24分、ブルーノのアーリークロスに競り勝ったシェシュコのヘッドは、GKの正面。27分のFKをブルーノが右に入れると、カゼミーロが折り返したボールをマテウス・クーニャがヘッドでプッシュしました。ドゥブラフカの脇を抜けたボールは、ハンフリースがヘディングでクリア。CKから決めたリサンドロ・マルティネスは、カイル・ウォーカーへのファールを取られたようです。
32分のバーンリーの速攻は、カゼミーロの軽いタックルをかわしたマーカス・エドワーズが仕掛け人でした。左でパスをもらったルーカス・ピレスが右隅を狙った一撃は、ラメンスの指先を抜けてポストの外。今のマンチェスター・ユナイテッドは、追加点を決められたらドローが精一杯でしょう。自陣でのロストや軽率なチャージはNGです。
ドルグのインターセプトからシェシュコにつながった40分のカウンターは、迷いが感じられたシュートをGKがキャッチ。43分のカゼミーロの絶妙なフィードを頭で合わせたシェシュコは、左に飛んだドゥブラフカのビッグセーブを見て、悔しがっています。リサンドロ・マルティネスのフィードがボックス右のカゼミーロに届いたのは44分。落としを受けたウガルテはフリーでした。
右足のハーフボレーをうまくコントロールできず、ボールはファーポストの外へ。追加タイム1分にドルグのパスがマテウス・クーニャに通り、左に流れて打ったシュートはGKが懐に収めています。直後、左にまわったブルーノの縦のスルーパスで、ドルグがGKと1対1。巧みに浮かしたシュートは決まりかと思いきや、必死に戻ったエステーヴがゴールライン上でクリアしました。
55分には、リサンドロ・マルティネスのロングフィードが最前線に出たブルーノへ。ニアに放った強烈なシュートは、ポストにヒットしました。57分のCKにドゥブラフカは出られず、落下点のエイデン・ヘヴンはノーマーク。枠に入れるだけでよかったのですが、肩に当たったボールは右に逸れていきました。60分にウガルテとのワンツーで左から上がったのは、好調のドルグです。
ニアに入ったダイレクトのクロスをシェシュコが右足で合わせ、ついに逆転!フレッチャー監督はここでブルーノ・フェルナンデスとエイデン・ヘヴンを下げ、レニー・ヨロとメイソン・マウントを投入しました。負傷が癒えたばかりのキャプテンは、予定の交代かもしれません。反撃に出たバーンリーが追いついたのは65分。右からドリブルで仕掛けたのはアントニーでした。
ルーク・ショーをかわしてファーを狙ったコントロールショットに、ラメンスは触れず。2-2となってからは、どちらが決めるかわからないオープンな展開になっています。73分、マテウス・クーニャとカゼミーロに代わってザークツィーとメイヌー。81分にドリブルで上がったルーク・ショーがザークツィーにつなぐと、左足のシュートはエステーヴがブロックしました。
こぼれ球を拾ったドルグがニアに浮かすと、シェシュコのボレーはドゥブラフカがキャッチ。84分にウガルテと代わったのは、シェイ・レイシーです。1分後、右からカットインしたレイシーの強烈な一撃はクロスバーを直撃。追加タイムは5分です。95分にも中に持ち込んで右足を振り抜いた18歳は、右に外してしまいました。この展開で2-2のドローとは…。
ポゼッションは35%対65%、シュートは7対30、オンターゲットは1対10。もう1回いいます。オンターゲットは1対10。フツーは1-3か1-4でしょう。ポイントロストの原因は、リードしてからずるずる下がってしまったことと、負傷明けのメイソン・マウントとメイヌーが空転したこと。キャプテン、10番、百戦錬磨のベテランが最後までいれば、違う結果だったかもしれません。
8アシストでランキングTOPのブルーノ・フェルナンデスは、シュートをバーやポストに当てる「Hit Woodwork」も5本で、ハーランドを上回るリーグ1位です。ウルヴス、リーズ、バーンリーに3連続ドロー…いや、いい直します。15位のボーンマス以下のチームにすべてドローという残念な事実に目をつぶり、「シェシュコにボールが集まったのは収穫」で終わらせましょうか。
前任バーストで解任ブーストかと思いきや。最終盤はエンスト。次節からは、マンチェスターダービーとアーセナルです。「高低差が激しくて、耳がキーンてなる」とは、まさにこのこと。連敗したら、ブレントフォード、ニューカッスル、チェルシーに引き離されてしまうでしょう。「年末年始の大騒動の代償は、とてつもなく大きかった」と振り返るシーズンになるかもしれません。勝てるとしたら、アルテタよりペップですかね…。
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この試合だけで判断するのは時期尚早ですが、ユナイテッドはちょっと解き放たれたでしょうか?
話を相手チームに移すと、今シーズン、昇格組ではバーンリーの試合を(何故か)見ることがあるのですが、「局面」では「自分たちのやり方」で他のプレミアリーグを御せる「瞬間」があるだけに、逆に、ここまでズルズル来てしまった感があります。毎試合に得られる一定の手応えが、割り切った戦い方へのシフトを妨げたと申しましょうか。