2026.01.25 プレミアリーグ観戦記2025-26プレミアリーグ観戦記
【Bournemouth×Liverpool】最後の失点はロングスロー…攻め続けたリヴァプール、まさかの敗戦!
ガクポはプレミアリーグで5ゴール、サラーは4ゴール、ヴィルツは3ゴール。いずれもサポーターが納得できる数字ではありません。キックオフから押していたリヴァプールは、プレスの際にはショボスライが最前線に出てチェイスしています。フリンポン、ジョー・ゴメス、ファン・ダイク、ケルケズのハイラインは、縦のフィードからのシンプルなカウンターに要注意です。
6分にショボスライのスルーパスで右から上がったサラーは、ヴィルツをポストに使ってセンターに出ると、左隅を狙ったシュートをうまく落とせず、ファーポストの外。10分にも、ショボスライの美しいスルーパスがラインの裏に出たサラーに通りますが、空いていた縦にいかずに出したグラウンダーをカットされてしまいました。
14分のチャンスは、ボックス右手前でキープしたサラーのスルーパスがきっかけでした。ゴールライン際に抜けたヴィルツが折り返すと、ショボスライの前でアダム・スミスがカット。18分のCKの二次攻撃からアダム・スミスがクロスを入れ、クリアに先着したエヴァニウソンが胸で前に送ると、ジェームズ・ヒルのボレーがクロスバーを越えていきました。
28分、セネシが得意のロングフィードをボックス右へ。ファン・ダイクのクリアミスを拾ったアレックス・スコットがニアに折り返し、エヴァニウソンのダイレクトショットがアリソンの股間を抜きました。さらに33分、ジェームズ・ヒルの縦のスルーパスで、ケルケズの裏を取ったのはアレックス・ヒメネス。GKと1対1からネットを揺らし、あっという間に2-0です。
最初の失点の際にアリソンと激突したジョー・ゴメスはプレー続行不可能で、CBに遠藤航が入っています。40分に右から打ったヴィルツのミドルは、左のポストの外。45分の左からのCKをバックヘッドで決めたのは、ファン・ダイクでした。前半は2-1、ポゼッションは38%対62%、シュートは3対6、オンターゲットは2対2。急造のCBコンビで戦うレッズは、逆転できるでしょうか。
スロット監督はハーフタイムでケルケズを諦め、移籍騒動の渦中にあるロバートソンを投入。後半開始直後のロングスローとCKをしのいだアウェイチームは、徐々にペースをつかみ始めています。52分、遠藤航が前線に入れたスルーパスは、ガクポの前でペトロヴィッチがキャッチ。左右からのCKは、ことごとくGKの守備範囲に飛んでいます。
80分のFKは、サラーが触って角度を変え、ショボスライがシュート。縦に回転がかかった強烈な一撃にペトロヴィッチは触れず、マルセイユ戦に続いてFK連発の8番はガッツポーズです。エングモアがパスをカットされた84分、トリュフェにもクリスティにも誰もいかず、左を並走していたエヴァニウソンがアリソンと1対1になりますが、フィニッシュは左に外れてしまいました。
85分、ロングフィードを追ったサラーがエキティケに落とし、ボックス右に転がしたボールをヴィルツがシュート。左隅に向かったボールは、ペトロヴィッチが指先でコースを変えました。追加タイムのレッズの猛攻は実らず、95分に右からロングスローを入れたのはジェームズ・ヒル。混戦からのこぼれ球がポストに当たり、左足で押し込んだのはアドリでした。
直前まで猛攻を仕掛けていたリヴァプールが、最後の逆襲に屈して2ヵ月ぶりの敗戦。ゴールシーンはショボスライのCKとFKで、ボーンマスの守備陣を崩しきれず、自陣の左サイドを突くカウンターとセットピースで失点を重ねてしまいました。サラーは自信がなさそうなプレイが目立ち、ガクポは得意の形に持ち込めず、エキティケはいつもの冷静さを欠いていました。
ヴィルツのトリッキーなドリブルとパスは、味方もだましてしまった感があります。シュートは12対14、オンターゲットは5対4とほぼイーブンだったのですが、ビッグチャンスは6対1。スティーヴン・ジェラードに対戦相手のローブロックに対する愚痴を批判され、その話はやめると誓ったスロット監督は、カウンターへの対応とセットピースでの守備を反省すべきでしょう。
プレミアリーグは5試合連続勝利なしで、次節からはニューカッスルとマンチェスター・シティ。これ以上ポイントを落とすと、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーにCLとELの出場権を奪われてしまうでしょう。ジョー・ゴメスを失ったうえに、最終盤に電池切れを起こしていたチームを見ると、最終ラインの補強なしで危機を乗り越えるのは難しそうですが…。
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