2026.01.26 プレミアリーグ観戦記2025-26プレミアリーグ観戦記
【Arsenal×MAN.UTD】ドルグ&クーニャ!スーパーショット連発でマン・ユナイテッドが逆転勝利!
さっそくアーセナルから、スターティングメンバーをチェックしましょう。GKラヤ、DFティンバー、サリバ、ガブリエウ、インカピエ、MFズビメンディ、ウーデゴーア、デクラン・ライス、FWサカ、ジェズス、トロサール。ベンチにはギョケレス、マルティネッリ、ノニ・マドゥエケ、ミケル・メリノ、エゼといった強力なアタッカーが待機しています。
マンチェスター・ユナイテッドも、現状のベストといえる顔ぶれです。GKラメンス、DFダロト、マグワイア、リサンドロ・マルティネス、ルーク・ショー。2センターはカゼミーロとメイヌー、2列めはアマド・ディアロ、ブルーノ・フェルナンデス、ドルグ、最前線にエンベウモ。いざ勝負となれば、シェシュコ、マテウス・クーニャ、メイソン・マウントが投入されるはずです。
キックオフからしばらくは、ボールが落ち着かない展開。左サイドから執拗に攻めるアーセナルに対して、マン・ユナイテッドは前線にパスがつながりません。7分に左から打ったデクラン・ライスのミドルは、リサンドロ・マルティネスがブロック。9分に右サイドを突破したサカのクロスは、ルーク・ショーが体に当ててCKです。
14分には、敵陣で奪ったウーデゴーアがデクラン・ライスに預け、ショートカウンターが発動。右からボックスに入ったサリバがニアにリターンを出すと、41番のシュートはリサンドロ・マルティネスがコースを塞ぎました。18分の右からのFKで競り勝ったズビメンディのヘッドは、ラメンスのビッグセーブに阻まれています。
マン・ユナイテッドの縦のボールに対して、アーセナルの寄せが速く、ブルーノ・フェルナンデスが前を向いてプレイできる時間はありません。インカピエのクロスのクリアを、右にいたサカがキープしたのは29分。ニアに浮かしたボールをウーデゴーアが左足で合わせると、ティンバーをマークしていたリサンドロ・マルティネスに当たったボールがゴールに飛び込みました。
1-0となった31分、ブルーノがダイレクトで出したスルーパスでエンベウモが独走。打てるエリアに入ったところでサリバに追いつかれ、後ろからフォローしたキャプテンに戻すと、ダイレクトショットは左に外れました。サリバが再度、スピードを見せつけたのは34分。エンベウモが左に出したボールをラヤに取らせようとして、ブルーノに奪われると見るや、一気に加速しました。
スライディングを気にしたブルーノのフィニッシュは、左にアウト。アーセナルが痛恨のミスを犯したのは36分、ビルドアップからのズビメンディのパスをカットしたのはエンベウモでした。ラヤをかわしたレフティが、無人のゴールに右足で流し込んで1-1。追加タイム1分に、ブルーノが縦の浮き球を前線に入れると、エンベウモのダイレクトショットは左に逸れていきました。
前半のポゼッションは56%対44%、シュートは7対6、オンターゲットは1対1。後半の立ち上がりは、マン・ユナイテッドがポゼッションを取っています。ドルグ、ブルーノ、ドルグ、ブルーノ、ドルグとセンターでつながったのは50分。ボックス手前でドルグが放った左足のスーパーショットにラヤは触れず、クロスバーを叩いたボールがネットを揺らしました。
65分、右サイドのサカがボックス手前に流すと、デクラン・ライスのダイレクトショットはクロスバー越え。69分にエンベウモが下がり、前線でキープできるマテウス・クーニャが入っています。71分、右サイドでギョケレスがリサンドロ・マルティネスに競り勝ち、クロスのクリアをサカがエゼにつなぐと、落としを受けたミケル・メリノの一撃はラメンスがキャッチしました。
スライディングで止めようとしたマグワイアは、ハンドを取られなかったようです。76分にトロサールと代わったノニ・マドゥエケは右に入り、サカは左サイドに回っています。79分にベン・ホワイトと競って転倒したドルグは、ハムストリングを痛めてしまったのか。81分にサカのクロスを受けたギョケレスは肩に当て、ボールはラメンスの頭上を越えていきました。
ドルグに代わって入ったのはシェシュコ。83分のCKの二次攻撃から、ボックス右でキープしたサカがニアを狙ったシュートは、ラメンスがセーブしています。直後、サカのCKをラメンスが触れず、マグワイアの頭に当たったボールをミケル・メリノがプッシュ。2-2に追いついたチームも、首位を苦しめているチームも、残り5分なら次のゴールをめざせます。
ハイテンションのエミレーツがざわめいたのは、同点となってから3分後。メイヌーからパスをもらって中に斬り込んだマテウス・クーニャのコントロールショットが、ラヤの指先を抜けて右隅に突き刺さりました。アーセナルがプレミアリーグで3失点は、2023年12月のルートン戦以来、2年ぶりです。追加タイムにシュートを打たせなかったのは、進化といっていいでしょう。
マンチェスター・シティに完勝したマイケル・キャリックのチームが、アーセナルも下して4位に浮上。2023-24シーズン以降、フラム戦とボーンマス戦以外に逆転負けがなかったアーセナルは、ズビメンディのミスが痛恨でした。ポゼッションは57%対43%、シュートは15対10、オンターゲットは4対3。スタッツでは劣勢だった勝者のxGは、0.73です。
2025年のニューフェイスが決めた3発は、いずれも最適なプレー選択で、迷いはありませんでした。巧みなショートパスでアンカーを外し、ボックス手前からフリーで放った2本のミドルは、コースを切ろうとしたガブリエウの想像を上回る弾道だったのだと思われます。対してアーセナルのアタックは焦りが目立ち、14本のクロスのうち2本しか味方に届きませんでした。
アルテタ監督の4枚代えは妥当だったのか。前線で機能しきれなかったウーデゴーアと、2失点の元凶となってしまったズビメンディの交代は納得ですが、インカピエはあの時間が限界だったのでしょうか。エゼは持ち味を発揮できず、ベン・ホワイトは周囲と合わないシーンが多く、サカとマルティネッリを左右に配したほうが打てる形を増やせたのではないかと思いました。
プレミアリーグで3戦連続勝利なしとなったアーセナルは、気持ちを切り替えてリーズ戦に臨むだけです。2強に勝ち切ったマンチェスター・ユナイテッドは、首位と12ポイント差に詰め寄っています。ブルーノ・フェルナンデスが前線の3枚を活かす最適解に立ち戻ったチームは、今後も鮮やかな勝利を期待できそうです。2025-26シーズンの優勝争いは、混戦の気配が漂っています。
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