2026.02.02 プレミアリーグ観戦記2025-26プレミアリーグ観戦記
【MAN.UTD×Fulham】最後はブルーノからシェシュコ!3連勝のマン・ユナイテッドがヴィラに接近!
チームマネジメントという観点では、マンチェスターダービーやアーセナル戦より難しいゲームといえるでしょう。リーグの2強とのゲームは、コンセプトを明快にしてチャレンジするだけでOKでした。しかし、直近のプレミアリーグ8試合を5勝2分1敗と好調のフラムとなると、「負けられない」「先制されたらまずい」「カウンターに要注意」と考えることが増えていきます。
アーセナル戦でヒーローとなったドルグを失ったマイケル・キャリック監督は、マテウス・クーニャを左に配しています。GKラメンス、DFダロト、マグワイア、リサンドロ・マルティネス、ルーク・ショー。2センターはカゼミーロとメイヌー、2列めはアマド・ディアロ、ブルーノ・フェルナンデス、マテウス・クーニャ、最前線にエンベウモ。10人は前節と同じ顔ぶれです。
アモリムからキャリックへの変化というと、4バックへの回帰、エンベウモの9番、ブルーノの10番復帰、メイヌーの復活といったあたりが目に付きます。しかし最も大きな改革は、適材適所とともに推進した「選手間の距離の最適化」でしょう。前線と最終ラインの距離が詰まり、中盤に広大なスペースが空くシーンが減るとともに、MFが創造的な仕事をする機会が増えています。
メイヌーのパスを受けたアマドがカットインから放った5分の強烈なミドルや、ラインの裏に飛び出したエンベウモにリサンドロ・マルティネスのフィードが届いた9分の決定機は、新チームならではのチャンスクリエイトです。15分に右サイドからクエンカをかわしたマテウス・クーニャが転倒すると、PKというレフェリーのジャッジはボックスの脇からのFKに変えられました。
キッカーはブルーノ、ファーに上がった完璧なボールをヘディングで決めたのはカゼミーロ。リードしたマンチェスター・ユナイテッドは、奪われた直後の寄せが速く、スミス・ロウとチュクウェゼが仕掛けるカウンターにも冷静に対応しています。前半は1-0、ポゼッションは49%対51%、シュートは5対7。押されているようなスタッツですが、後半に期待をつなぐ45分でした。
セカンドハーフの立ち上がりからフラムの猛攻が続き、ホームチームは守護神のビッグセーブやリサンドロ・マルティネスの必死のクリアでしのいでいます。オールド・トラフォードの空気に心を動かされた最初の時間帯は、この後でした。必死に守る選手を後押しするチャントが続いた後、短いパスをつなぐ波状攻撃では厳かな拍手が鳴り響きました。
サンデル・ベルゲのパスが左から上がったラウル・ヒメネスに通ったのは83分。右足のフィニッシュは飛び出したラメンスが止めたのですが、スライディングが足にかかったマグワイアがPKを取られてしまいました。ラウル・ヒメネスのキックは、GKが絶対に触れない左上。2-1となった91分、左サイドのケヴィンがセセニョンをポストに使い、中に侵入して右足を振り抜きました。
右隅に飛んだボールがラメンスの指先を抜け、あっという間に同点。93分、右サイドでマズラウィの縦パスに反応したブルーノ・フェルナンデスは、トラップすると見せかけて流し、バランスを崩したバッシーをかわしました。高速グラウンダーは、シェシュコの足元へ。トラップした30番は、ヨアキム・アンデルセンの背後を通して右隅という最高の選択で勝負を決めました。
アモリム解任からの5試合で、シェシュコは4発、エンベウモ、マテウス・クーニャ、ドルグは2発。ブルーノ・フェルナンデスは5試合連続の6アシストと、ハムストリングを痛めて復帰したばかりとは思えません。年明け以降は最下位にしか勝っていないマン・シティとは6ポイント差で、中盤に負傷者続出のヴィラは5ポイント差。次なる目標は、久々の優勝争いへのエントリーです。
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