2026.02.12 プレミアリーグ観戦記2025-26プレミアリーグ観戦記
【MAN.CITY×Fulham】前半で3発、ハーランドOUT、後半は沈黙…マン・シティは今後どうなる?
ユルゲン・クロップ監督と選手たちは、3月上旬のマージーサイドダービーのスコアレスドローが命取りになるとは思わなかったでしょう。30勝7分1敗の97ポイントは、優勝チームの戦績です。2023-24シーズンのアーセナルも、後半戦を16勝1分2敗で駆け抜けても届きませんでした。ペップは16勝3分で、最後の9試合はすべて2点差以上の快勝でした。
2025-26シーズンのマンチェスター・シティは、優勝候補の筆頭ではありません。開幕からの3試合を1勝2敗とつまずき、序盤戦はハーランド依存症と評されています。年明けからの1ヵ月は1勝3分1敗と停滞し、アーセナルに独走を許すかと思われていました。あちらもリヴァプール戦以降、3試合連続勝利なしと足踏みしたため、何とか6ポイント差で踏み止まっています。
24節のスパーズ戦は、2‐0から追いつかれて痛恨のドロー。前節のリヴァプール戦は、74分にショボスライのスーパーFKを喰らう厳しい展開でした。しかし84分のクロスをハーランドがラインの裏に送り、ベルナルド・シウヴァがスライディングで押し込んで同点。91分には、アリソンの無謀なチャレンジで得たPKをハーランドが決め、アルテタの独走を阻止しました。
今季のプレミアリーグをマン・シティが制したら、リヴァプール戦はターニングポイントとして語り継がれるでしょう。昨夜のフラム戦は、いかにも彼ららしい快勝でした。序盤から厳しいプレスをかけ、敵陣で奪ったボールを前線につなぎ、7分からの3分間でハーランド、ニコ・オライリー、フォーデン、ロドリ、フォーデンと5連打を浴びせています。
8分のフォーデンの強烈な左足ボレーは、ヨアキム・アンデルセンに当たって外に逸れていきましたが、まっすぐいっていれば決まっていたかもしれません。短いパスをテンポよくつなぐビルドアップから、縦のボールを合図にスピードアップするアタックは、フラムの守備陣を振り回し続けています。14分にミドルをふかしたニコ・オライリーは、22分にも打ち上げてしまいました。
先制したのは24分。ロドリのサイドチェンジを受けたマテウス・ヌネスがクロスを上げると、ハーランドとヨアキム・アンデルセンの競り合いの裏にいたサンデル・ベルゲがうまくクリアできませんでした。ゴール前に落ちたボールに詰めたのは、セメンヨ。右足を伸ばして押し込んだウインガーは、移籍してからの公式戦8試合で5ゴール2アシストと絶好調です。
追加点は30分、自陣右サイドを上がったマテウス・ヌネスからハーランド、ニコ・オライリーと逆サイドにつながり、カウンターが発動しました。左からカットインしたセメンヨは無理に打たず、対峙したテテの裏にラストパス。ボックス左に迷わずスプリントしたニコ・オライリーが、飛び出したレノの上を抜けるおしゃれなシュートでネットを揺らしました。
3点めは39分、ハーフライン付近でこぼれ球をさらったアイ・ヌーリがフォーデンに縦パスを通し、中央にいたハーランドにボールが渡りました。左に持ってバッシーの股間を開け、右隅に流し込むクレバーな一撃は、プレミアリーグ26試合で22発のゴールマシンの真骨頂です。前半は3‐0で終了。ハーランドのパス成功は5本で、1ゴール1アシストのセメンヨはたったの3本です。
フラムが惜しかったのは42分の速攻で、ハリー・ウィルソンの縦パスでドンナルンマと1対1になったラウル・ヒメネスが、左から上がったスミス・ロウにうまく合わせていれば、希望をもって後半に入れたでしょう。セーフティリードを得るとスローダウンするのが「マン・シティあるある」で、セカンドハーフのシュート数は1対9という極端な数字でした。
3-0で快勝したマン・シティは、いつもより遅めの連勝モードに突入するのでしょうか。ハーフタイムにマルムシュにポジションを譲ったハーランドは、大事を取ったのか、プレイできる状態ではなかったのか。次節のニューカッスル戦は、マン・シティの今後を占ううえで、重要な一戦となりそうです。その前に本日、ブレントフォードVSアーセナルですね。
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