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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Brentford×Arsenal】セットピースとカウンターに苦しめられたアーセナル、安堵のドロー!

エベレチ・エゼはトップ下でしょうか。プレミアリーグ26節、ブレントフォードVSアーセナル。アルテタ監督は、サカとウーデゴーアをベンチに置いています。サリバは病欠、カイ・ハヴェルツは筋肉を傷めてリタイア。最終ラインはティンバー、モスケラ、ガブリエウ、インカピエで、ズビメンディとデクランライスがセンターに並ぶようです。

右サイドはノニ・マドゥエケ、左はトロサールで、最前線はギョケレス。フラムに3-0で快勝したマンチェスター・シティが3ポイント差に迫っており、アウェイといえどもポイントを落とすわけにはいきません。キックオフからしばらくは、ブレントフォードのポゼッション。エゼはギョケレスの右に入ってプレスをかけています。

ガブリエウのミスパスで、CKを与えたのは3分。中央に上がったボールをラヤがキャッチし、なかったことにしました。7分に右から突破を図ったワッタラは、2人をかわして出したラストパスがイゴーリ・チアゴに合わず。10分のデクラン・ライスのCKは、ファーのガブリエウにぴったりでしたが、ポストの前にいたセップ・ファン・デル・ベルフが冷静にクリアしています。

トロサールとノニ・マドゥエケにボールが出てから、次がないアーセナル。22分のカヨデのロングスローは、競り合いからラヤがキャッチしたのですが、デクラン・ライスへのスローをイェンセンにカットされてピンチとなりました。的確なクロスがイゴーリ・チアゴの頭に届き、フリーのヘッダーがゴールの右へ。素晴らしい反応を見せたラヤがビッグセーブで責任を取りました。

デクラン・ライスがノニ・マドゥエケにつないだ30分のカウンターは、右にまわったギョケレスへのパスが短く、14番の窮屈なクロスをカットされてしまいました。43分、イゴーリ・チアゴの縦のフィードでズビメンディの裏に抜けたのはワッタラ。ボックスから飛び出したラヤが先に触り、チャンスは潰えました。前半は0-0、シュートは3対1。アーセナルはローテンションです。

アルテタ監督は、何もできなかったエゼを諦め、後半のピッチにウーデゴーアを送り出しています。ノニ・マドゥエケのクロスがファーのズビメンディに通ったのは48分。ギョケレスが折り返しをヒールで落とすと、トロサールのシュートは紅白のストライプの壁に阻まれました。アーセナルのサイドアタックは単調で、ブレントフォードの守備が崩される気配はありません。

ルイス・ポッターが左から仕掛けた52分のチャンスは、ワッタラの落としを受けたイゴーリ・チアゴの一撃をガブリエウがブロックしています。58分に左に出たデクラン・ライスがニアに折り返すと、トロサールがスルーし、ウーデゴーアのダイレクトショットはクロスバー越え。ここまでゴールの匂いが感じられなかったアーセナルは、61分にワンチャンスを活かしました

クリアをカットしたインカピエのクロスが中央に入ると、ノニ・マドゥエケのヘッドはケレハーの指先を越えてゴールの左へ。0-1となって反撃に転じたブレントフォードは、ロングスローとCKでゴール前にカオスを生み出そうとしますが、64分のCKをフリーで叩いたルイス・ポッターのヘッドは右に外れてしまいました。

67分、敵陣でヤネルトから奪ったウーデゴーアがボックスの右に入り、中央のデクラン・ライスにパスを通すと、左のギョケレスに出したボールは必死に戻ったカヨデがクリア。直後、左から単独でゴール前に斬り込んだイゴーリ・チアゴは、右足のフィニッシュをラヤに止められました。69分に右からカットインしたカヨデのシュートは、ガブリエウが頭でクリアしています。

70分、ノニ・マドゥエケに代わってブカヨ・サカ。直後、カヨデが左から入れたロングスローをファン・デル・ベルフが頭でファーに送ると、ルイス・ポッターのダイビングヘッドがネットに突き刺さりました。81分、トロサールとインカピエが下がり、マルティネッリとカラフィオーリ。ブレントフォードのセットピースは、相変わらず脅威です。

ヤネルトのロングフィードが、イゴーリ・チアゴにつながったのは87分。抜かれかけたモスケラは、必死に追ってシュートをスライディングでストップしました。追加タイムは5分。93分にギョケレスのスルーパスでラインの裏に抜けたティンバーは、フリーのマルティネッリにラストパスを通しますが、飛び出したケレハーがシュートを左手に当ててピンチを脱しました。

スリリングな攻め合いは、両者ともに決め手を欠き、1-1のドロー。ゴールシーンとマルティネッリのフィニッシュしかオンターゲットがなかったアーセナルは、負けなかったことを喜ぶしかありません。ギョケレスはノーチャンスで、サカもボールをもらえず、ウーデゴーアはチャンスクリエイトもクロス成功もゼロで終わっています。

最大の問題はビルドアップで、外に追い出そうとするプレスに苦しみ、最終盤は敵陣に入るのも難しくなっていました。中盤の2人は守備に忙殺され、エネルギーを失ってしまったのかもしれません。サカとマルティネッリが前を向いてプレイできる状況を作らせなかったブレントフォードの組織力をほめるべき一戦でもあります。

ストロングヘッダーがいたら、勝ち切れたのか。ウーデゴーアとエゼは、変われるのか。2ポイントをロストし、2位のマンチェスター・シティとの差は4ポイント。スパーズ&ブルーズとのロンドンダービーの連戦は、落とせない試合となりました。順位テーブルの頂点を明け渡すわけにはいかないアルテタ監督が、停滞しがちな攻撃陣をどう動かすのかに注目です。


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