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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Bournemouth×MAN.UTD】アマドはなぜ…10人になったマン・ユナイテッド、モヤモヤのドロー!

プレミアリーグ30節のアストン・ヴィラ戦で快勝し、4位に3ポイント差をつけたマンチェスター・ユナイテッドは、ボーンマス戦の後は23日間の長期休暇となります。リーズ戦は、リサンドロ・マルティネスが戻ってくるでしょう。年が明けるまでは願望でしかなかったCL出場権の奪還は、明確なゴールに変わっています。

まずは今夜のボーンマス戦を、勝利で終えなければなりません。アンドニ・イラオラ監督は、マンチェスター・ユナイテッド戦は無敗で、オールド・トラフォードでは2勝1分と猛威を振るっています。厳しいプレスと鋭利なカウンターに対して、追い込まれたMFやDFがミスを犯せば、数秒後にはバイタリティ・スタジアムに歓喜の声が響き渡るでしょう。

キャリック監督の11人は、前節のヴィラとのホームゲームと同じ顔ぶれです。GKラメンス、DFダロト、レニー・ヨロ、マグワイア、ルーク・ショー。2センターはカゼミーロとメイヌー、2列めはアマド・ディアロ、ブルーノ・フェルナンデス、マテウス・クーニャ、最前線にエンベウモ。開始1分にCKを得たのはボーンマスです。

ニアにいたエヴァニウソンのボレーはうまく当たらず、その後はマン・ユナイテッドのポゼッション。3分の左からのクロスが逆サイドに流れると、ダロトのパスをニアで受けたアマド・ディアロが切り返しでトリュフェをかわし、右足を振り抜きました。GKペドロヴィッチが弾いたボールをカゼミーロは押し込めず、ホームチームのカウンターが発動します。

右から上がったハイアンにスルーパスが通ると、左隅を狙ったシュートがエヴァニウソンの足元を横切っていきました。11分に左から仕掛けたマテウス・クーニャがニアを狙うと、ペドロヴィッチが右に飛んでセーブ。15分、エンベウモとワンツーを交わしたブルーノ・フェルナンデスのミドルも、来ると読んでいたGKが冷静にキャッチしています。

アマド・ディアロのパスが、外からオーバーラップしたダロトに通ったのは17分。ニアに入ったグラウンダーに走り込んだブルーノのシュートは、タヴァーニアがブロックしました。20分のCKをペトロヴィッチがパンチでクリアすると、マグワイアのボレーもマテウス・クーニャのコントロールショットも、最終ラインに跳ね返されました。

22分のハイアンの左足ミドルは、ラメンスがセーブ。25分には、ブルーノの縦パスから左サイドのマテウス・クーニャがクロスを上げ、アマドが打てる態勢になりました。右足に持ち替えたフィニッシュは、コースに入ったトリュフェにヒットしてCK。サイドからのボールの精度とカウンターのクオリティが、勝負を分けるポイントとなりそうです。

34分、クロスをカットしたアマドが中央のブルーノに預けると、左でボールをもらったマテウス・クーニャのラストパスがフリーで上がったアマドに入りました。GKと1対1かと腰が浮いた瞬間、痛恨のタッチミス。1分後、アマドの縦パスでボックスに入ったダロトがファーに浮かすと、キャプテンの決定的なボレーは、ペトロヴィッチが足に当てるビッグセーブでしのいでいます。

40分に右から狙ったタヴァーニアのFKは、ニアと読んでいたラメンスがキャッチ。前半は両者ともアグレッシブに攻めていたのですが、0-0のままで終わりました。キックオフから間もない46分、左サイドからのパスをタヴァーニアが後ろに落とすと、クリスティのダイレクトショットはクロスバー越え。マンチェスター・ユナイテッドは、前線へのボールがつながりません。

50分のロングスローに競り勝ったのはセネシ。ゴール前に浮いたボールをアドリと争ったラメンスは、必死のパンチでクリアしました。左サイドを執拗に攻めるボーンマスに対して、アウェイチームの守備陣はシュートコースを切って対応しています。59分に左から仕掛けたマテウス・クーニャは、2人を一気に抜いてボックスに入ったところで転倒しました。

後ろからシャツをつかんだアレックス・ヒメネスは、PKを取られても仕方がありません。キッカーはもちろん、ブルーノ・フェルナンデス。GKの動き出しを見極め、逆を突いて左に流し込みました。67分にブルーノの浮き球で右からボックスに入ったアマドは、トリュフェに腕をつかまれて倒れるも、今度は笛は鳴りませんでした。

ここからボーンマスが逆襲に転じ、トリュフェのパスをボックス手前でもらったクリスティが、コントロールショットを右隅に収めました。2-0かとテンションが上がった1分後に1-1。アウェイサポーターにとっては、ストレスが溜まる展開です。エンベウモが下がってシェシュコが入ったのは71分。直後のCKがセネシの頭をかすめ、ヒルに当たったボールが枠に飛び込みました

オウンゴールで再度リードしたマン・ユナイテッドは、自陣に引いてボーンマスのアタックをさばいています。76分のアレックス・スコットのミドルは、クロスバーにヒット。事件が起こったのは、78分でした。タヴァーニアの縦パスがイーライ・ジュニア・クルーピに入り、ラストパスでラインの裏に出たエヴァニウソンは、マグワイアに抱えられてピッチに倒れ込みました。

ジャッジはPKとレッドカード。左隅に決めたイーライ・ジュニア・クルーピは、今季プレミアリーグで9発めです。キャリック監督はマテウス・クーニャとカゼミーロを下げ、ウガルテとエイデン・ヘヴンを投入。10人のチームは押され続けており、ゴールに迫るシーンなきまま、90分をまわりました。追加タイムは9分です。

94分に左からのクロスを受けたエヴァニウソンは、ヘディングが浮いてしまい、冴えない表情を浮かべています。96分、アマド・ディアロに代わって9試合ぶりのメイソン・マウント。97分のブルーノの強烈なミドルは、アレックス・スコットが頭でブロック。後半のシュートは11対3で、最後まで耐える展開となったマン・ユナイテッドは何とか1ポイントをキープしました。

スチュワート・アトウェルをロッカールームに呼び出したくなる一戦でしたが、騒いでも覆らないのがこの世界の慣わしです。「PKとオウンゴールのみだった試合を負けずに終えた」と、前向きに考えるしかありません。キャプテンがPKを決めてから、アマドの転倒がスルーされるまでの攻撃的な時間を継続できなかったのが、最大の反省でしょう。

今日のエンベウモは、もっと早くシェシュコに代えてもよかったと思います。前半の決定機を逃したアマドとPKをゲットしたマテウス・クーニャは、アレックス・ヒメネスとトリュフェとのマッチアップを制していました。後方からダイレクトに彼らに出すシーンを増やせれば、時間を遣って攻略するより決定機を創れたでしょう。その際に中央にいてほしいのは、シェシュコです。

ドローは悔しい結果ではあるものの、ブライトンVSリヴァプールとエヴァートンVSチェルシー、アストン・ヴィラVSウェストハムが、すべて上位が勝つとは思えません。マグワイアのサスペンンデッドは痛いですが、リサンドロ・マルティネスやエイデン・ヘヴンにカバーしてもらって、リーズとチェルシーに勝ち切れればと思います。いやー、あれはPKでしょう。こっちがPKなら。


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