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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【West Ham×Wolves】ハマーズが4発圧勝で、スパーズはついに降格ゾーンに転落!

暫定とはいえ、スパーズがついに降格ゾーンの18位に転落しました。フライデーナイトのホームゲームで、ウェストハムがウルヴスに4-0で圧勝。開始2分のベルガルデのグラウンダーを、ブエノの前でクリアしたカイル・ウォーカー=ピータースと、42分のボーウェンのクロスを頭で叩き込んだマヴロパノスは、ナーバスだったチームを救った立役者といえるでしょう。

ロングスローからのアームストロングのヘッドを、左に反応してキャッチしたハーマンセンも、クリーンシートの勝利に欠かせない存在でした。前半を1-0で終えたハマーズは、後半も引き気味で、寄せが速いウルヴスのサイドアタックに苦しめられました。53分にはアンヘル・ゴメスのFKがポストにヒット。クリアを追ってチャチュアから奪ったのは、サマーヴィルでした。

2対0になったカウンターで、なぜカステジャノスにパスを出さなかったのか。ボックスを飛び出したジョゼ・サの頭上を狙ったループシュートは、左に切れていきました。さらに1分後、右からカットインしたボーウェンのコントロールショットは、ファーポストを直撃。ウルヴスの希望を打ち砕く待望の追加点が決まったのは、66分です。

マテウス・マネからボールを奪取したサマーヴィルがカステジャノスに預けると、ドリブルで中央を進んだストライカーは、右にいたパブロとワンツーをかわしてボックスに侵入しました。右足のつま先に当たったラストタッチは、狙い通りではなかったはずですが、ジョゼ・サはタイミングを外され、ボールはネットに届きました。

この1発でウルヴスは切れてしまい、2分後にジョアン・ゴメスが自陣でロスト。3対4のカウンターが発動し、中に斬り込んだボーウェンがカステジャノスにラストパスを通すと、ダフり気味だった右足のシュートが左のポストの内側を叩きました。最後のゴールは83分。右からのCKがニアにいたブエノの背中に当たり、マヴロパノスがバイシクルでネットに突き刺しました。

ハーマンセンがゴールマウスに復帰した2月以降は、プレミアリーグ8試合で3勝3分2敗。前月まで21試合連続失点だったチームは、4つのクリーンシートを記録しています。冬にラツィオから獲得したカステジャノスは4ゴールを決めており、ジル・ヴィセンテにいたパブロも前線に定着。この調子をキープできれば、リーズとノッティンガム・フォレストをかわせそうです。

一方、レッドライトが点滅しているスパーズは、日曜日のサンダーランド戦で敗れれば、どこからどう見ても下から3番めになります。今季プレミアリーグの後半戦は4分8敗と勝利なし。最後のクリーンシートはニューイヤーズデーのブレントフォード戦で、イゴール・トゥドールが率いた公式戦7試合は20失点と守備が崩壊してしまいました。

金曜日に開催された初めてのプレスカンファレンスで、記者たちの質問に応じたロベルト・ゼ・デルビは、「残り7試合では、シンプルな原則しか伝えられない。複雑な戦術のディテールまで指導する時間はない」といっています。2022-23シーズンのブライトンでは、就任してからの最初の5試合は2分3敗。今回もスロースタートとなると、順位を上げられずに終わってしまうでしょう。

7戦で1勝は、おそらくアウト。2勝すれば、ひとつ上にいけるかもしれません。2年前なら笑われる条件ですが、13試合連続で勝利がないチームにとってはリアルな目標です。イゴール・トゥドールをはさまず、トーマス・フランクからまっすぐつないでいれば、スイッチングコストはさほどかからなかったはずですが…!(ロベルト・デ・ゼルビ 写真著作者/Olga Shcherbytska)


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