偏愛的プレミアリーグ見聞録

スウォンジーが、オランダ・エールディビィジの得点王獲得間近！以前から「プレミアリーグが最高。ぜひあそこでプレイしたい」と語っていたフィテッセのコートジボアール人FW、24歳のウィルフリード・ボニーです。「チャンピオンズリーグに出場したい」とも語っていたボニーですが、所属のフィテッセはリーグ終盤の4試合で1勝3敗と失速し、チャンピオンズリーグ出場権獲得に失敗。ヨーロッパリーグにまわったため、希望していたプレミアリーグで同じヨーロッパリーグ出場権を持っているスウォンジーなら納得でしょう。ここでチャンピオンズリーグまでよくばると、ファン・ペルシ、F.トーレス、（イグアイン、カバーニ？）など錚々たる顔ぶれが揃うトップクラブのFWとレギュラー争いをしないといけなくなります。ここは「急がばまわれ」で、中堅クラブで実績を出し、次のステップで上位クラブへの移籍を実現させればいいのではないでしょうか。

スウォンジーは、クラブ創設100周年の昨季、ウェールズのクラブとして初めてリーグカップを制し、来季はいよいよヨーロッパで戦うことになります。ゲーム数が増えるため、補強が必要で、フィニッシュを9番のミチュに依存していた状況が変われば、これは上位クラブにとっても手ごわいチームになりそうです。イギリスの「スカイスポーツ」によると、既にチーム間合意に至ったとのことで、移籍金は1200万ユーロというお話です。おお、テベスとほぼ同額。スウォンジー、がんばりますね。ラウドルップ監督が推進する美しいパスサッカーのフィニッシャーとしてはうってつけの人材でしょう。プレミアリーグ9位とはいえ、11勝13分け14敗と負け越しに終わった昨季から、どこまでジャンプアップできるでしょうか。このクラブは要注意です。