落ちるのはリヴァプール?アーセナル?…「スカイスポーツ」の評論家たちが果敢にTOP4予想!
「チェルシーはどこかでつまずくが、それでもチャンピオンになれるだろう」と語るのは、サウサンプトン一筋で16年の選手生活を終えた「Saint Matt」、ル・ティシェ氏です。2位マンチェスター・シティ、3位トッテナムとした伝説のアタッカーは、4位にはマンチェスター・ユナイテッドを指名しています。10月末からの15試合を8勝7分と無敗で走るモウリーニョ監督のチームについて、「ファン・マタとヘンリク・ムヒタリアンがズラタン・イブラヒモヴィッチをサポートしてゴールを奪うことによってステップアップし、勝てるようになった」と評価。圏外としたリヴァプールは「ファイナルサードでのアイデアを使い果たした」、アーセナルについては「48時間前にプレイしていたホームのワトフォード戦で負けたとき、何かが間違っているサインがあり、チェルシー戦では彼らと同じリーグにいなかった」と、独特の表現で立て直しの必要を説いています。
「すごくタフだね。アーセナルもマンチェスター・ユナイテッドも簡単に2位、3位に上がってこられるのだから」と混戦の上位争いに興奮気味なのは、リヴァプールの主将として黄金時代を築き上げ、チャンピオンズカップを制したフィル・トンプソン。チェルシー、マンチェスター・シティ、トッテナムまでは元セインツのアタッカーと同じながら、4位は古巣レッズとしています。
「リヴァプールは戻ってくる。彼らはいい走りとポジショニングで、みんなを興奮させていた。ボックスのまわりでポゼッションを取る方法を学ばなければいけないね。ユルゲン・クロップは、中央にフィルミーノ、右にマネ、コウチーニョが左でエムレ・ジャンのところにワイナルドゥムというシーズンが始まった頃の彼のベストチームに戻らなければならない」。リヴァプール・マンだからといわれると、そのとおりなのだが…といいながら、プレミアリーグ前半戦で最強といわれたチームのTOP4キープを主張しています。
アーセナルで最初にプレイを見たときはエキサイトしたのですが…と、往年のストライカー、チャーリー・ニコラスについて語り出すと歳がバレてしまいます。上位3つは先の2人と同じ。4位については、「アーセナルはタイトルレースから外れているけど、最後はTOP4といういつもどおりの展開に見えるね」と、こちらも古巣推しです。
「チェルシーは明らかに適切なフォーム。新しいスーパースター、ガブリエウ・ジェズスのマンチェスター・シティは、後ろが気になるね。彼はアグエロに取って代わるのか?今はゴールを決めてるけど」「スパーズは4位に残ると思う。彼らの上でフィニッシュすることにこだわるアーセナルファンは好きじゃない。ライバルの上で終わりたかったら、2位にならないと」「リヴァプールは退屈になってしまい、最終ラインも不充分。マンチェスター・ユナイテッドが適切な材料を持っていると確信できてない」。5位と6位は足りないパーツがあるのではないかと指摘しながら、最後にこう付け加えています。「 If I’m being honest with myself then Arsenal are in real danger.(自分に正直になれば、アーセナルはとても危険だといわざるをえない)」。
トリを飾るポール・マーソンは、アーセナルでウインガーとして10年活躍し、423試合99ゴールという数字を残した名選手ですが、チェルシー、トッテナム、マン・シティの次はマンチェスター・ユナイテッドです。TOP4以外に15勝1分と取りこぼしなし、シックスポインターを2つしか残していないチェルシーは当確。2番手に挙げたトッテナムは、ソン・フンミンとフィンセント・ヤンセンが代役を務められないハリー・ケインの長期離脱だけが心配。攻撃時のミスで多くを取り逃してしまったとはいえ、3位はマンチェスター・シティとしています。4位のチームに関しては、「私は、ムヒタリアンを最初に見たときから素晴らしい選手だといっていた」。毎週、予想に苦労している方らしく、最後はこんな言葉で締めています。
「来週も私に聞いてみるといい。リヴァプールがトッテナムを倒し、ボーンマス相手にマンチェスター・シティがポイントを落として、アーセナルがハルを4-0でつぶしたら、まったく別の風景になる。今、当てろといわれても難しいよ」
…おっしゃるとおりです。何せ、2位と6位は勝ち点5差ですので、どう転んでもおかしくないと思います。予想、評価、査定というものは、直近の結果や状況が重視される傾向があり、独走チェルシー、最近のプレミアリーグ9試合を7勝2分の絶好調トッテナム、ガブリエウ・ジェズスが眩しいマンチェスター・シティが上位に推されるのはわかります。しかし、「今後の伸びしろ」という別な観点で見ると、エルネニー、カソルラの復帰とウェルベックのコンディション向上が見込めるアーセナルや、選手層が厚くてマルシアルとルーク・ショーに上昇余地があるマンチェスター・ユナイテッドが高ポイント。ガブリエウ・ジェズス効果と眠れるコンパニ覚醒間近のマンチェスター・シティ、フェルトンゲン抜きでも堅守キープのスパーズが続き、リヴァプールとチェルシーはほとんどなし。欧州の日程がないアドバンテージはありつつも、新人の台頭やプラスアルファの戦術がなければ、キーマンの負傷などで一気に崩れるリスクがあります。
とはいえ、1位チェルシーを外す勇気はないですね。2位と3位は「伸びしろがある赤」、ペップは4位死守で初年度は及第点というのが、私の「現状の見立て」であります。ユナイテッド・マンといわれればそのとおりでありまして、応援しているクラブが4位に入らず、ご不満な方は、来週も私に聞いてみるといいかもしれません…。
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更新ご苦労様です。
この手の予想は面白く嫌いでは無いのですが、レッズファンの私は今チームを慮ると何ともネガティヴに捉えてしまう今日この頃です(苦笑)
気持ちは3位フィニッシュです。
スパーズはローズまで離脱してしまいメンバーのやり繰りは火の車です笑
ここにELが来週から組み込まれるとターンオーバーもおぼつかず、層の薄さを露呈してしまいそうです。唯一ラッキーなのは、アーセナル、ユナイテッドとの6ポインターが4月末以降にあること。この時にはフェルトンゲンもローズもラメラもフィットしているはずなので、現状はこれ以上負傷者が出ない事を祈るだけです。2~6位のどこでもフィニッシュする可能性がありますね
更新お疲れ様です。
以前からスパーズ関連の記事を中心にたまにコメントさせて頂いていたのですが、私と全く同じ名前でコメントされている人がいる事に最近気づきまして、、とりあえず名前を小文字から大文字に変えさせて頂きました(笑)
やはり順位予想の記事は楽しいですね。おっしゃるようにこの手の記事は最近の事情が反映されやすいので、その後どう変化したのかを定期的に記事にして頂けるとより面白いかなと思いました。
私は残りのトップ6同士の対戦カードに着目して、マンチェスター勢を残すのみのチェルシーが圧倒的に有利で、チェルシー戦+アウェイでシティ・ガナ・スパを残しているユナイテッド、例年追い込みをかける最終盤のカードが厳しいアーセナル、現在の不調時期に厳しい相手が続くリヴァプールが苦戦すると考えてます。
と言うことで予想は青、水色、白、赤、赤、赤となります。
本当は白を2位にしたいのですが、ちょっと弱気になってしまうのはスパーズサポの性ですかね(笑)
毎日ここのサイトの更新を楽しみに見ているブルーズファンです!
今シーズンは本当に上位陣が接戦で、予想が難しいですよね!
そんな中で我がチェルシーは安定した順位にいて安心して楽しめるんですが(笑)
最近の試合を観ているとリバプールとアーセナルは何かしらの変化をつけないとTOP4が危ないように見えるんですが・・・
チェルシーファンとしては今季を楽しみながらも、コンテが語るようにまだまだわからないとも思ってます。負傷離脱やちょっとした掛け違いが命取りになりかねません。天国と地獄ほどの差がある昨季の凋落の後遺症かもしれませんが、それだけ厳しく面白いリーグですよね。
コメント名についてご配慮いただきありがとうございます。今まで気付かずにすいませんでした。以後norとしておきます。
Macki さん>
その下にいるのがわれわれですので(笑)。同じく気持ちは3位フィニッシュです。
ホタさん>
負傷者がいても負けないですからね。レッズ戦、楽しみにしてます。
NORIさん>
評論家のみなさんも、上位対決の消化と予測も入れたうえでやっているんでしょうね。スケジュールを見ると、絶望的な気分になります。
セブンスターさん>
アーセナルは選手層の厚さと、復帰する負傷者というポジティブ要素があるのですが、レッズは今のメンバーで立て直さないといけないのでより大変そうですね。
norさん>
アスピリクエタ、マルコス・アロンソ、カンテ、ジエゴ・コスタが抜けると歯車が狂うかもしれませんね。メディカルが優秀なので、アクシデントがなければそのまま走りそうですが。