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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

プレミアリーグのTOP4争いを3連単で予想してみました!3位と10位が6ポイント差の激戦の結末は…?

2試合連続のノーゴールで5ポイントを失ったアーセナルは、1試合消化が多いリヴァプールに13ポイント差となってしまいました。「BBC」のニック・マシター記者の見出しは「優勝の望みがさらに薄れる」と控えめですが、「テレグラフ」のジョン・パーシー記者は辛辣です。「葬儀屋に電話しろ」という表現は、アルテタ監督の「死んでも諦めない」を受けたのでしょう。

サカ、マルティネッリ、カイ・ハヴェルツ、ジェズスを欠いたチームは、マンチェスター・ユナイテッド戦とチェルシー戦を落とせば、一気にTOP4争いに呑み込まれそうです。3位のノッティンガム・フォレストから10位ヴィラまで、6ポイントに収まっている激戦に上からひとつ加われば、ジャーナリストたちの予想の難易度は格段に上がるでしょう。

CL出場権を巡るバトルがいかに厳しいかは、プレミアリーグの直近5試合の戦績を見るとよくわかります。無敗はリヴァプールとエヴァートン、1敗はアーセナルとブレントフォードのみで、3位以下のセカンドグループに好調といえるチームがありません。チェルシー、ニューカッスル、ボーンマスは3敗と停滞しており、フォレストとヴィラは1勝です。

2位から4位を3連単で1点買いするとなれば、まだ余裕があるアーセナルを頭にするのが妥当でしょう。23失点しか許していないリーグNo.1の堅守は健在。サカとマルティネッリが戻ってくれば、ミケル・メリノやカラフィオーリを前線に置かなくても、ゴールに迫れるでしょう。3位の本命は、マンチェスター・シティ。昨季の覇者という理由ではなく、残り試合が有利だからです。

サウサンプトン、ウルヴス、レスターと17位以下を3つ残しており、ビッグ6はマンチェスターダービーのみ。チャンピオンズリーグで敗れたため、プレミアリーグとFAカップに集中できるのも好材料です。アカンジとジョン・ストーンズが抜けた最終ラインは、徐々にフィットしてきたフサノフが落ち着かせてくれるのではないでしょうか。

さて、最大の難関は4位です。守備の綻びが目立つようになってきたノッティンガム・フォレストがリードを活かすのか、セインツ戦で復調の兆しが見えたチェルシーがまくるのか。ニューカッスルとフラムは負傷者が少なく、パウ・トーレス、アマドゥ・オナナ、ブバカル・カマラといった要所のキーマンが戻ってくるアストン・ヴィラも侮れない存在です。

いろいろ迷いつつ、結局選んだのはアンドニ・イラオラのボーンマス。タヴァーニア、エヴァニウソン、アラウージョら負傷が癒えた主力が続々と合流しており、ようやく好調の選手を優先できるようになっています。あまり知られていないのですが、33失点はリヴァプールとアーセナルに次いで少なく、ここまでのホーム13試合のうち11試合は1失点以下です。

残り試合を見ると、イプスウィッチとサウサンプトンとのホームゲームは3ポイントを稼げそうで、これから当たるノースロンドンとマンチェスターの4チームには前半戦で勝っています。直近のウルヴス戦とブライトン戦の連敗は懸念材料ですが、離脱していた前線のキーマンが機能するようになれば、得点力は向上するでしょう。

最初に目を引いたのは、冬に獲得したアセンシオ、ラシュフォード、ディサシ、ドニエル・マレンが楽しみなヴィラだったのですが、残り10試合のうち6つがアウェイで、ホームが難敵ばかりなのが気になりました。穴党としては、ボーンマスなら馬券的にもおいしそう…いや、オンラインカジノはやってませんので、ツッコミはなしでお願いいたします。


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