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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

プレミアリーグのクラブが契約満了で退団する選手を発表!主力が大量に離脱するのは…?

トレント・アレクサンダー=アーノルド、ケヴィン・デブライネ、クリスティアン・エリクセン、ジョルジーニョ…。来季もプレミアリーグで戦う17クラブと、プレーオフを待たずに昇格を決めたリーズ、バーンリーが退団する選手を発表しました。ボーンマスのリストには、移籍金5000万ポンドでレアル・マドリードに向かうディーン・ハイセンの名前もあります。

「スカイスポーツ」の一覧には、契約満了となる選手が全員載っているわけではありません。アーセナルのトーマス・パーティー、ブライトンのタリク・ランプティ、ニューカッスルのカラム・ウィルソン、スパーズのベン・デイヴィス、ウルヴスのセメド、フラムのテテとケアニーは、契約が切れるぎりぎりまで延長交渉が行われると見られています。

既にエリクセンが退団を表明しているマンチェスター・ユナイテッドは、リンデロフ、ジョニー・エヴァンス、ヒートンも手離すでしょう。スパーズのレギロンはポステコグルー監督の構想に入っておらず、37歳のフレイザー・フォースターはチャンピオンシップでプレイすることになるかもしれません。

39歳になったジェームズ・ミルナーはハムストリングを痛めて戦線離脱中ですが、ヒュルツェラー監督は残ってほしいといっているそうです。新シーズンは、若手を指導する立場でクラブに貢献する可能性があるということでしょうか。主力がごっそり抜けるのは、グレアム・ポッターを招聘したウェストハムと、デヴィッド・モイーズが復帰したエヴァートンです。

1月にロペテギの後を継いだポッター監督は、プレミアリーグで4勝6分8敗と苦しみ、前任者の14位からポジションをひとつ下げてしまいました。契約が切れるのは、ダニー・イングス、ツォウファル、マイケル・アントニオ、ファビアンスキ、クレスウェル、ズマといった面々で、クドゥスとルーカス・パケタを失う可能性もあります。

ロペテギの頃より安定感が増した守備陣は、アレオラ、ワン=ビサカ、キルマン、マヴロパノス、エメルソン・パルミエリが残れば戦えるでしょう。問題は前線と中盤で、ボーウェンとソーチェクしか決められない現状は、数人の補強で解決できるとは思えません。年末から何度も報じられたドレッシングルームの分裂も、来季のスカッドを決めるうえで考慮する必要があります。

ボーウェンと若手以外のFWとMFを全員見直す可能性すらあるハマーズに対して、エヴァートンも負けず劣らず大変な夏になりそうです。もうすぐお別れは10人で、カルヴァート=ルーウィン、ドゥクレ、マイケル・キーン、グイェ、アシュリー・ヤング、コールマン、ベゴヴィッチ、ホルゲー​​ト、モペイ、ヴィルジニア。ドゥクレをはじめ4人は既に、退団が発表されています。

就任以来のプレミアリーグで7勝7分4敗のモイーズ監督は、20試合で15ゴールだった貧攻を、18試合で26ゴールに改善しました。ベトは後半戦だけで7ゴールで、エンディアイエも6ゴールをゲットしています。彼らに加えて、タルコフスキー、マクニール、ピックフォード、マンガラ、ジェームズ・ガーナーら主軸をどこまで残せるかが、来季のポジションを左右しそうです。

ブラムリー・ムーア・ドックの新スタジアムは、ネーミングライツによってシブい名前になりました。契約したのはグローバルな法律事務所で、「ヒル・ディキンソン・スタジアム」だそうです。「弘中惇一郎球場」といったニュアンスでしょうか。新たなスタートの年に降格するわけにはいかないクラブは、コストパフォーマンスのいい新戦力の目利きが求められています。

今年はクラブワールドカップが開催されるため、マーケットのスケジュールがイレギュラーになっており、6月1日から10日までは新戦力を登録できるようになっています。アレクサンダー=アーノルドを手離したリヴァプールや、ジョルジーニョが退団濃厚のアーセナルは、最初のニューフェイスを発表しそうです。ズビメンディ、フリンポン、あるいはヴィルツも…?


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