2026.01.03 チームの話題(全体・他クラブ)
最前線と守護神は即決!プレミアリーグ2025-26シーズン・前半戦の偏愛的ベストイレブン!
今季のプレミアリーグの3強について、象徴的な数字を挙げてみましょう。「アーセナルは先制した13試合は全勝で、わずか5失点」「マン・シティはハーランドが決めた12試合は10勝1分1敗、ノーゴールの7試合は3勝1分3敗」「アストン・ヴィラは直近の14試合は12勝2敗で、逆転勝利が6回」。堅守、攻撃力、多彩な戦術と、それぞれが持ち味を発揮したシーズンになっています。
さて、今回は、前半戦のベスト11を選んでみました。プレミアリーグについて書き始めてから14年めに突入するのですが、未だに11人で収められたことがなく、「次点」「裏版」などといいながら20人以上を並べてしまいます。最初に、はっきりさせておきましょう。今年も1チームで終わらせることができず、どうしても名前を残したいセカンドチームを作成しています。
近年のベスト11は、前線から紹介するのがベターでしょう。「さて、最後のひとりは?」などともったいぶってストライカーの名前を挙げると、「何で引っ張った?」と総ツッコミを喰らいそうです。アーリング・ハーランドはプレミアリーグ19試合19ゴール、チャンピオンズリーグは6試合6ゴールと通常運転。異論・反論がある方は…いないようなので、次にいきましょう。
2列めの3人は、ボーンマスのアントワーヌ・セメンヨ、マンチェスター・シティのラヤン・シェルキ、アストン・ヴィラのモーガン・ロジャース。左右のウイングで同じようにプレイできるセメンヨは、快足を活かしてカウンターのキーマンとなり、18試合9ゴール3アシスト。ドリブルのスピードと強烈なシュートに加えて、鋭いロングスローも脅威です。
太腿の負傷で序盤の5試合をスキップしたシェルキは、復帰してから意外性のあるラストパスでフィニッシャーを動かせるようになり、7アシストでランキングのTOPに立っています。22歳の新たなプレーメイカーがトップ下や右サイドにいれば、エティハドのシティズンは、ケヴィン・デブライネを思い出さずに済むでしょう。
左サイドのモーガン・ロジャースは、ヴィラの初勝利となった6節のフラム戦以降、14試合7ゴール3アシスト。スパーズ戦の同点ゴールやマンチェスター・ユナイテッド戦の2発など、大事なゲームでゴールを重ねており、快進撃の立役者といえるでしょう。エメリ監督が意図的にミドルシュートを増やしているのは、精度が高いアタッカーがいるからです。
中盤センターは、デクラン・ライスとブルーノ・フェルナンデス。アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドは、セットピースから11ゴールを決めており、彼らが繰り出す左からのインスイングのボールはやっかいです。アンカーとインサイドをこなすデクラン・ライスは、90分あたりのパス成功本数が58.7本で、ニコ・ゴンザレスとエリオット・アンダーソンに次ぐ3位です。
豊富な運動量と巧みにパスコースを切るポジショニングは、最終ラインの負担を確実に減らしており、ズビメンディとの連携がはまるとゴール前で脅威となるシーンが急増します。ビッグチャンスクリエイト9回は、シェルキに次ぐリーグ2位。自陣から一気にゴールに迫るドリブルも武器のひとつで、アルテタ戦術に欠かせないパーツとなっています。
マンチェスター・ユナイテッドのキャプテンは、チームの復活に不可欠な存在でした。17試合5ゴール7アシストで、シェルキと並ぶアシストランキングTOP。チャンスクリエイト51回は、2位のジェレミー・ドクを15も上回るぶっちぎりのNo.1です。彼がゴールかアシストを記録すると5勝2分と無敗で、ゴールに絡まなかった11試合は3勝3分5敗です。
左右のフルバックは、クリスタル・パレスの右サイドで3ゴール2アシストのダニエル・ムニョスと、異次元のパフォーマンスを披露し続けているカラフィオーリ。14節終了時点で5位だったイーグルスは、ムニョスが膝の負傷でリタイアとなってから、1勝1分3敗で10位に転落してしまいました。復帰予定は22節のサンダーランド戦で、それまでの3試合は厳しい戦いとなるでしょう。
カラフィオーリは偽SBか、マジSBか、あるいはMFかウインガーか。中盤でビルドアップに絡んだ後、逆サイドからシュートを放ち、自陣左に下がってパスをインターセプトしたかと思えば、カウンターからゴール前に飛び出してきます。どこで何をするかわからない変態SBについて確実にいえるのは、「カラバオカップのクリスタル・パレス戦はCBだった」ということぐらいです。
センターバックは、ビルドアップとセットピースの貢献度が異常に高いガブリエウと、サンダーランドの守備力を高めたムキエレ。ガブリエウとサリバは、今や欧州最強のコンビといっていいでしょう。レジス・ル・ブリのサンダーランドは恐ろしいチームで、10試合以上先発の10人のうち、7人が夏に獲得した新戦力です。プレミアリーグ仕様に大改造したのに、序盤から勝ち続けるとは…!
19試合で18失点は、アルテタとペップに続く堅陣です。素晴らしい守備に敬意を表して、No.1の守護神はロビン・ルーフスとしましょう。セーブ率78.6%は1位、セーブ数65は2位。フツーのGKなら失点していた可能性が高いシュートのうち、阻止した回数を示す「Goals Prevented」は3.7で、ピックフォードやロベルト・サンチェスを大きく引き離すTOPです。
以上、プレミアリーグ2025-26シーズンの前半戦の「偏愛的ベスト11」を紹介しました。いざ並べてみると、「サンダーランドは中盤も入れたい」「チェルシーのSBを落とすのはしのびない」「アーセナルの後方は2枚じゃ足りない」などと考え、ストレスが溜まります。次回の「ベスト11・裏版」で、称えたい選手をひと通り出せればと思います。ぜひ、ご一読ください。
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