逆転勝ち急増のマン・ユナイテッドはまだ足りない!リードされた試合で最も強いクラブは…!?
13ポイントを挙げているアーセナルやエヴァートンを抜き去ったクラブについて、「BBC」はこうコメントしています。「ジョゼ・モウリーニョは、トップフライトのカムバックキング(=ビハインドから勝ち点ゲット王?)を主張できない」。何かと、上には上がいるものです。マン・ユナイテッドを3ポイント引き離してトップに立っているのは、エディ・ハウのボーンマス。直近のプレミアリーグ33節でも、本拠地バイタリティでクリスタル・パレスにリードされながら、89分にジョシュア・キングが同点ゴールを決めて2-2のドローに持ち込んでいます。勝ち点38で11位につけている小さなクラブは、半分近い18ポイントを劣勢のゲームで手に入れており、これをすべて落としていれば最下位です。
ちなみに、リードしていた試合で落とした勝ち点が最も多いのは、順位テーブルのいちばん下に沈んでいるWBAで、失った26ポイントをキープできていれば8位にジャンプアップします。今季プレミアリーグの前半戦で、選手の走行距離が1位だったボーンマスは粘りのサッカーで勝ち点を拾いまくり、2位につけていたWBAは勝ち切れないまま、チャンピオンシップ行きが確実視されています。同じ「走るサッカー」でも、結果は好対照。一見、11位と20位は大きな差に感じられますが、中身を見ると紙一重です。
ボーンマスのしぶとさを、最後まで落ちない運動量だけに求めるのは難しそうですが、注目すべき数字が2つあります。オフサイド40回はスウォンジーの次に少なく、ロングボール1989本はプレミアリーグ16位。後者のランキングを見ると、14位以下はトッテナム、リヴァプール、ボーンマス、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、アーセナル、マンチェスター・シティの並びとなっており、エディ・ハウのパスサッカーは中小クラブのなかでは異彩を放っています。
ラインズマンの旗が上がるのを覚悟して、最終ラインの裏に飛び出すカウンターは得意ではありませんが、短いパスをつなぎながらサイドを崩してゴールを陥れるサッカーは、リードした相手が引いてくる終盤戦に威力を発揮します。今季プレミアリーグで、89分以降に決めたゴールは何と7発!このうち5つまでが試合の結果を変える一撃でした。31節のWBA戦は、ジェイ・ロドリゲスに先制された後、残り15分を切ってからジョーダン・アイブが同点ゴールをゲットし、スタニスラスの鮮やかなFKは89分。昨季は9位と10位だったクラブの明暗を象徴するような一戦でした。
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僕はパーフェクトマッチも複数点差をひっくり返して勝つ試合も両方みたいでー すwww