躍進レスター!未だ負けなしのブレンダン・ロジャースと選手たちはどこまで行ける⁉
3節のシェフィールド・ユナイテッド戦は、ハーヴィー・バーンズのゴールで1-2と勝ち越し、今季プレミアリーグ初勝利。ボーンマスとのホームゲームは、エースのヴァーディーの2発とティーレマンスのゴールによって3-1で快勝しています。カラバオカップ2回戦のニューカッスル戦もPK戦を制しており、未だ負けなし。2015-16シーズンに奇跡の優勝を遂げたチームの躍進について、「BBC Sports」のデジタルジャーナリスト、シャムーン・ハーフェズ記者がレポートしています。
「How far can Brendan Rodgers’ team go this season?(今シーズン、ブレンダン・ロジャースのチームはどこまで行ける?)」と題された記事は、前任者のクロード・ピュエル時代からの変化と、レスターの上位進出の可能性について言及しています。最も変わったのは、球際の激しさとボールを支配しようとする意識が高まっていること。クラブのレジェンドであるマット・エリオットさんは、トレーニングのメソッドが違いを生み出していると語っています。
「ブレンダンは、トレーニングにおいて(ピュエルよりも)はるかに具体的であり、試合形式のプラクティスと連携すべき場面について、数多くの反復練習を行っている。フィールドでパフォーマンスをチェックするとき、選手たちのスムーズな動き、素早さ、連動性を求め、プレスと1対1の勝利によってボールを支配することを望んでいる」
ハーフェズさんとエリオットさんの主張にエビデンスを添えるなら、「開幕からの4試合すべてでパス本数が相手を上回っている」というデータが適切でしょう。マグワイアが抜けた穴は、1年前にフライブルクからやってきた23歳のチャグラル・ソユンチュがカバー。エンディディ、チョードリー、デマライ・グレイ、ジェームズ・マディソン、ティーレマンス、ハーヴィー・バーンズとU-23を揃えた中盤は、ビッグ6が相手でも臆せず厳しいプレスをかけ続けるものと思われます。
リヴァプール、マンチェスター・シティ、トッテナムをTOP3とするハーフェズさんは、「アザールがいなくなったチェルシーは、ランパードも選手も若くTOP4奪取に苦労する」「アーセナルは守備が脆弱」「マンチェスター・ユナイテッドは勝てる試合を再三落としており、ELではカザフスタンのカスタナへの6000マイルの往復と、好戦的なパルチザン・ベオグラードという悪夢の遠征が待ち構えている」とビッグ6の不安を指摘。ウルヴスは7月25日からELを戦っており、レスターに上位進出の可能性は充分にあるとしています。プレミアリーグの次節はマンチェスター・ユナイテッド、さらに6節はトッテナム。ロジャース監督のチームのレベルと成長を確認するには格好の相手です。
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更新ご苦労様です。ロジャースはチームが勝てなくなった時に、フォーメーションをあれこれいじらなければELストレートインの位置は狙えると思ってます。