1月MVPは何とサンダーランドのアダム・ジョンソン!最優秀監督はペジェグリーニ監督で文句なし!
アダム・ジョンソンと聞いて、「ああ、あの選手ね」とすぐに思い浮かぶ方はなかなかの通ですね。主に左サイドを持ち場とするレフティのウインガーで、現在26歳。2004年に入団したミドルスブラでの活躍が目に留まって、2010年にマンチェスター・シティに移籍。ここでも2年連続公式戦7ゴールを挙げるなど、チームに貢献していたものの、2012年夏に出場機会を求めてサンダーランドへ。この間にイングランド代表にも召集されて2ゴールを挙げるなど、実力派のチャンスメーカーです。今季は22試合出場と、もちろんサンダーランドの中心選手なのですが、12月までの4ヵ月半でたったの2ゴールだったのに、1月のプレミアリーグ4試合で何と5ゴールを決めています。
1月14日、クレイブン・コテージに乗り込んだアウェイのフラム戦でハットトリック!翌週のサウサンプトン戦ではドローに持ち込む同点ゴール。さらに、マンチェスター・ユナイテッドを下してキャピタルワンカップ決勝進出を果たした直後のストーク戦で、この試合両チーム唯一のゴールをゲット。プレミアリーグとカップ戦を合わせると4勝1分け1敗、プレミアリーグでは最下位から14位まで順位を上げたサンダーランドを引っ張ったのは、間違いなく彼でした。サンダーランドの得点数2位が、スティーブン・フレッチャーとボリーニの3ゴールであることを考えれば、アダム・ジョンソンが奪ったチームトップの7ゴールは素晴らしいですね。これはもう、手放しでリスペクトです。
そして、最優秀監督のペジェグリーニさんですが、1月はプレミアリーグ4戦4勝。得点15・失点5と、圧倒的な攻撃力を見せつけつつ、その副作用ともいえる失点の多さ、守備の脆さもまた露呈するという、彼ららしい1ヵ月でした。1月でいえば、プレミアリーグもさることながら、カップ戦の猛威も見逃せません。FAカップでは、正月明けの3回戦はブラックバーンに1-1のドローと低調なスタートながらも、折り返しのエティハドで5-0圧勝。4回戦は、ワトフォードに2点先行されながらも、後半の4発で逆転勝利。キャピタルワンカップ準決勝のウエストハム戦は、2試合通算9-0と、あわよくばを狙ったイーストロンドンの伏兵を問題にせず。まとめると、8戦7勝1分け、得点34・失点8。1試合平均4ゴール以上とは怖ろしい…。そういえば、一時はプレミアリーグでも首位に立ちましたね。先日チェルシーに負けて、再びアーセナルにその座は返したものの、依然として優勝候補の最右翼という評価です。こちらもまた、素晴らしいという言葉しかありません。
というわけで、レッズ、ガナーズ、チェルシーサポーターのみなさん。2月のMVP、特に最優秀監督は、お互いに奪回したいものですね。今月のプレミアリーグ、合言葉は「ストップ・ザ・マンシティ」ということで、彼らにはバルセロナ戦だけがんばっていただきましょう。そろそろ、観たいな…マンチェスター・ユナイテッドのいいところ。(写真著作者/Roger Goraczniak)
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更新お疲れさまです
監督は予想通りでしたがアダム・ジョンソンがそんなに活躍してたとは知りませんでした…
ウエストハム戦勝っていれば1月は全勝でユナイテッド戦の失点1のみだったのでモウリーニョが選ばれてたかもと思うとちょっと悔しいですね(^^;
なにはともあれペジェグリーニさんとアダム・ジョンソンはおめでとうございます
チェルシーさん>
そうなんです。アダム・ジョンソンとサンダーランドは、かなりがんばってたんです。ウエストハム戦を勝っていれば、モウリーニョだったでしょうね。