FAカップ、プレミアリーグ勢は5回戦を突破できず!本日はマン・シティ登場
アーセナルの敗退に続き、エヴァートンもドロー。再試合となり、プレミアリーグの2クラブは、この5回戦を突破できませんでした。
アーセナルは、火曜日のチャンピオンズリーグをにらんで右SBにコクラン、センターMFにディアビ、トップ下ロシツキ、サイドにチェンバレンとジェルビーニョという布陣で臨みました。先週のマンチェスター・ユナイテッドも日曜日のエヴァートン戦、水曜日のチャンピオンズリーグにリオとビディッチ、キャリックを連続スタメン起用しなかった(キャリックはエヴァートン戦は途中出場)ので、ウォルコットやカソルラ、ウィルシャー、ポドルスキを温存するという意図はよくわかります。ロシツキの試合勘やコクランのサイドバックへの慣れなど、気になることはあるものの充分勝てるメンバーでしょう。しかしこれが、まさかのスコアレス。ジェルビーニョがGKと1対1を外し、ロシツキがミドルをバーに当てるなど、終始主導権を握りながら決められないという彼らの負けパターンに見事にはまってしまいました。試合展開に業を煮やしたヴェンゲルが、70分過ぎにウォルコット、カソルラ、ウィルシャーの3枚を同時投入した直後の失点というきつい負け方。点を獲れずにチャンピオンズシップ(2部相当)8位のチームにホームで敗退、しかも主力を完全に休ませられなかったということが、メンタル面も含め火曜日の一戦に尾を引かなければと願うばかりです。
エヴァートンは、アウェイとはいえ相手はリーグ1(3部相当)のオールダム。こちらはマンチェスター・ユナイテッド戦に出られなかったディスタンが復帰し、ガチンコメンバーです。先制され、逆転したにも関わらず追加タイムに追いつかれるという徒労感が積もるドロー。こちらは日程的には週1試合ペースでゆとりはあるものの、アーセナル戦やマン・シティ戦が待つ3月を前にミッドウィークに試合を増やすのは避けたかったことでしょう。次戦はホームなので、今日のようなことはないと思われますが、このスタメンで勝てなかったとなると、こちらも疲労だけじゃない影響がありそうですね…。
本日はマンチェスター・シティ、明日はマンチェスター・ユナイテッドが戦いますが、両方ホームとはいえ、甘くみないほうがよさそうです。特にマン・シティは古豪リーズとの一戦。伝統のFAカップは、下部リーグ所属クラブのモチベーションが極めて高い大会。またもや何かが起こるのか?引き続き注目です。
—–
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
Dag nabbit good stuff you whippersnappers!