チェルシー、マン・シティ、ウィガン揃って4得点快勝!
土曜日は、ホームチームが1試合も勝てず、プレミアリーグ上位のクラブが勝てないという不思議な1日でしたが、昨日は打って変わって平穏な日。4回戦再試合、チェルシーが4-0でブレントフォードを下し、5回戦を戦ったマンチェスター・シティも同じく4-0でリーズを沈黙させ、アウェイでハダースフィールドを1-4と圧倒したウィガンとともに8強進出を決めました。
(ジョン・テリー/著作者:Ilya Khokhlov フランク・ランパード/著作者:Aleksandr Mysyakin for Soccer.ru)
チェルシーの得点は、毎度おなじみのマタ、ランパード、オスカル(最近はホントにこの3人しか獲ってないですね)、そしてテリーの久々のヘッドです。先制点が54分と時間がかかりましたが、1点奪うと後はまさにケチャップのようにドバドバと加点。危なげないゲームだったといってよいでしょう。しかし、彼らの問題はこの後のスケジュールです。21日EL/VSスパルタ・プラハ、24日プレミアリーグ/VSマンチェスター・シティ、27日FAカップ/VSミドルスブラ、3月2日プレミアリーグ/VSウエスト・ブロムウィッチと、中3日で1試合、中2日で3試合戦うという殺人的なスケジュールが始まります。後ろからトッテナム、アーセナルの足音が聞こえてきたプレミアリーグは負けられない、得意のFAカップはほしい、ELも…と全部獲りにいくと、結局プレミアにしわ寄せがいきそう。しかしベニテス監督は「プレミアリーグのトップ4優先」と明言しています。やはり、メンバーを落としてきそうなミドルスブラとのアウェイ戦、ジャイアントキリングの香りがしますね…。
マンチェスター・シティは開始15分で試合を決めたといってもいいでしょう。この日はさしずめアグエロ・ショー。4分にヤヤ・トゥレが先制した後は、アグエロがすべての得点に絡みます。14分に自ら得たPKを沈めて2-0、52分にはテベスへのクロスでアシスト、ダメ押しは74分に抜け出して決めたゴール。リーズはなすすべなく、大会を去ることになりました。
ウィガンも前半に2点を獲って、終始試合を優位に進めました。この試合に抜擢された若手、マクマナマンが口火を切ると、チームのトップ・スコアラーであるコネが2ゴール。ハダースフィールドの反撃を1点に抑え、ベスト8に進出しています。
さて、FAカップ6回戦、注目のドローです。何と、両者勝ち進めばマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーがここで激突します。マン・シティは4強確実でしょう。そろそろ優勝チームの輪郭がおぼろげながら見えてきます。次ラウンドもまた、楽しみです。
■FAカップ6回戦 ドロー
Oldham Athletic or Everton VS Wigan Athletic
Manchester City VS Barnsley
Manchester United or Reading VS Middlesbrough or Chelsea
Millwall VS Blackburn Rovers
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