2026.04.01 トッテナムの話題
5年の長期契約、降格なら解除OK!残留をめざすスパーズがロベルト・ゼ・デルビの就任を発表!
降格の危機に陥っているトッテナム・ホットスパーが、今季3人めとなる監督の招聘を発表しました。ロベルト・デ・ゼルビといわれると、三笘薫を思い出すという人もいるでしょう。2022-23シーズンにグレアム・ポッターの後を継いでブライトンの指揮を執り、ヨーロッパリーグの出場権を獲得。スパーズのヨハン・ランゲSDは、「夏の最大のターゲットだった」といっています。
2023-24シーズンの欧州チャレンジをラウンド16で終えた後、ブライトンと袂を分かつことになったのは、「安く仕入れて高く売る」ビジネスモデルに徹する小さなクラブに野心を感じなかったからです。チームに残るのかと問われ、「モチベーションを得られなければ、留まることはできない」と答えたデ・ゼルビは、補強に関する考え方が折り合わなかったと報じられました。
マルセイユの監督に就任したのは、ブライトンとの契約が満了となった翌日。最初のシーズンをリーグアンの2位で終えると、2年めは主力選手との確執が表面化し、2月のパリ戦を5-0で落とした直後に辞任が発表されました。スパーズがトーマス・フランクを解任したのは、デ・ゼルビがフリーになった3日後で、もう少し引っ張っていたら直接つなげたのかもしれません。
「BBC」の記者たちは、「デ・ゼルビの契約は5年」「チャンピオンシップに降格したときは、契約解除条項がある」と伝えています。スパーズが降格となっても、自らの意志でエスケープできる契約は、プレミアリーグでトップクラスのサラリーだそうです。退路を確保した46歳の指揮官が残留を勝ち取ったら、ブライトンが呑まなかった戦力強化を要求するでしょう。
目下の最大の懸念は、大反対といっていたサポーターの存在です。マルセイユが獲得したメイソン・グリーンウッドについて、「彼の人生で起こったことに胸が痛む。私が知る人物は、イギリスで描かれた人物像とは大きく異なるからだ」と語ったことが、「不必要で軽率な発言。多くのサポーターを深く傷つけ、男性による暴力の被害者を不安にさせた」と非難されています。
事の是非は別な場で語られるとしても、経営ボードと新指揮官は、トッテナム・ホットスパー・サポーターズ・トラストの抗議を放置するわけにはいかないでしょう。話がこじれれば、サポートのボイコットや契約解除といった最悪の事態を招く可能性があります。サンダーランド戦までの10日間のタスクリストは、早くも真っ黒になっているようです。
スパーズもデ・ゼルビも、チームが残留を決めた後、フラットな状態で契約したかったはずです。火中の栗を拾う仕事は、彼らの関係を壊してしまうかもしれません。ブライトンとマルセイユで時間をかけて導入した繊細な戦術を持ち込むのか、立て直しバージョンのシンプルな戦い方で7試合をしのぐのか。スタジアム・オブ・ライトの初陣は、もちろん必勝です。
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