売上は46%、利益は85%UP!トッテナムが2016-17シーズンの決算数字を発表!
マッチデイ収入、スポンサー収入などそれぞれの科目ごとに、前年と比較してみましょう。プレミアリーグにおけるマッチデイ収入は前年の2200万ポンドから1900万ポンド(約28億5000万円)に減少。62000人収容の新スタジアム建設に伴うホワイト・ハート・レーンの北東コーナー解体がその理由です。これ以外は軒並み伸びており、スポンサーシップは前期の4880万ポンドから5470万ポンド(約82億円/12%UP)、マーチャンダイジングによる収益は1200万ポンドから1400万ポンド(約21億円)に増加しています。
伸び率No.1は、チャンピオンズリーグ関連です。昨季はグループステージで敗退となり、年明けはヨーロッパリーグにまわったものの、マッチデイ収益と賞金の総額は2015-16シーズンの1870万ポンドから4460万ポンド(約67億円)と240%UP!国内カップも240万ポンドから500万ポンドと倍増しており、チームの好成績が収益に大きく反映されているのがよくわかります。
これらの数字をまとめると、営業利益は1億1700万ポンド(約176億円)。2016年6月期の6330万ポンドから85%も伸びており、新スタジアム建設を含むノーザンバーランド開発プロジェクトに投資した3億1500万ポンド(約473億円)は、さほど時間をかけずに回収できそうです。
「新しいスタジアムとトレーニングセンターのプロジェクトが進行中で、ファイナンスもヒューマン・リソースも素晴らしいレベルで進化を遂げている。クラブを預かる者として、成長をマネジメントしながら将来の安定を確保しなければならない」(ダニエル・レヴィ会長)
先日のチェルシー戦の勝利でチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく近づいたクラブは、CLの決勝トーナメント&FAカップ4強進出などによって、来期もさらに売上を伸ばすものと思われます。6万2000人を呑み込むスタジアムは、既にシーズンチケットのウェイテイングリストを抱えており、地元に1200人の雇用をもたらしているとのこと。スパーズの決算を報じた「BBC」のサイモン・ストーン記者は、「トッテナムは、ポチェッティーノ監督が夏にクラブを離れることを許したくないだろう。ハリー・ケインやデル・アリもそこに含まれる。ダニー・ローズとアルデルヴァイレルトはどうなるかわからないが…」とコメント。数字を見ると、レヴィ会長の経営手腕と指揮官の貢献度の高さをあらためて感じます。
高く美しい屋根とLEDビデオスクリーンを備えた新しいスタジアムで、プレミアリーグやチャンピオンズリーグを戦うトッテナムを早く観たいですね。もちろんあの監督と、今いる素晴らしい選手たちが戦う姿を。
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さすがレビィ会長といったところでしょうか。
選手の成長とともにクラブの成長を実感できることはサポーター冥利に尽きます。
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ローズとトビーがいなくなってもポチェとレヴィ会長が何とかしてくれると思えるのは幸せですね。
最近ご近所の青いとこと赤いとこがゴタゴタしてるだけに余計に……笑
やっぱ、ユダヤ人は金作ることに関しては長けてますね
17-18はもっと売上ヤバそうですよね
8万人以上収容のウェンブリーホームでチケット売上もそうですしCLも決勝Tまで行きましたし
後足りないのはタイトルですね
ポチェとレヴィのコンビには長期政権を期待せざるおえないです。レヴィに関しては前々から経営だけなら右に出るオーナーはいないと思ってましたし。
私個人ファーガソンもヴェンゲルも大嫌いですが、一方で尊敬してるからこそだとも思ってます。どこか夢見てるのかもしれません。
ポチェとレヴィにはまだまだ夢を見させてほしいと思いますので、去年がよかっただけで終わらないでほしいです。