2021.06.23 移籍ニュース2021-22移籍ニュース
次なるファン・ダイク&ルベン・ディアスを探せ! 夏のマーケットはCB争奪戦に注目!
2018年のニューイヤーズデイ。プレミアリーグの潮流を変えたターニングポイントとして、記憶されるべき1日なのではないでしょうか。ユルゲン・クロップとマイケル・エドワーズが、最高のカードを手に入れた日。たったひとりのCBが世界を変えると証明したクラブが、栄光に向かって走り始めた日。ヴィルジル・ファン・ダイクの素晴らしさを短い文章で表現したければ、次の1行で充分でしょう。
プレミアリーグ95試合72勝15分8敗、失点78。
2018-19シーズンはリーグ最少の22失点。たった1敗で走り抜け、チャンピオンズリーグを制したリヴァプールの最終ラインを研究したディレクターたちは、ワールドクラスのCBに7000万ポンドを投じても元が取れると確信したのではないかと思われます。
2019年8月5日、マンチェスター・ユナイテッドがDFの史上最高額となる8000万ポンドでハリー・マグワイアを獲得。6年という長期の契約を結んだハードマーカーは、昨季プレミアリーグ35節のアストン・ヴィラ戦の78分に負傷退場するまで72試合連続フルタイム出場という記録を継続し、脆かった守備を支えました。
スールシャールの初めてのフルシーズンは怒涛の追い込みで3位、ブルーノ・フェルナンデスが獅子奮迅の活躍を見せた昨季は2位フィニッシュ。攻守の軸が定まったチームは、優勝をめざせるポジションにジャンプアップしました。リヴァプールにプレミアリーグ初制覇を許したペップは、2020年9月27日にルベン・ディアスを獲得。6200万ポンドにアドオン330万ポンドと報じられたCBは、ジョン・ストーンズとのコンビで32失点の堅守を構築し、トロフィーの奪還に成功しました。
プレミアリーグ95試合72勝15分8敗、失点78。
2018-19シーズンはリーグ最少の22失点。たった1敗で走り抜け、チャンピオンズリーグを制したリヴァプールの最終ラインを研究したディレクターたちは、ワールドクラスのCBに7000万ポンドを投じても元が取れると確信したのではないかと思われます。
2019年8月5日、マンチェスター・ユナイテッドがDFの史上最高額となる8000万ポンドでハリー・マグワイアを獲得。6年という長期の契約を結んだハードマーカーは、昨季プレミアリーグ35節のアストン・ヴィラ戦の78分に負傷退場するまで72試合連続フルタイム出場という記録を継続し、脆かった守備を支えました。
スールシャールの初めてのフルシーズンは怒涛の追い込みで3位、ブルーノ・フェルナンデスが獅子奮迅の活躍を見せた昨季は2位フィニッシュ。攻守の軸が定まったチームは、優勝をめざせるポジションにジャンプアップしました。リヴァプールにプレミアリーグ初制覇を許したペップは、2020年9月27日にルベン・ディアスを獲得。6200万ポンドにアドオン330万ポンドと報じられたCBは、ジョン・ストーンズとのコンビで32失点の堅守を構築し、トロフィーの奪還に成功しました。
マンチェスター・シティと同じタイミングで、チェルシーはチアゴ・シウヴァを獲得。2019年にダヴィド・ルイスを引き入れたアーセナルは、その後の2年でウィリアム・サリバ、パブロ・マリ、ガブリエウ・マガリャンイスと3人のCBを加えています。世界一のCBによって最強の座を手に入れたリヴァプールは、CBの負傷続出に泣いて3位に転落。オフシーズンに入ると、ライプツィヒのイブラヒマ・コナテを3500万ポンドでゲットし、中央の守備を強化しています。
この夏も、クオリティの高いCBの獲得がトレンドとなりそうです。
ラファエル・ヴァランを放出する用意があるといわれたレアル・マドリードに、5000万ポンドのオファーを提示したマンチェスター・ユナイテッドは、8000万ポンドという法外な主張を受け、すかさずセカンドチョイスにもコンタクト。「マンチェスター・イブニングニュース」は、ビジャレアルのパウ・トーレスには5160万ポンドのバイアウト条項があると伝えていますが、ヴァランの値段を下げられなければ、こちらを全力で獲りにいくでしょう。
マグワイアだけでは足りない。相棒を強化したい。CBを5人抱えるミケル・アルテタとエドゥも、スールシャールと同じ思いでブライトンのベン・ホワイトを注視しているのだと思います。チェルシーのターゲットは、スピードを武器とするニクラス・ジューレか。バイエルンの長身CBは、契約期間が残り1年となっており、交渉余地は充分にあると伝えられています。
インターナショナルクラスの即戦力が動くとすれば、ユーロ2020が終わった後でしょう。3年半前に、ひとりのオランダ人が火を着けたプレミアリーグのCB獲得競争に注目しましょう。ヴァラン、パウ・トーレス…心情的には、子どもの頃からマンチェスター・ユナイテッドファンだったといわれるヴァランですね。
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