2021.07.09 移籍ニュース2021-22移籍ニュース
CL、EL、世界を制した実り多き季節を終えて…オリヴィエ・ジルーはミラン移籍間近!
「Chelsea close to agreeing deal to sell Olivier Giroud to AC Milan」。オリヴィエ・ジルーが、9年を過ごしたプレミアリーグを離れようとしています。「スカイスポーツ」によると、チェルシーがACミランから受け取る移籍金は200万ユーロ(172万ポンド)。イタリアでメディカルチェックを終えた後、間もなく契約はまとまり、両クラブより発表される見通しです。
2012年の夏に入団したアーセナルではエース待遇。2018年1月にチェルシーに移籍してからは、欧州のスペシャリスト。プレミアリーグ255試合90ゴール28アシストという数字を残し、ゴール数ではデニス・ベルカンプ、エデン・アザール、フェルナンド・トーレス、クリスティアーノ・ロナウドを上回る歴代41位に着けています。
キャリアハイは、アーセナル時代の2015-16シーズンでしょう。レスターに次ぐ2位でフィニッシュしたあの年は、19アシストを記録したメスト・エジルとともに輝いた1年でした。最大のハイライトは、CLグループステージのバイエルン戦。連敗スタートの後でドイツ王者とぶつかるという崖っぷちに追い込まれたガナーズは、カソルラのFKを頭で押し込んだ77分の先制ゴールによって生還しました。
最終節のオリンピアコス戦ではハットトリックを達成し、チームはぎりぎりでノックアウトラウンド進出。プレミアリーグでも、最終節のアストン・ヴィラ戦で初めてのハットトリックを決めています。公式戦53試合24ゴール。モンペリエ時代の25にひとつ及ばなかったものの、レスター、マンチェスター・シティ、リヴァプールのゴールを陥れたこの年こそが、彼の全盛期といえるシーズンでしょう。
チェルシーに移籍してからは、ベンチで過ごす時間が増え、プレミアリーグでは75試合17ゴールと不遇ながらもCLとELで26試合17ゴール。2018-19シーズンのヨーロッパリーグは、14試合11ゴール5アシストという大活躍でチームの優勝に貢献し、チャンピオンズリーグ2020-21シーズンのセヴィージャ戦では1試合4発の離れ業をやってのけました。
在籍3年半で、FAカップと2つの欧州のトロフィーを獲得。プレミアリーグ制覇は果たせなかったものの、2018年にはロシアでワールドカップを掲げており(全試合出場でノーゴール!)、彼にとってのウェストロンドンは実り多き季節だったといえるのではないでしょうか。
2020-21シーズンで契約満了となったジルーは、フリーエージェントでミランに加わると目されていたのですが、チェルシーが1年のオプションを行使したため、わずかながら移籍金が発生しました。年俸400万ユーロ(344万ポンド、約5億2000万円)の2年契約、1年の延長オプション付き。34歳のベテランにとっては、極上の待遇です。
所属したすべてのクラブでタイトル獲得に貢献したストライカーが、最後のビッグタイトルから10年も沈黙しているミランに歓喜をもたらすことを期待したいと思います。明るく送り出しましょう。プレミアリーグ、いや、世界でもトップクラスのポストプレーヤーを。
2012年の夏に入団したアーセナルではエース待遇。2018年1月にチェルシーに移籍してからは、欧州のスペシャリスト。プレミアリーグ255試合90ゴール28アシストという数字を残し、ゴール数ではデニス・ベルカンプ、エデン・アザール、フェルナンド・トーレス、クリスティアーノ・ロナウドを上回る歴代41位に着けています。
キャリアハイは、アーセナル時代の2015-16シーズンでしょう。レスターに次ぐ2位でフィニッシュしたあの年は、19アシストを記録したメスト・エジルとともに輝いた1年でした。最大のハイライトは、CLグループステージのバイエルン戦。連敗スタートの後でドイツ王者とぶつかるという崖っぷちに追い込まれたガナーズは、カソルラのFKを頭で押し込んだ77分の先制ゴールによって生還しました。
最終節のオリンピアコス戦ではハットトリックを達成し、チームはぎりぎりでノックアウトラウンド進出。プレミアリーグでも、最終節のアストン・ヴィラ戦で初めてのハットトリックを決めています。公式戦53試合24ゴール。モンペリエ時代の25にひとつ及ばなかったものの、レスター、マンチェスター・シティ、リヴァプールのゴールを陥れたこの年こそが、彼の全盛期といえるシーズンでしょう。
チェルシーに移籍してからは、ベンチで過ごす時間が増え、プレミアリーグでは75試合17ゴールと不遇ながらもCLとELで26試合17ゴール。2018-19シーズンのヨーロッパリーグは、14試合11ゴール5アシストという大活躍でチームの優勝に貢献し、チャンピオンズリーグ2020-21シーズンのセヴィージャ戦では1試合4発の離れ業をやってのけました。
在籍3年半で、FAカップと2つの欧州のトロフィーを獲得。プレミアリーグ制覇は果たせなかったものの、2018年にはロシアでワールドカップを掲げており(全試合出場でノーゴール!)、彼にとってのウェストロンドンは実り多き季節だったといえるのではないでしょうか。
2020-21シーズンで契約満了となったジルーは、フリーエージェントでミランに加わると目されていたのですが、チェルシーが1年のオプションを行使したため、わずかながら移籍金が発生しました。年俸400万ユーロ(344万ポンド、約5億2000万円)の2年契約、1年の延長オプション付き。34歳のベテランにとっては、極上の待遇です。
所属したすべてのクラブでタイトル獲得に貢献したストライカーが、最後のビッグタイトルから10年も沈黙しているミランに歓喜をもたらすことを期待したいと思います。明るく送り出しましょう。プレミアリーグ、いや、世界でもトップクラスのポストプレーヤーを。
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