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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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個人合意間近、移籍金の交渉へ…ラヴァエル・ヴァランはバカンスを終えたらマンチェスターに直行!?

Manchester United close to agreeing personal terms with Raphael Varane(マンチェスター・ユナイテッド、ラファエル・ヴァランとの個人合意間近)」。地元メディア「マンチェスター・イブニングニュース」が、プレミアリーグの王座奪還をめざすクラブがマグワイアの相棒獲得に近づいていると報じています。ユーロ2020で伏兵スイスにアップセットを許し、ひと足早くバカンスを楽しんでいるラファエル・ヴァランは、マドリードに戻らずマンチェスターに直行したがっているそうです。

レアル・マドリードとヴァランの契約は残り1年。延長交渉は不調に終わり、カルロ・アンチェロッティを招聘したクラブは、守備の軸として活躍したCBをいかにキャッシュ化するかにシフトしています。昨季プレミアリーグで2位に終わったマンチェスター・ユナイテッドにとって、CBの強化は重要なテーマ。ロス・ブランコスはヴァランとの交渉を認めており、7月に入ってからは条件を詰める作業が続けられていました。

プレミアリーグのクラブにとって最悪のシナリオは、フランス代表を説得できなかったスペインの名門にダシに使われることと、高額の移籍金を吹っかけられることです。慎重に話を進め、本人との合意は目前となっていますが、この後に移籍金の支払いを巡るハードな交渉が待ち構えています。

9億ユーロを超える負債を抱えているレアル・マドリードは、当初ヴァランに対して8000万ポンド(約122億円)という高額のタグを付けていたのですが、最近になって5000万ポンドに下げたといわれています。これでも高いと考えているマンチェスター・ユナイテッドがいかに好条件を引き出すかが、次のステップの注目ポイントです。

2014年に獲得したアンヘル・ディ・マリアは5970万ポンド。2015年の夏には、ダヴィド・デ・ヘアがデッドラインデーの書類不備でディール不成立となるという事件がありましたが、エド・ウッドワードとフロレンツィーノ・ペレスは良好なリレーションを築いています。

マンチェスターのメディアだけでなく、「スカイスポーツ」「エクスプレス」「アス」なども「ポジティブなトークが行われている」「獲得に非常に近い」とレポート。ジョゼ・モウリーニョが獲得を熱望した3年前は決裂した話は、ようやくまとまるのではないでしょうか。ウイングとCBを首尾よく押さえられたら、次のターゲットは右のSBと最前線ですね。プレミアリーグ開幕まで1ヵ月。マンチェスター・ユナイテッドの補強は、いつになく順調のようです。


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